2015年3月7日土曜日

茶のたしなみをたのしむ

 午前中は整骨院。終えてから池袋まで移動。お茶の在庫がなくなり、その補充のため友誼商店まで出かけた。北口近くにあるこの店はお茶の種類が豊富で、アメ横では手に入らないものも多く在庫している。価格的には決して安いものではないが、ほかを知らぬ身としては仕方ない。
 いつ行っても日本人の客は見当たらないが、そのぶんゆっくり買い物できるなぁ。この日は「搾菜」、「腐乳」、「花椒」とお茶3種。「茉莉花茶」、「龍井茶」、「鉄観音茶」。茉莉花も沖縄で買った物(さんぴん茶)が底をつき、冷水用に買ったティーバッグものでお湯だししてたが、どうにもまずいんで。龍井茶が一番消費量が多い。たまに飲むのにプーアル茶や鉄観音茶などの在庫も欲しい。そのほかにもこの店では種類があって、毎回迷ったうえに1種類初めてのお茶を買ってみるんだが、今回は「クーディン茶」を迷った末に買わなかった。費用対効果が望めそうにもなかったからなんだが、お茶って本来は贅沢品であるから、お茶にたしなむ素養が俺にはないということなんだろう。
 このほか香菜があったんでそれも買ってきた。これはアメ横よりだいぶ高かったな。


 帰り道、駅前の「ヤマダ電機」に寄ってみた。地下で健康器具やドラッグストアを見学した。元三越の売り場だったことを思い出しながら、味気ない売り場になったものよと独り言をつぶやきながら。
 かなり離れていたが「東池袋4丁目」まで歩き都電で帰途につく。

 昼食は「貧乏丼」。

 昼食後映画鑑賞。「狼たちの午後」。40年前の作品、1度観たことがある。警察の暴力、貧困、同性愛差別などに対する不満を主人公に爆発させる脚本がいい。最後の幕切れは印象が強かったんでよく覚えていた。クレジットで確かめたら、この作品の脚本家、前日観た「キャットバルー」と
同じだったし、しかも俺が好きな「暴力脱獄」も書いている。あと数本あるようなのでちょっと追って観ることになりそうだ。

 夕食のメニューは「トゥミス・タフ・ダントゲ(もやしと厚揚げの炒め物・インドネシア料理)」、「かぶの葉の味噌汁」。
 食後茉莉花茶を飲みながら読書。即ダウン。

 
 

2015年3月6日金曜日

最後まで喜劇で締めたかったが.....。

朝食がタイ米のお粥で昨日は開始した。
午前中に体操を2セットこなし、腰と膝をアイシングした。体操の内容は次のようなものである。

1.四つん這い・トカゲ歩きを5分。
2.四つん這い・犬のおしっこ・片足5秒停止を各5セット。
3.左脚伸ばし・3分。

1.は結構長く感じるなあ。2.は以前にも何回かやっていたんで苦はなし。3.もやったことがあるが、3分やるとしばらく痛くてまともに立てない。が、そのあとは嘘のように楽になる。

この日はこれを2回づつ、午前・午後・夕方とやった。2週間集中治療作戦の開始である。2週間後に実家に行く時までに回復の方向に向かわなければ、総合病院で診てもらうことにしている。

午前中は整骨院。帰宅して昼食。午後は映画観賞、2本立て興行。
「コンフィデンス」。いうなれば、クライムサスペンスコメディ。D・ホフマンがものすごく凶悪なボスを演じている時点でコメディ映画になってるし、そのほうが楽しめるハリウッド映画ってなとこである。

「キャットバルー」。50年前のコメディ・西部劇。ここで新たな発見。キャットバルーが町を追い出され隠れる場所が「壁の穴」という無法者の村だということだ。「壁の穴」はB・キャシディやS・キッドが率いてた強盗団であり、隠れ家にしていたところの名称である。さらに彼らは「無法者の群れ」という意味の「ワイルドバンチ」と呼ばれていたことである。1960年代後半こうした無法者の映画がよく作られていたっけ。R・マーヴィンが大真面目なガンマンに変身するところや、ベロベロの酔っ払いに扮するなどの大活躍で、全体的にしまらない作品をきっちりコメディに仕上げている。

夕食のメニューは「白菜とえのきと厚揚げの味噌煮」、「もやしとかぶの葉のサラダ」、玄米。この日も酒抜き。味噌煮のベースは先日(1週間くらい前?)のサバの味噌煮の残り汁である。

