2015年8月26日水曜日

少子化沈静化?

8月25日。
一日ケイが来て片づけ。
夕食はいよいよ最後に残ったものでまかなう。「しし唐とハムの甜麺醤炒め」、「ハム・トマト・キュウリのヌクチャムサラダ」、「グリーンカレー」。

8月26日。                                                         2時半に起きて、旅行の荷物の最終チェック。向かう先の天候も気になるが、気まぐれな台風のこと、案じてどうなるわけでもない。
 3.4日分の着替えがあればそれで十分なんだが、毎日コインランドリーで時間食うのも考え物だし、微妙な日程(13泊)ではある。関東は台風の影響もあるのだろうか、冷たい空気が入り込んできている。出発の朝は肌寒い。やはりパーカー1枚は必要のようだ。

 昨日の深夜にケイのねぇねぇが3人目の子供を出産した。と、つれあいからメールが来てたが、♂?♀?不明。

 予定日ぴったりに出産。に合わせて出発をこの日にしたんだが、結局面会できずに出発となった。まあ、東京に戻って一番に会いに行くとするか。

 

2015年8月25日火曜日

お引越し

8月24日。
さあて、食料品消化の大詰めである。26日出発の4時ころまでに済ます予定であったが、ほぼその予定は達成できそうである。もう少し外食や買い食いを取り入れるともうちょっと楽できたんだが....そこは持って生まれた貧乏性が立ちふさがる。ここで節約を重ね、旅行中の酒代に当てるんである。
 朝食は「お粥(期限切れのレトルト)」、「納豆味噌汁」、「なます」、「バナナヨーグルト」、「豆乳」。

 午前中レンタカーを借り、ケイのところまでドライブ。こちらに住むための半年分の荷物を運ぶためであるがワンボックスタイプのバンで楽々詰める量の荷物だった。
 6時間借りていたが2時間で作業が終了し、用途がなかったんで返しに行ったら3時間分の計算で清算してくれた。

昼食は残り物の「グリーンカレー」。

 ケイは到着するなり荷物を片付け始め、その整理の仕方も部屋のカスタマイズ化をしながらなので、見てるこちらはなぜか落ち着かない。まあ捨てられて困るものもないから、不要でも意味なく残ってるものなどを廃棄してくれたら逆に大いに助かるわけなんだが.....。

 ケイの帰った後、夕食の制作。「トマトと厚揚げのシーズニングソース炒め」、「小松菜の味噌汁」、「キュウリの生ハム巻き」。

 食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながらTVでタイミングよろしく「四国・瀬戸内方面の鉄道の旅」とかいう番組を観た。が、朝が早すぎたせいか、途中で何度も意識を失ったんで、早々にベッドへ向かい、いつもの半分の酒量でダウン。8時ちょっと前くらいじゃなかったかな?
 久しぶりの運転で疲れたのかも。水戸街道、環七と混んでたもんなあ。

 TVで旅番組を観ることが多い。PCでも地方や海外の映像を目にすることが多い。また今回の旅行でも路線の乗り継ぎや宿、宿周辺の情報などはすべてネットで検索して決定した。
 何年も前から飛行機のチケットやパックツアーの申し込みなどでネットは使ってたが、一昨年の青春18切符の旅行以来その利用度は大幅に増加した。こうしたバーチャルに浸っている時間が長くなるほどリアルな風景に対する憧れみたいなものが強くなることも事実である。得られる画像などから想像を膨らませるのも面白い。それも旅の醍醐味。
 膝の回復からの旅行は6月の奄美があったけれど、あの時は天気が悪いこともあってレンタカーを多用したんで旅の実感が伴ってこないものだった。今回も台風が居座ってたらと思うと不安があるが、2週間という長丁場だから天候に恵まれるときもあるだろうと期待してる。

2015年8月24日月曜日

 夏を振り返る

8月23日。
午前中に近所に買い物。
バジルとしし唐だけなんだが、これがすぐ近くの2軒のスーパーに置いてないんだな。
都電の駅にして一駅歩いて行った先のスーパーでやっと揃った。ついでに忘れていた鶏肉がセールにかかっていて、こぶりのパックがあったのでそれも買った。

 昼食用の「グリーンカレー」制作。

午後は録画しておいた最後の映画を鑑賞。「月光の夏」。
特攻隊員が死ぬ直前に弾いたというピアノにまつわる話から始まり、そのまま美談と反戦の話に終始されると思いきや、帰還特攻隊員の処遇に関する秘密が明かされるという一風変わった展開となった。もっとも「振武寮(しんぶりょう)」という帰還特攻隊員収容施設の実態はあっさりとした描かれ方で、全体的にはお涙ちょうだい型作品でまとめられてしまったようだ。かなりの寄付金で賄われてるということから、話が美談を中心にまとめざるを得なかったんだろう。それでも最近話題となった特攻隊賛美映画のようになってなくてよかった。

夕食のメニューは「小松菜と厚揚げのオイスターソース炒め」、「もやしの味噌汁」、「きゅうり&味噌」。きゅうりがはずれなくなった。で、久しぶりのなまかじり。懐かしい。
 やはり「夏」といえば調布市佐須町というところで過ごした何度かの夏が強烈に記憶に残っている。食べ物はもちろんのことだ。実家の庭いじりの発端もこの記憶が影響している。俺の親父が庭(庭付きの都営住宅!なんとリッチな立地)で作ってたトウモロコシやイチゴなどやおふくろが作ってたへちまとか、今思えば貧乏暮らしの中にもどこか豊かな何かがあったなぁ。前が川、裏が田圃というところに住んでた少年時代は贅沢な環境だったよな。

食後、日本酒をちびちびやりながら「もやさま」鑑賞。新橋から浜松町を取材したもので、途中でどぶろくを飲んだ後あたりから、いつもより面白いものとなった。水耕栽培のところではふたりの好物である「パクチー」に対するコメントが実に辛辣で、よくカットされなかったなと思うくらい笑いも取れてなかった。まあこれが二人の持ち味なのかもしれないが...。

 去りゆく夏を惜しみ「ビッグウェイブ」を聴きつつ、さらに気持ちよく飲み続け....ダウン。
久しぶりにノーエアコン。

2015年8月23日日曜日

秋葉で夏休み(パートⅡ)の打ち上げ

8月22日。
午前中は太極拳。この日を最後にしばらくお休み。自宅でDVD見ながら自主練ということになる。

続いて健康診断の最後になる眼科検査。こちらも異常なし。何年か前緑内障になる可能性が低くないといわれたことがあり、御茶ノ水の有名な眼科では定期的に診察受けるように言われたことがある。それでも診察など受けないで来たんだが、今回はそんな疑いはまるでないといわれた。素敵なセコンドオピニオンだった。

昼食は「空心菜・トマト入りの炒飯」。

午後は旅行の荷造りと自分の衣類の大移動。ケイが住むための準備である。ただ両方の作業はあっという間に済んでしまったんで、余った時間で風呂掃除を念入りにおこなった。

大体片付いたところでケイのにぃにぃと秋葉原へぶらぶらぶら。PCの何とかコネクターとかLANケーブルの価格調査やジャンク街でCDRを買ったりしてから、「雁川」で夕食。
 名物中華料理屋である。とりあえずーっとのビールと「水餃子」、「ねぎ塩餃子」、「レバーニラ炒め」、「えび焼きそば」。
 他のお客はそのほとんどが秋葉名物の「オタク」たちで、注文は土日限定の「牛すじあんかけ炒飯」である。ほぼ100%が注文してた。

