9月25日。
やる気を出すと雨になる。
午前中はTSUTAYAをぶらぶらぶら。
とにかく分別はめちゃくちゃ、企画もマンネリ、他店であまったものの寄せ集めっぽい数のかたより、この店での探し物は難儀だ。検索機を使ったことも数回ある。
まあ時間つぶしをかねての来店だから、この日はじっくりなめるように見てきた。結果、W・アレンの作品がほとんどないということだ。欧州系の人気作品(アカデミー外国賞)も少ない。
で、見つけたのが「二代目はクリスチャン」、「我に撃つ用意あり」、「ダラス・バイヤーズクラブ」、「THX1138」。の4枚。
昼食は「ラーメン」。1人前をキャベツ・もやしをてんこもりにして2人前としてケイのにぃにぃと食べた。麺に到達するまで時間がかかり、到達したときには麺は伸びきっていた。
午後は映画鑑賞。「我に撃つ用意あり」。若松孝二監督作品。不思議な感じがするアクション?映画。全共闘上がりの大人たちの同窓会はなんか「金妻」風で、主人公(原田芳雄さん)がやくざに追われるベトナム人女性をかくまったり逃げたりするのは和田誠監督「真夜中まで」に影響与えたんじゃないか思わせる。スローモーションの多様も意味不明だったり、終盤の15分で一気に片付けちゃう筋書きはリアルでなさ過ぎる。それでも確かに面白いことは面白いんだが、これは作ってる人たちの方が楽しかったんじゃないだろうか? 不思議な作品である。蟹江敬三さんがよかったな。
「二代目はクリスチャン」。つかこうへい原作脚本、井筒監督作品。はちゃめちゃでリアリズムなんてくそ食らえってな感じで、つかさん、井筒さん、角川さんの若さが爆発した、ってな感じの作品。
回転早い台詞はつかさんと井筒さんは似たところがある。ここでも蟹江さんが光ってたな。
夕食のメニューは「鶏肉のピカタ」、「ジャガイモのアンチョビー炒め」、「自家製ベーコン」、「冷やしトマト」。
これに2千円弱の価格帯のオーストラリア産シラー種赤ワイン2本の飲み比べ。どちらかおいしいワインを半分残し、さらにもう1本雑誌に載ってたワインと後日飲み比べるんである。
義母からギフト用に選んでくれというのではじめたんだが、こんな高い?ワインはディリーワインとして飲んでないんで、どちらもまずまずのもので、俺はどちらでもよかった。
が片方がコルク栓ではなかったため、没になり、そのためそのワインを飲みきることになった。
フルボディを敬遠していたというか、やはり安物にはライト、たまにミディアムがあるくらいで、とんと縁も円もなかったんである。
飲めば飲むほどうまくなっていき、もうちょっと飲みたいなと思うころになくなっちまう。俺の血もワインになっちまうかもしれない。
川島なお美さんのご冥福をお祈りします。
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