 駅近くに戻ってケイのにぃにぃがランチでよく利用したという居酒屋で日本酒「男力」と「銀盤」。肴は「水ナスの浅漬け」、「やがらの造り」、「鯛のかまやき」。やがらが食えるとは思わってもみなかったな。潜って初めて見てその姿に驚いた魚のひとつである。

 自宅近所のコンビニで「菊水」の冷酒を買ったが、とりあえず残ってたワインをちびちびやりながらだいぶ前に録画してあった旅行番組を観た。「パラオ」。因縁深い場所で、死ぬ前に一度行きたいところのひとつである。2時間の番組でそのほとんどが海中の撮影であり、それは十分楽しいところのようだ。が、たまに写される食事の場面を見て、うまい飯は期待できそうにないところでもあるようだ。
 途中でワインを飲み干したんで冷酒にスイッチしたが、ほんのちょっと口を付けたところでダウン。

 この番組のBGMのセンスがよく、カバーの使い方がうまい。で、その中でケイのにぃにぃが気に入ったものがあり、俺の乏しい記憶でグループ名を「シャイ・ライツ」と断定したんだが、先ほどYOUTUBEで確認したら間違ってた。が、似たような黒人グループが表示されてた中にありました、ありました。「マンハッタンズ」。曲名がぴったしカンカン。「シャイニングスター」。当たらずとも遠からじ。

2015年8月22日土曜日

さようならピロリ・リウマチたち

8月21日。
午前中に1時間ばかり庭いじり。第5の畝の土の塊崩し作業は完了した。
続きは来月、旅行から戻ってきてからだ。

昼食を済ませてから帰宅。電車の中では1時間うとうとしっぱなしだった。

 午後は夕方に診療所に検査結果を聞きに行った。健康診断、ピロリ菌、リウマチ血液検査など。
結果はすべてシロ。ピロリ菌は全滅だって。一番気になってたリウマチもなかったし、さっそく帰宅してからの酒が待ち遠しくなった。
 まあ、これで手のしびれの原因が整形外科の範疇に入るということで、来月から実家近くの病院に通うことに決定した。歯科も予約済みだし、今年の後半も医者通いに忙殺されそうだ。
 
健康診断全般的に問題なしということで、今までの生活態度でよさそうだ。まあ、適度に食べて、適度に寝て、適度に動き、適度の度数のアルコール飲料を快適量摂取すればいいということである。

 旅行まで5日。こうなると自炊のための在庫管理が難しい。買い物もちょっと慎重にならざるを得ない。たとえば牛乳1リットルは一日200㏄限定だ。バナナは5本連なってるやつ。納豆も3個パックはどんなに安くても2パック買うことはできない、とか。緑の葉っぱが食べたかったんで(実家のスーパーでもほとんど見かけないし、あっても高い)空心菜と小松菜を買ったが何にするか考えてない。

 夕食のメニューは、疲れが出たみたいで、何も作らずに済ませた。
「イワシの缶詰」、「トマト」、「タマネギのマリネ」、「なます」、「酢漬けにんにく」、「かっぱえびせん」。
これらをベトナムビール~焼酎のシークワーサー水割り~赤ワインでだらだらと。

 途中から観始めた映画は「さようなら子供たち」。ルイ・マル監督・脚本の自伝的作品。大戦時パリから疎開した先の神学校での生活とユダヤ人の同級生との交流と別れを描いていて、ナチに対する怒りを静かに訴えており、とても香り高い作品と言ったらいいだろうか。
 黒木和雄さんの反戦作品もそうだが、ホロコーストの狂気とそれが生み出す悲劇も描き方によって訴えかけられ方が変わるものである。
 「死刑台のエレベーター」、「好奇心」ほか何本か観ている監督をチェックしたら、晩年あのC・バーゲンと結婚してアメリカに住んでたんだって。ここでも何本か観たい作品がみつかり、これまで森田、井筒、スサンネ・ビアなどの作品をチェックしてきたが、やはりネットで注文取り寄せしてもらわねば観られないことが分かってきた。自分の足で探し回るのも東京にいてなら可能だが、実家に行ったらそれも無理だからなあ。それにしてもVTRからDVDにされてないものがいかに多いか、これも最近知ったことである。

2015年8月21日金曜日

開墾趣味...懐古趣味

8月20日。
泊まりとしては夏休み最終日になる。
天気が悪く午前中の庭いじりは中止。もう少しで第5の畝の土崩しが終わるんだが...。
今月初め?にまいたハーブの種がようやく芽を出した。真夏日が続いていたころ水遣りをやってもらえなかったんで、プランターの土は乾ききっていてほとんどあきらめていたのが、無駄と思いつつも毎日水を与え続けたのがよかったようである。天気の悪さも幸いした。

昼食は「トマトつゆのつけそうめん」。

午後は小雨状態の中、図書館へ本の返却。歩くと往復1時間のいい運動になる。そういえば借りにきたときも雨が降ってたっけ。
 暇な午後は映画鑑賞。「ノーウェアボーイ」。J・レノンのメジャーデビュー前の伝記映画。生まれ育った家とか周囲の場所もロケしたようだ。以前観た観光TV番組で見たことがあるんで覚えてたわけである。落ちこぼれで粗暴な青春時代はちょいオーバー気味で、二人の母親という設定も、シナリオの段階で練れてないのが出ちゃってる。 「ンーウェアマン」はかからなかった。

夕食のメニューは「ごーやーちゃんぷるー」、「たまねぎの味噌汁」、昼食で余ったつけつゆで「豚しゃぶ」、「しそのにんにくしょうゆ漬け」。

食後泡盛のシークワーサー水割り(オトーリー)をちびちびやりながら映画鑑賞。「バブルへGO!タイムマシンはドラム式」。「彼女が水着....」を観た流れで借りてきたホイチョイプロ作品のDVD。
 バブルの真っ只中で儲けたホイチョイが、はじけたころのネタを使ってもう一儲けしたものである。現代の主人公が17年前の時代のカルチャーショックを受けるという設定自体は陳腐なものとわかってはいても、やはり同時代を経てきたものとして懐かしさも手伝い真面目に笑ってしまう。台詞がしっかりあるからカメオとはいえないかもしれないが飯島愛とか飯島直子なども懐かしいし、スポンサー集めのためのCMや広告塔がやたら目立つが、今井美樹(資生堂)、鷲尾いさこ(サントリー)などもこの時代だったんだと改めて変に感心したりして観た。薬師丸さん演ずる役名が田中真理子で、「彼女が水着...」の原田さんの役名と同じところなんか角川さんに対するオマージュ?だったら渡辺(典子)さんも使ってほしいなぁ、って考えんのは俺くらいか。

2015年8月20日木曜日

夏の庭  で。

8月19日。
午前中は庭いじり。掘り起こした土の塊を崩して、雑草の根や石、コガネムシの幼虫などを取り除く作業で、次の段階がふるいである。この日もコガネムシの幼虫をかなり駆除した。前日の分が残っておりそのままそこに加えた。
 スズメが取りに来なくなったのは繁殖期と関係あるんじゃないだろうか?このままにしておくと、見てるそばからアリがやってきて、連中に襲いかかる。身もだえして苦しみながらアリの餌食になるんである。まあ、こんなところに産んだ親を呪うんだな。
 調べるとコガネムシは植物に悪さすることで知られてるが、この幼虫は成虫よりたちが悪いらしく野菜の根っこなどを食い尽くすらしい。また、成虫は安全と見るや、同じところにまとめて産み付けてゆくらしい。だから同じ場所から何匹も出てくるわけだ。「産めよ増やせよ」で金持ちになるということなんだな。

 昼食は「マッサマンカレー」と「ライタ」。カレーは近頃人気があるタイ南部発信のどちらかといえばイスラム系の料理らしい。当然豚を使わない。タイ南部といえばイスラム系少数民族が住んでいて紛争の絶えないところだと聞いている。 今回のテロもその関係なんだろうか?
 それはともかく、今回は売っていたペーストを使ってのもの。作り方そのものは「グリーンカレー」と同じく、ココナッツミルク・砂糖・ナンプラーを使う。野菜はジャガイモ・たまねぎ・人参を使った。どちらかといえば「レッドカレー」に近い出来上がりだった。ライタはインドのヨーグルトサラダ。

午後はプール。到着が2時ちょっと前で休憩時間に入る直前だった。10分休憩のあと50分が開放され、今回は50分泳ぎ通すことが出来た。息も荒くなることなく、3回目にしてようやく体調が戻ってきたということか。

 夕食のメニューは「鶏胸肉の梅あんかけ・サツマイモの葉柄添え」、「ナスの味噌汁」、「サツマイモの葉と豆腐の和え物」、「きゅうりのぬかづけ」。メインにはしそをたっぷりトッピング、サツマイモの葉や葉柄など庭の産物大活躍である。

 食後焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「パリ、テキサス」。再見。女を愛しすぎて身の丈の姿を見ようとしなくなる、妄想癖男の悲劇?親子の血の繋がりを骨子にしてのロードムービーはこの手の話の古典となった。
 こんなに長い作品だったっけ?「のぞきカフェ?」のシーンだけはよく覚えてんだが、子供との掛け合いや弟夫婦との交流というかすれ違いを忘れてる。つまり作品に意味を見出すことなかったわけなんだな。あらためて観て、 夫婦とか家族のことを考えるときの「ある視点」になるかなあ、なんてぼんやり頭で考えながら......ダウン。

2015年8月19日水曜日

海が俺を呼んで.....ないか

8月18日。
午前中の気温が下がってきたんで、庭いじりを早朝にするのをやめ9時ころからすることにした。
土はまだ湿り気味。ふるいにはもう一日待ったほうがよさそうだった。
 この日はやたらとコガネムシの幼虫が出てきた。こいつらには死んでもらわねばならないが、庭に来るスズメのためにお皿(灰皿)に入れておく。米粒並みのやつが多く全部で30匹以上いたんじゃないかな。そこへアリがたかってきてどうやらこいつらに食われてしまうんだろうか。で、以前こさえた止まり木の上に移動した。その後どうなったやら、あとで見てみよう。

昼食は頂き物の「いくら」を酒・しょうゆを加えて「いくら丼」。これに永O園の「松茸のお吸い物」。

午後は途中まで観ていた岡本喜八監督の「肉弾」を鑑賞。これは彼が「日本の一番長い日」を撮ったあとの作品で、ATGと組んだくらいだから超低予算で作られたものとわかる。反戦映画だが説明的なものは一切ない。喜劇仕立てにしてあり、出てくる人物が皆エネルギッシュで、生きることに懸命な姿で、米兵が上陸してくるといううわさに大騒ぎしてる風景を借りた青春映画とも読み取れる。
 全体として演劇風でもあり、戦争をというより軍隊または狂気をおちょくるにはこの方式のがよいだろうと考えたのだろうが、うまくいったと思う。春川ますみや小沢昭一などの今村組の俳優もいいところに出ている。
 最後に昭和43年ころの若者たちでにぎわうビーチが写され、そこに流れ着く白骨化した主人公を乗せたドラム缶。悲しいという感じじゃないな。やはり怒り、かな。
 東宝からの潤沢な資金で思う存分作れたあとの作品だが、これも十分潤沢な役者の演技と名監督の演出で作られている。

夕食のメニューは「棒棒鶏」、「きゅうりの冷たいスープ」、「ぬかづけきゅうり」。棒棒鶏にもきゅうりの千切りが添えられており、きゅうりオンパレードである。

食後ウイスキーの超薄水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「彼女が水着に着替えたら」。ホイチョイプロのバブル時代の超おふざけ映画。原田知世のスーツの肩がパッドはいりすぎのバブルそのもの。しかしこの映画のおかげでダイビングをはじめとするマリン業界?は大いに潤ったんである。この有名な作品を観るのははじめてである。
 で、BGMがすべてサザンということがわかり、だいぶうんざりした。 確か「私スキ」、「波数」はユーミンだったっけ。「私スキ」もだいぶうんざりしたな。
 おふざけ、と書いたが性格には「お遊び」映画といえよう。ホイチョイプロには社風になってるんだろう。時代の流行を追っかけ、それを組み入れたギャグを発したものを書籍・TV・映画にしてしまう遊び心があふれてる。ぎゃあぎゃあ騒いでる映画をぎゃあぎゃあいいながら観る映画である。
 それにしても湘南が舞台の映画なのに海ん中がやたらにきれいで垂涎ものだった、と思ってたら海ん中の撮影だけ沖縄で行われてた。やっぱりな。

2015年8月18日火曜日

やはり、ラーメンと来る

8月17日。
朝から雨でこの日も庭いじりは中止。
まさに晴耕雨読の一日だった。読みかけの今村昌平著「撮る」を読みきった。かなり厚い本だったが作品の映像写真を除くと3百ページくらいか。
 決して妥協を許さぬ今村さんの演出の方法が先日読んだ、ある程度俳優の自由にさせる黒木さんとまるで違う。同じ原爆を扱った作品で、心に訴えかけるものが同じなのに、である。        二人の共通点といえばプログラムピクチャーに縛られることがあまりなかったという点だろうか。黒木さんはほとんどない。今村さんは日活というかなり自由な雰囲気の中で思うがままに作れ田ということだろう。二人とも早々に独立プロを立ち上げている。
 今村さんの語り口が面白い。脚本で役者にしゃべらせてるのは自分の思いの肉声であることが感じられる。取材に時間をかける人はまず人間好きじゃなきゃ務まらないな。彼が取材した人間っていったい何人になるんだろうか?話の聴き方もうまい人なんだろうな。
 「黒い雨」、「うなぎ」などの後期の作品に関する話題も多いが、師と仰ぐ川島さんとのエピソードが初耳、意外だった今井正監督との交流、黒澤監督に対する敬意など、ちょっと楽しすぎる本だった。

 昼食は前日に続きやはり「ラーメン」。これに頂き物の点心(もち米シュウマイ、豚肉シュウマイ、豚まん)。

 午後も雨なんでプールは断念し読書。「インドで考えたこと」。堀田善衛の1957年のベストセラーである。これは途中まで読んだが、面白い。もっと堅い語り口だと思ってた本だが、「俺」調なんですらすら読める。
 椎名誠さんが書いた「インドでわしも考えた」も読もうかどうか迷ったことがあるが、やはりこちらを先に読まなきゃな。

 夕食のメニューは「秋刀魚の塩焼き」、「ゴーヤの味噌汁」、「長いものだし汁和え」、「サツマイモの葉の胡麻和え」。
 秋刀魚は当然冷凍ものだがこの日特売で48円税別。ゴーヤは苦くやはり味噌汁には向かないかも。サツマイモの葉は絶好調。
 食後日本酒をちびちびやりながら、だらだら「鉄道の旅」とかなんとかいうTV番組を観る。

2015年8月17日月曜日

カレーにハンバーグとくりゃ

8月16日。
早朝は掘り起こした土を振るっていたが、まだ湿り気が残っていてざるの網目がつまり気味になるんで、土のかたまりを崩す作業に集中した。

先週の中国語ラジオ講座は夏休みのため前週の再放送である。ストリーミングも前週のものだから、やる気になれば反復学習が出来るわけである。で、やる気になれば.....だったんだがYOUTUBEで ポップスなんかを聴いてたら、そのことすっかり忘れていたことに気がつき、それはあきらめてテキストの巻末についている練習問題だけは解いたりして過ごした。

 借りてきた山陰・四国に関する本をながめたりしてたら昼食の時間。
この日はケイのにぃにぃが担当。豚挽き肉とトマト缶とナスにピーマンを使った「カレー風な料理」。無国籍料理だそうで名前もない。名づけて「トンチリマン・カレー」。うまい。通常の1.5倍の米も消費したな。

 買ってきた豚挽き肉は1kで800gちょっとあまったんでハンバーグを製作し、夕食に出して残った分を冷凍することにした。仕上がりが10個で、ケイのにぃにぃが味見で1個消化、夕食に3個、残り6個が冷凍庫でお休みになられた。
 さらに500gの豚バラの塊を燻製にしようと思ってレシピを調べたら、スケジュールが立てられないことが判明した。漬け込みは可能だが塩抜きや感想などの手間がかかる作業が必要なときに俺は旅行中の身になる予定になっているからだ。で、「角煮」にした。1時間半弱火で煮込んで出来上がったものはまさに大好物のそれ。今回は「今日のお料理」のレシピを採用したもの。お酒の量は少なく全体的に上品な味付け。

夕食はこれらに「なめこと豆腐の味噌汁」。

食後焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら「はっぴーえんど」やグループのメンバーの作った曲などを流す番組を聴いた。結成何十周年?あのころはそれほど夢中になって聴くこともなかったけれど改めていい曲だったんだなぁ、としみじみ聴いた。 8時半ころダウン。

2015年8月16日日曜日

夏休みパートⅡも中盤

8月15日。
早朝、前日の雨のおかげで地面がやわらかめだったんで、掘りはじめた5本目の畝を最後まで掘り起こした。また晴天が続けばひっくり返された土も乾いてふるいがかけやすくなるだろう。が、ちょっとばてたな。

資源ごみの日で、ようやく結束しておいた法人関係の書類を1箱を残しすべてを出した。
今回の大きな目的は果たした。会社をたたんで7年、11月にはその痕跡を残すことなく消滅する。
やれやれ。

午前中に買い物を済ませ、夕食のメニューである「おでん」を製作。

昼食後、ネットで見たスーパーのチラシをもとに近所のスーパーで肉を買いに行った。新聞を取ってないんで、日ごろからチェックを怠ることがないようにしておかないと卵や砂糖など安く手に入らない。

午後はプールでひと泳ぎ。自転車で往復1時間、プールで1時間、のんびりしたもんだな。しかもプールの利用時間は無制限である。

帰宅してシャワー浴びてから読書。さすがに眠くなるが、今村監督の語りは興味深いので飽きることなく読めた。

夕食のメニューは「おでん」、「きゅうりとしその浅漬け」、「大根の皮のきんぴら」。
食後、山形県産純米吟醸酒を冷酒でちびちびやりながら映画鑑賞。敗戦記念日なので戦争映画。「地獄の黙示録」。戦争によって狂わされてゆく人間を描き...と書きたいところだが、実のところよくわからない作品である。しかも完全版が3時間20分あまりのものであるのに比べ、今回のは2時間30分の劇場公開版であり、ちゃんとしたものを観るまではなんともいえない。そんな理屈っぽい作品ではないように思えるんだが、どうだろう?

2015年8月15日土曜日

「雨中の(過ごし方の)法則」

8月14日。
庭に出ようとしたら小雨で、この日はお休み。
そのあと天気は回復気味だったが、ほぼ引きこもりを決め映画三昧の1日を送った。

1.「バス停留所」。W・インジ脚本、J・ローガン監督とくりゃ「ピクニック」のゴールデンコンビで、大いに期待して観たが、喜劇になりきれてない部分が目立ち、知性に欠ける主要人物が物語をそれなりの軽薄ものにしてしまった、という当然の成り行きだったかもしれない。
 ロデオとM・モンローとくりゃ「荒馬と女」。こちらを観たくなった。
2.「ブルージャスミン」。W・アレン脚本・監督とくりゃ期待せずにいられません。で、期待通りのものすご~く気まずい「ナーバス」映画となっていました。富豪だったのが転落し、義妹のところに居候するジャスミン(旧名ジャネット)のブルーなくすりと酒の毎日。「酒とジャスミンの日々」。主演のC・ブランシェットは女神経症W・アレンのようだ。
3.「ビルマの竪琴」。市川昆監督1956年度版。全体的に冗長気味。その後の監督の作風に観られるシャープさがない。原作が事実ではないということを知って、当然帰国しなければならない日本兵があちらの僧籍に入ることは不可能ではないだろうかという疑問が晴れた。この作品の意味するものが反戦ということに着眼するとすれば、表現の仕方が弱いと感じる。日本人固有の「おくりびと」的宗教観にこそ重きが置かれすぎていているからである。

4.「宇宙の法則」。再見である。以前観たときは井筒さんのものをほとんど観ていなかったので、今回は印象も大きく変わるんではないかと思ったからだ。が、最初見たときの感動はそのまま今回も受け継がれたな。綿密な人間関係とその描き方のうまさはさすがだし、低予算で作られてるのは一目瞭然の撮影は日常生活を描いてなお余りあるほどのダイナミックさを作品に与えてる。このエネルギッシュな画面は井筒作品に共通なものである。最後の祭りのシーンでも子供を写した場面が多くあり、映画の中での子供の使い方がとてもうまい。                          大げさな事象も一個人の人生もすべて「宇宙の法則」に則っている?てなこ難しい理屈抜きで名画である。

夕食のメニューは「ゴーヤーチャンプルー」、「キャベツの味噌汁」。これにケイのにぃにぃが作ってくれた「青バナナフライ」の「モホ・ソース」かけ。プエルトリコの料理とのこと。酸味とクミンの風味に満ちたとてもうまいソースである。

2015年8月14日金曜日

晴耕雨.....読..のために

8月13日。
小雨がぱらつきちょっと早めに庭仕事終了。
午前中に銀行周りし、水道工事の代金を振り込んだ。盆休みのせいか二つの銀行ともほとんど人がいなかった。そういえば茨城県の銀行は2社だけで、あとは信組とかだ。
 帰り道でも降られた。で、早いうちにプールは中止にして午後は図書館に行った。26日からの旅行のために旅行案内などを借りるためである。
 が、驚くほど中国・四国方面の資料が少ない。ちょっとお堅いものでもとも思ったが、それにしても少ない。これに反し多いもののダントツは「東京」関係のもので、ついで「沖縄」などの離島関係だ。
 確かにJRを使って1時間で行けるもっとも身近な観光地ということなんだろう。で、何とかそれらしきものを選んで4県(愛媛・香川・山口・島根)分とそのほかに今村昌平に関する本を借りた。
  銀行と違いこちらはほぼ満席だった。気温はそれほどでもないが蒸し暑さから逃れるにはいいところかもしれない。しかも金かからないし。
 
 帰ってから映画鑑賞。「グッドナイトムーン」。主役演ずる二人が製作を兼ねていることから出た失敗作。反目しあう二人が最後に和解するという話だけにお互いが敵役になりきれてないところは「お奇麗事」ドラマでしかない。だからだろう、長すぎる。
 E・ハリスのプロポーズシーンは楽しい。それほどヒットした作品ではないので真似してもばれないかな?

 夕食のメニューは「へびうりのサブジ風」、「青バナナの炒め物」、「枝豆・みょうが・きゅうりと豆腐の和え物」、「もやしの味噌汁」。
 青バナナはサツマイモやジャガイモみたいだ。

食後、焼酎のシークワーサー水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「大いなる勇者」。
これは実在の人物の事実と伝説をもとに作られた作品とのこと。気になったのは初めに前奏曲が流れたことである。2時間の作品でこうしたことは初めてだった。さらに中ごろで「休憩・間奏曲」が入りここでも音楽が流れたんである。
 もしかしたら、当初3時間くらいのものにするつもりだったんじゃないんだろうか?編集の段階で製作者ともめたりして大幅にカットしたが、その部分をカットし忘れたとか?
 山ん中で男一人生きてゆくっちゅうことは大変なこってす。という映画。単なる大自然賛歌ではないということです。

2015年8月13日木曜日

へびうりとへび使い座の女

8月12日。
この日は朝からケイがやってきた。
迎えに行くと約束してたのに、電車の時間を勘違いしてしまい結局駅に待たせることになってしまった。しかもバスで実家に行くはずだったのを徒歩でしかも買い物までつき合わせてしまった。暑いとこ申し訳ないことしちまった。

 昼食は二組に分かれることに。ケイとケイのにぃにぃは外食、俺と義母は「ワタミのタクショク(弁当)」。本来なら夕食分なんだが、にぃにぃの発案で「とんかつ」になったんで、弁当を早めに消化してしまうことになったわけで、しかも俺に振られたわけである。付け合せに「へび瓜(うり)のツナサラダ」、「大根の味噌汁」。
写真の「ゴーヤ」少し小ぶりだが、それにしても不気味な「へびうり」だぜぇ。
 米成し五百円ちょっとは高く感じるかもしれないが内容は野菜を多種使っており、これだけのものを老人だけの世帯で摂取するために調理することはほぼ不可能だろう。
 まあ俺だったら「食欲=調理」という図式をなるべく崩さずに生きて行きたいんでなるべくこういうもののお世話にはならずに済ませたいと思っている。

 午後はYOUTUBEで映画鑑賞。「(ハル)」。1996年森田監督・脚本作品。「ユーガッタメール」の2年前のもの。パソコン通信と言われてたころのもので、電話回線が使われていて、あの懐かしい音「ピーゴロゴロ」が聞けた。メール画面が会話の代わりに出てくるという斬新な手法がとられてはいるが、CMフィルムのような連続カット割りのようなものにはならず、実にオーソドックスなボーイミーツガールの話になっている。今観ても面白いな。深津絵里ってこんなに可愛かったっけ?新幹線のイメージがやたらに強いのはあの「イブ」のCMのせいだな。ここでも森田さんの鉄男ぶりが発揮されていて楽しい。音楽も古臭さを感じさせない。20年前...かぁ。

夕食のメニューは「ひとくちヒレかつ」、「エビフライ」、「キャベツ・トマト・きゅうりの付け合せ」、「豆腐とわかめの味噌汁」、「ぬかづけ」、「枝豆」。
 日帰りのケイ(へび使い座)を駅まで送り、この日は8時過ぎにダウン。

2015年8月12日水曜日

多忙な夏休み

8月11日。
久しぶりにログ付けを2日間お休みした。
早朝の作業が6時半を過ぎると、どうしても後の作業が順に遅れることになり、ネットサーフィンなどの時間が取れなくなる。
 これにはわけがあり10日、11日とあらかじめ予定していた作業と、突発的なものがあり、夏休みにしては忙しい日が続いたのである。
 法人関係の書類は可燃ごみと資源ごみの分別。玄関の手すりの修理。元和室の障子の張替え。夏の思い出のプールの片付け。などなど。

 それらが11日の午前中に終わり、午後から久しぶりにプールへ行った。ここには50mプールがあり、そこはいつも空いていて、以前通ったスポーツジムのプール何ぞとは比較にならないくらい快適さである。ここで1時間過ごした後は近くのJAショップで野菜を買って帰る。
 ここいらあたりは高い建造物がないんで、この日のように天気がいいと、360度低い入道雲に囲まれていることを実感できるんである。気分がいいったらないな。

 こうしてる間にも自転車修理のお呼びが入ったりする。

2015年8月9日日曜日

夏休みパートⅡ 前夜祭

8月8日。
午前中は太極拳。
この日は若干暑さも緩んだせいか、往復も楽ちん。

昼食は「トマトラーメン」。インスタント塩ラーメンとトマトピューレを使ったレシピによったものなんだがめちゃまずく、ケイのにぃにぃがほとんど箸をつけずしかたなく2人前を食べた。やれやれ。
このところ体重が増え気味なんだが、さらに加速しそう。

午後は久しぶりのダンス教室。「ワルツ」はホールを一回りするルーティーンをすべて教わって、繰り返して踊れるところまでになった。
 「ルンバ」は終盤に「スリースリー」、「スリーアレマーナ」を持ってきたんで、男性には簡単なステップである反面、女性には難しくて多くの女性が覚えられなくて、最後は尻切れトンボ的な終わり方になってしまった。
 この教室は来年の春までなんだが、ほとんど参加できそうにもないんで先生に理由を話して挨拶してきた。

 3時からは「フリーダンス」のサークルで、いろいろ先輩に教えてもらった。この日は「ワルツ」の入り方。音楽に合わせることができるのにどうしてもスムーズに入れなかったんで、簡単な入り方を教えてもらった。何度か試したところ、うまく入れるようになった。
 タンゴのウォークのコツも教わった。実際に踊ったのは「ルンバ」だけだったけれど、実に有意義な1時間だった。ほかの教室は休んでも、このサークルだけは月に1回でも参加したいものだ。

で、月に1回ボランティアで医療生協の広報紙の配布をするために上京するのを、このサークルの活動がある月曜日か土曜日にすることにした。

 夕食は行きつけの焼肉屋へ。
「カルビ」、「タン塩」、「ホルモン」、「センマイ刺し」、「キムチ」と、とりあえずーっとのビール。
ケイのにぃにぃの食欲にスイッチが入ってしまったようで「タン塩」、「ホルモン」の追加と「豚足」ときたが、俺ときたら腹がいっぱいで手が出なかった。それでもビールだけは入る。不思議なものだ。

 近くの居酒屋で日本酒を軽く飲んで帰宅。で、ダウン。

今朝見たらワイングラスやカップアイスの食べた後があったが、記憶なし。

2015年8月8日土曜日

墓地から聖地への旅

8月7日。
冷蔵庫内の整理もここまで順調に推移してきたが、うっかりしてたのは常備在庫の人参・じゃがいも・タマネギ3兄弟のこと。で、たまたまたまねぎが2個だったんで、人参・じゃがいもは全部茹でてしまうことにした。そして一口サイズにして冷凍しておけばシチューやカレーを大急ぎで作る時に役に立つと考えたからだ。
 これを冷凍庫に入れる前に冷凍庫内も整理。5年近く経っているはずの俗称「あかわけぎ(ホームデン・タイ産野菜)」は使う予定がないんでこのままにしておくしかないか。
 同じころに買って置きっぱなしになってた「レモングラス」はその最後の1本を前日の「トムヤムスープ」に加えて使いきった。なんか住宅ローンを払いきったような気がしたな。しかしその性能たるやすごいものがある。香りは強いし、東南アジアの植物って暑さにも寒さ(冷凍)に強いんだろうか?

 昼食は「じゃがいも・人参・グリーンピース・コーンなどの温野菜」にヌクチャムをかけたもの。

 午後はケイのにぃにぃと合流して墓参り。青山墓地というと聞こえがいいが、あの「青山墓地」と離れた場所にあり、今回調べたところによるともともと江戸時代あたりに与力つまり警察関係の墓地だったらしい。現在の正式名は「青山墓地・立山霊園」。だから著名な人の墓はないし、管理も手抜き?で結構荒れている。管理事務所も10年以上前からなくなり、花や線香などの売店もない。
 ここには俺の父母の骨が納められてる。

 うっそうとした木々のもとで枯葉に埋もれ、雑草が生え放題になってる墓を年に1回掃除に来ている。去年砂利を敷いたんで雑草が抜けやすくなっていたが、蚊が多いことは相変わらずで、かわいそうにケイのにぃにぃは蚊の集中攻撃を浴びてたな。俺はよほどまずいらしい。がそれでもたかってきたやつを3匹ばかりあの世に導いてあげた。南無阿弥陀仏。

 くそ暑い墓参りを済ませ、恵比寿へ移動。ここはビールの聖地だ。地獄から天国へ来た気分である。
 「アイスバイン」、「スペアリブ」、「ラムカツ」、「にしんの酢〆」。これに、ひたすらビール。腹が膨れてきて、もう飲めない状態になってクローズ。
 帰宅してからシャワーを浴びて、ビールに途中で買ってきた渋めの赤ワインを1杯飲んでダウン。


 この日は
午後、ケイのにぃにぃが到着するまでYouTubeで映画鑑賞。「陸軍中野学校」。増村保造監督、市川雷蔵主演。これも後で続篇が何本かとられた人気シリーズもの。文武両道が達者な幹部候補生を1年で一流のスパイに育てる学校のお話で、初代校長になる加東大介が熱演して、雷蔵さんは相変わらずニヒルさを通す。中で学校の本来のあり方を加東さんが説く場面があり、現在の教育関係者にもお見せしたい。
 今から見れば陳腐さも目立たたないわけではないが、それでもなかなか面白い作品である。

 

 

2015年8月7日金曜日

ノーモア・ヒロシマ、ワンモア・オトーリー

8月6日。
 更衣室で道着に着替えてる間にすでに汗まみれになる。射の一連の動作の合間にも、腕から汗が落ちたり、額からの汗でメガネを濡らすこともある。
 真夏の稽古も3年目、しんどいのはいっときと思ってもやはり音を上げちゃうな。

午前中の弓道で全身汗まみれで、午後からのダンスなどとてもじゃないが行く気になれないと思ったんで、木曜クラスの教室はさぼった。しばらく休むことになるんで、先生に挨拶だけは、と思ってたんだが....。このくそ暑いのに手握って身体くっつけてのダンスはこの季節にもっともふさわしくないんじゃないだろうか?

 昼食は「線麺(台湾産が有名・中華そうめん?)」で「冷やしたぬきそば」。

午後は映画鑑賞と旅行準備など。

「黒い雨」。今村昌平監督共同脚本作品。タフな市民を描いてきた今井さん、原爆相手にも頑張ったが、悲痛な望みをかける北村和夫の姿を映して結ぶ最後の場面は、監督自身迷ったんじゃないだろうか?どんな終わり方をしても原爆によって死あるいは人生を狂わされた人に対しての慰霊はかなわないし、原爆そのものに対する憎しみも描き切れはしないのだから。
 それにしても疎開した先の田舎の群像劇の脚本は素晴らしいし、役者も一流陣で固められており、今村色が全面に出ております。
 国営放送でこの日に合わせて放映されたもの。

 夕食のメニューは「鶏肉とパイナップルの炒め物」、「もやしとなめこのトムヤムスープ」。

食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
A・ワイダ監督「世代」。1955年、監督デビュー作。
実にコンパクトに若者がレジスタンス運動に目覚めてゆく姿を描いていて、しかもその中にわかりやすい共産主義の啓蒙を盛り込み、アクションやロマンスまでテンコ盛りの作品である。
 「地下水道」や「灰とダイアモンド」などとともに3部作と呼ばれているが、どれも未見である。そう言えばポーランド映画って観たことあったかな?どうも若い時から政治的な作品を避けすぎたな。

 終わって9時前で少しはらが減ったんで残り物で1杯。で、ダウン。こりゃ太るな。

2015年8月6日木曜日

ヨコハマ・ベイ・ブルース

8月5日。
東京の真夏日が連続記録を更新したそうである。
このくそ暑い中を、これまたくそ暑そうな横浜中華街まで出かけた。本牧に1時から用事があったんでその前に昼飯を済まそうと考えたからである。

 前日の架線切れのために京浜東北線のダイヤが乱れてるとのことだったんで、東京か品川で乗り換えることにした。で、検索すると5分遅くなるが品川から京急を使うと100円ちょっと安く上がることが判明した。JRを使っても横浜で乗り換えねばならないので京急にした。これが昔(40年前)と違い乗り心地がいい。快速特急は蒲田と川崎しか止まらず、あっという間に着いた。

 みなとみらい線に乗り換え終点の元町へ。くそ暑い中華街をぶらぶらしてほぼ一回りすると11時。同發本館ランチ開店時間である。
 「チャーシューと豚バラ焼きスライス」、「小松菜のしょうが炒め」、「しめじのスープ」、「漬物」にご飯がついた定食。860円也。量もちょうどいいし、値段も中華街としてはリーズナブル。チャーシュー、豚バラ焼き共うんまい。後ろの席でビールをうまそうに飲むご婦人方の声が聞こえたが、ここは我慢。

 さて、そこから山下公園方面に移動し、「人形館」前からバスに乗り「小港橋」で降り「船員センター」までとほほ歩き。
 証明用の写真撮りもくそ暑い小屋の中。その写真を持って申込受付へ。「小型船舶免許」の4回目の更新手続きである。もう20年である。
 約1時間の講習を受けて解放された。

帰り道横浜港から見る海には低い入道雲が乗っかっており、停泊してる船たちにはいやというほどの太陽光が突き刺してた。ああ船に乗りたいな。釣りでもスクーバでもなく、ただ移動だけの目的であまり大きくない船に。留まったら焼き芋にされそうなアスファルトの歩道を歩きながら思った。

 夕食のメニューは「鶏肉のしょうが焼き」、「トマト・キュウリのヌクチャムかけ」、「大根の味噌汁」。

食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。
「イブサンローラン」。栄光と没落。諸行無常の響きが聞こえたね。元恋人(男性)が二人で集めた美術品を「クリスティズ」にかけるまでを軸として過去をさかのぼるドキュメンタリー映画。ただこの元恋人の思い出を中心としてるんで、イブの人生を描くにあたってはつっこみが浅い。
 バレリーナにミノカサゴ風の衣装を着け踊らせるシーンがあったのが印象的。

「父と暮らせば」。黒木和雄作品。井上ひさし原作の戯曲の映画化。観るのは2度目。宮沢りえの熱演、淡々と演ずる原田芳雄と二人とも名演である。監督の「生き残り」に対する焦燥感や罪悪感という思いいれが原作と見事に融合した、ある意味で幸運な結果となった作品だと思う。名画殿堂いり間違いなしか。

2015年8月5日水曜日

18切符で出た差額が2万円

8月4日。
午前中は弓道。
妻手(めて・右手)の握り方がいつの間にか変わっていたことに、O先輩の指摘で気が付いた。その前に妻手の離れ方が悪いことをP先生から指摘を受けた直後である。握り方が悪いせいで離れが悪くなっているわけである。で、修正に入ったら当たりが出てきた。4の3は上出来すぎる。この調子で木曜日に臨みたいものである。
 それにしても暑かったな。やってる最中汗が流れるのを感じたし、全身汗まみれになった。それでも射の動作に入ってるときは暑さを感じないのはやはり集中しているからだ。

 帰宅して即シャワー。
昼食のメニューは「チャンプルー」。キャベツ・木綿豆腐・スパム・卵。

 午後は今月26日からの旅行のプランニングと電車の時間や料金の確認と、宿泊の予約などをして過ごした。4.5時間はPCに向かってたな。
 電車料金は「青春18きっぷ」を使うので1日約2400円より低い路線で切符を使用しないようにするためで、5回(5日)しか使えないので、なるべくそれ以外の長距離移動はしないようなルートを作らねばならない。

 往復は関西と東京間だから、9000円以上かかるのでこれで2枚。高松から大阪までが4620円、出雲から津和野経由で萩までが4680円。ここまではよかったんだが、あと1枚が苦心した。
 姫路から鳥取。時間をかけて遠回りするならJRだけで済むんだが、これだと後の移動や宿泊にかなり影響が出てしまう。最短距離にすると間に私鉄を組み入れなければならない。
 そこで一番本数の多い時間帯を狙って、途中下車して私鉄に乗り換えることにした。その先でも途中下車してJRに乗り換えれば、3750円になり残り1枚を充てることができる。
 その他で使えるところは2590円が最高なのでいかにももったいないところだった。

 宿泊先は何か所か連泊するようにした。こうすれば洗濯などにもゆとりができるし、もちろん観光もゆっくりできるからだ。それを出雲・萩・松山・高松にした。ゲストハウスもまあまあよさそうだ。
 ゲストハウスのないところが2か所あり、そこでは1か所はユースホステルを予約した。もう1か所はまだ9月の予約を受け付けてない旅館。
 2泊予定していた小豆島は宿泊費が高く、それに見合った施設もないようなので、高松からのフェリーを使った往復での観光とした。片道1時間で690円なら十分通える。
 料金はゲストハウスのドミトリーで2500~2800円。旅館やユースは3000円強である。13泊の宿泊料、18切符やそれをつかえないJRの交通費、私鉄やフェリーなどを予算20万円から差し引くと1日当たりの生活費?は8千円くらいになった。まぁまぁかな?今回はソウルフードを味わう旅でもあり、最終日は大阪でこてこてになって帰るつもりである。足りるかな?

 夕食メニューは「鶏肉と大豆とキャベツの中華炒め」、「長ねぎと豆腐のチゲスープ」。
中華炒めの味付けは「タイ・シーズニングソース」のみにしたところ、これも結構いける。
 食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら旅行のプランニングの続き。

2015年8月4日火曜日

熱中症死にせしもの

8月3日。
早いうちに便所など水回りを含む掃除を済ます。水回りは毎週月曜日の行事である。
このところ自宅にいる期間が変則的なのでうっかりして忘れることもある。
それでも独居というのはそんなには汚れないものということでは決してない。
気づかないか、まぁいいやという家事放棄からどんどん汚いのに慣れてきちゃうんだ。
だから掃除だけはさぼらないようにせねばならない。
ヘルパー時代に見た独居老人宅のようにはならぬようにな。くわばらくわばら。

ケイが来て、昼食を一緒に済ませ、あとはずっとおしゃべり。
昼食は「冷やし中華」。おやつは「アイスティラミス」。これまで2回作っていずれも評判よかった物。

夕食のメニューは「さんまの塩焼き」、「大根の皮のきんぴら」、「茄子の味噌汁」。

食後アルパカも白をちびちびやりながら借りてきた中国・四国の旅行ガイドを眺めながらチェック。
ソウルフードや面白そうなところを探して、泊まる場所(駅)などを大体決めたりする。このプランニングタイムが楽しい。


この日は午前中に映画鑑賞。夕方には返しに行かねばならなかったんで。
「犬死にせしもの」。戦後、九死に一生を得た男二人が海賊になって、やくざと戦う瀬戸内海を舞台にした活劇。井筒和幸監督共同脚本。「いのちぼうにふろう」的なお話は数あるが、井筒さんの手にかかると、飛んだり跳ねたりでエネルギッシュな場面が続き飽きさせない。劇中の映画館やその出し物、BGMの選曲や入れるタイミングなどセンスの良さが際立つが、これはどの作品にも共通する。
 主人公が最後に死ぬのは一人の女のためであり、何のために死んだかわからぬ戦友たちと違い「犬死に」ではないことを強烈に訴えてる。天皇とマッカーサーの写真の上にとまったハエをたたく場面などでもその批判精神が現れてる。訴え方がいきだよね。
 それにしても瀬戸内海、いいねぇ。早く行きたくなってきたわ。

2015年8月3日月曜日

おいしい酒 キリシマ

8月2日。
1日ひきこもりを決め込み映画と本で過ごした。

「うつくしい夏 キリシマ」。黒木和雄監督作品。本人の少年期をもとに半分フィクションということである。宮崎県のある村での終戦直前の数日間をえがいたもので、庶民が戦争によって生き方の選択肢を亡くしてゆく様や、戦争に実態を知らされずに本来あるべきはずの幸福の追求が誤った方向へと強制されてゆく様を淡々と描く。
 作品自体も良いが、DVDの映像特典で著名な映画評論家佐藤忠男と監督の対談も興味深いものだった。映画本編が流れる中、その映像に合わせながらの対談ということで、結局作品を2度観たことになる。それとは別に30分の二人が映る対談もある。さらに地元の放送局が作った監督のドキュメンタリーも30分入っていて、結局この作品に関して5時間を費やした。

 監督の考え方がとてもよく分かった。国威高揚の手先となった戦時の新聞や、洗脳の道具となった修身など、活字に対する不信感と、あるがままを写し、判断を観客に委ねる映像との出会いなどが生涯映像作家として活躍した原点であるということ。
 また演出に関してもシナリオとキャスティングで80%の完成であるという考え方も監督の個性を知ることができた。
 さらに今ではかなわぬ夢となってしまったが、監督が切望していた山中貞雄に関する映画を撮らせてあげたかったな。

 寺島進が劇中で自虐気味になってはくセリフ。「俺は幽霊だ」。確かに彼は「(柳)ゆうれい」である。

 昼食はキャベツともやしの「鹿児島ラーメン」。

昼食後は黒木和雄著の「私の戦争」。2004年の本で、巻末に憲法9条の改悪に対しての懸念を強く抱いていたことがわかる。

 夕食のメニューは「鶏肉とキャベツのXO醤炒め」、「冬瓜と魚肉ソーセージのスープ」、「冬瓜の梅あんかけ」、「キュウリの梅酢漬け」。
 で、XO醤も消費し切った。が、ちょっと食べすぎだったな。

 食後焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。この日は「赤霧島」を飲みたかったな。                                                     「ガキ帝国」。井筒和幸監督脚本。「岸和田...」の前身となるもので、こちらのほうはやくざが絡んできて、岸和田のような青春ものになり切れてない。とにかくパワフルな作風である。関西のPTAがよく黙って上映させたか不思議でならない。
 今回借りてきた最後の1枚「犬死せしもの」を観始めた途端眠気に襲われたんで9時ちょっと前にダウン。

2015年8月2日日曜日

悲しい音やねん

8月1日。
朝の早いうちに広報の配達。涼しいうちにと思ったが、早くから気温は高くうっすら汗かいちゃった。

午前中は太極拳。参加者は3名。ここでもうっすら汗ばむ。先生の動きがいつもより早い気がしたのは気のせいか?

 午前中に買い物を済ませた。焼酎が切れたからである。先日購入したカートを下げて出かけた。
段ボールに商品を詰めて、帰りはカートを引っ張って帰ってきた。肉体的にはすごく楽だが、何せこの陽気、汗をたっぷりかいた。

 昼食は「小松菜と厚揚げの甜麺醤炒め」、「小松菜の味噌汁」。

 午後はケイのねぇねぇのところへ「赤梅酢」の届け物。彼女は愛用者である。

 帰り道はO駅前にあるTSUTAYAでDVDを借りる。2泊3日だと旧作は108円込みである。
大したことしてないのに身体が汗まみれで気持ち悪かったんで早々にシャワーを浴びた。すっきりしたところで夕食の準備。

夕食のメニューは「鶏肉と小松菜の海鮮醤炒め」、「キャベツとにんにくのスープ」。さすがに小松菜連荘で飽きたが、これで海鮮醤を使いきった。あとはXO醤を残すのみとなった。冷蔵庫の調味料を片付け始めた。
 半年家を空け、ここに住むケイのために冷蔵庫をなるべくからの形で引き渡したいからである。
実家で使うものは送るなり運んだりするが、ダブったものなどはなるべく消費してしまうつもりだ。現在スペースを多くとっているのは「ぬかどこ」と「梅ジャム」とエスニック香辛料やペーストなどである。時期が悪いから冷凍庫のものは使ってもらおうかな。

 押入れから衣装ケースを引っ張り出し、中に入ってた夏用の道具などを出して空にした。衣装なども片づけるためである。つかわない部屋に移動するつもり。
 出てきた風鈴を下げた。下げたものの、ここ数日は窓を閉めっぱなしでエアコン全開してるから可愛い音も聞こえやしない。窓を開けるとか細い音がやっと聞こえる。今日日風情を感じさせるような陽気じゃないよな。

 焼酎のシークワーサー割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「悲しい色やねん」。森田監督脚本。小林信彦原作。1988年。娯楽作品作りの職人だねぇ。終盤のたたみ方のお粗末感は否めないが、角川映画に観るような自己満足な作りでないところがいい。
 この作品にも出演していた加藤武さんが7月31日に亡くなったそうである。いい俳優だったな。

 日本酒のオンザロックを飲みながら「アド街」。今週は土浦だって。取材するところが見つからない?ったって、ないよなぁ。うろうろすりゃ、蓮沼に足をとられるのがオチの土地以外のなにものでもないところだぜぇ。なんて言ったら土地の人からお叱り受けちゃうね。まぁ、住めば都だもんな。
 5月頃やった牛久でも1位の大仏はすごい行列が出来たそうである。この番組の反響には驚かされる。霞ヶ浦に水着を持ってくる奴が現れなきゃいいが...。

2015年8月1日土曜日

かっぱのお皿も干上がるぜぇ

7月31日。
今年の赤梅酢で大根を漬けてみた。「ミキ」は一晩寝かしたからあと1日。

くそ暑い午前中は合羽橋へ。前回は日曜日に出かけ多くの店が閉まっていて十分な調査ができなかったんで、平日を選んで出かけたところが、この日もやはり何軒かが閉まっており、早い時間に閉店する由のはり紙がしてあったりしていた。そう、棚卸の店が多い。俺も商売やってるころだったらこの日は外していたかもしれない。やめてから7年、すっかりぼけちゃったな。

 それでも目的の「さんま皿」は1周半して、税込401円で5枚購入した。ネットで見た店では目的の「燻製キット」は注文取り寄せとのこと。熱中症の危険性や交通費を考えたらネットで買う方がいいな。
 アメ横まで歩いて「サンバルソース」と香菜を買った。熊野前商店街のTスーパーでは、なんと600円もしていた香菜がここでは200円。どうしたんだろう?一般の店では姿を消した。S&Bのものも切れている。もっともS&Bのは見た目はいいが香りがまるでないから買わないが。それにしてもTスーパーの600円はないなあ。トッピングの対象になるものよりも高くなっちゃうじゃないか。

 さらに2軒ばかりッ買い物してから帰宅。汗びっしょりである。

昼食は「肉まん」と「味噌汁」。

くそ暑い午後は水没して壊れてしまったデジカメの後継機についてちょっと取説をのぞく。「ばかちょん」扱いするから基本的なことだけわかればそれでよろしい。

 続いてPCに向かってCDをダビングしようとしたら「I(アイ) チューン」の調子が悪く、結局PCに取り込むだけで終わった。もしかすると調子が悪いんじゃなく俺の操作の誤りが原因かもしれない。ケイのにぃにぃの来訪を待つしかないな。
 
 さらに2009年あたりに散々プリントアウトしたレシピを片付けた。ざっと目を通したところ、不要なものばかりだったので裏が使える紙以外はすべて廃棄。で、ほとんど裏が使える。

 夕食のメニューは「蒸し茄子と蒸し鶏のエスニックサラダ風」、「スパムと大根と大根の葉のスープ」、「大根の梅酢漬け」。老けこんだ茄子とへたれ大根も何とか食えるようになる調理法はやはりアジアの力か?
食後は泡盛(「久米仙」古酒35度)のシークワーサー水割り、つまり本物のオトーリーをちびちびやりながら映画鑑賞。気温に負けぬよう強い酒を飲む。相手は34度くらいだからな。
 「風にそよぐ草」。A・レネ監督作品。何と評価したらいいかわからない。
愛に飢えた、飛行機オタク(実際操縦するし飛行機も持ってる)の女歯医者。偏執症(という病気があればだが)でアル中の、これまた飛行機オタクの家庭内独居老人が、その女歯医者をストーカーして、女歯医者の同僚や妻を巻き込んで最後は妻も乗せた飛行機(つまり3人)が墜落して終わる。あまりにもくだらないんで最後まで観てしまったが、これをアメリカでリメイクするとしたらこの老人役はR・ウイリアムスしかいないな。だけど彼はもうなくなっちまってるんだっけ。