食後、玄米茶をちびちびやりながら映画鑑賞。3本目は「ライフイズビューティフル」。後半ホロコーストを描いた作品で、主人公の喜劇的に立ち回る姿が、それでも力の前には自己犠牲をもってしても歯が立たぬことを描き出すことに成功している。救いは息子と女房が生き残ることであるが、どうしてもこの残虐極まりないこの仕業に関する作品は、どんなに生き残る人間がいたとしても素直には喜べないところがつらい。また、「質屋」を思い出し辛くなるんである。

2015年3月5日木曜日

休肝日には玄米を

 昨日は前夜の飲み過ぎがたたって記録的な寝坊をした。それでも水曜日は水回り、和室、床の拭き掃除とやるべきことが多い。それらを済ませてからは昼食までだらだら過ごし、午後は映画を1本観てから整骨院へ出かけた。
 昼食には玄米を炊いて、初めての玄米ご飯体験である。白米に比べ若干高いから100%導入は考えていないが、たまにやる分には身体にもよさそうである。便秘体質には玄米や雑穀がいいそうで、この日は整骨院の帰りに押麦も補充のため買ってきた。

 夕食はここ2.3日に作った物の残り物で済ます。この日はノンアルコールデーである。
食後玄米茶をちびちびやりながら映画鑑賞。

昼間観たのは「理想の女」。いわゆる「昼顔」もの、といってしまったらおしまいか。男を食い物にしてきた女が、最後の仕事と決めてイタリアにやってきたのには理由があり.....。H・ハント扮する女の本音と嘘のセリフが小気味良い。ただ、全体の流れがどうにも演劇っぽくていけない。1930年代の社交界のゴシップの流れ方やそれらに翻弄される人たちの姿はいとおかし。

夜観たのは「偽りなきひと」。デンマーク映画。園児の嘘から噂が広まり追い込まれてゆく幼稚園職員男性の悲劇であり、この映画でも嘘と噂がテーマになってる。子供は嘘をつかないという盲信にとらわれている園長はじめ、集団ヒステリーになる人たちの描き方は一方的すぎるきらいがあり、親友との関係修復も無理やりな感じは避けられず、ちょっと残念かな?主人公演じるミケルスンって俳優が良かっただけに。それにしてもデンマークやスエーデンの作品って共通の雰囲気があるなあ。喜劇も観てみたいものである。

2015年3月4日水曜日

バースデーディナー

前日のシンガポールシーフードレストランのメニューをネットで見たらありました、ラクサ。ランチのみだったけど。逆にホッケーミー(福建麺)はディナーのみだった。銀座にも店舗があり、近日浦安へ出かける前にランチをとろうという計画まで立った。「チリクラブ」をまた食える。

昨日の午前中は再度の確定申告のため、町屋区民事務所へ出かけた。前に10人くらいいた。一番前で待っていたら、ちょうど目の前で手続きしていた男性が書類の不備を指摘されていたので聞き耳を立てていたら、なんと俺と同じ内容であり、今回持ってきた書類でもダメなことが分かった。で、そこから区役所まで移動し、不足した書類を発行してもらった。が、ちょっと不審に思ったんでその職員に尋ねてみたところ、この手の人がやたら多いことが分かった。年末に発送しているはずのものが届いてないということだった。俺もこの書類は受け取っていないはずなんで、やはり役所のミスということが判明した。数年前から郵便物が極端に少なくなっているんで、見逃したりなくしたりすることがまずないからだ。くそぉ!

 まぁ、それでも一応済んだ。来年はネット申告にしたろ。納税者番号も来年の初めに発行されるとのことだし。

 昼食はタイ米を使っての「高菜炒飯」。

午後から整骨院へ出かけるつもりだったのをやめた。午前中に買い物へ行ったところで「鶏肉の骨付きもも」を手に入れたからだ。先日食べた「参鶏湯」を再現することにしたからだ。
 で、だらだら夕食を作ることにした。メニューは「かぶと鶏肉団子のクリーム煮」、「白菜のオイスターソース炒め」。鶏の胸肉を細かくして荒いひき肉にして団子にしたのは言うまでもなく、コストダウンを図るためである。
 参鶏湯はとても単純なレシピで、材料をいっしょくたに煮こむだけである。ナツメも松の実ももち米も定番在庫なんで、今回のように骨付きもも肉が手に入ればいつでも作れるんである。味付けがなく、出来上がったものにネギや三つ葉などをトッピングし、塩コショウで自分の好みにするという、タイ式でなじみのカスタマイズ方式である。
 これらを作った後、「第三次おからドーナッツ製造」をおっぱじめた。今回は生おからを使用し、ホットケーキミックスとの割合を変えてみたが、やはりかちんこちんの仕上がりだった。次回は温度と時間を変えてみよう。しかし表面はともかく中身がうまい。十分、ドーナッツだ。

夕食のメニューはそのほか「ぬか漬けキュウリ」、「そーき(ケイの兄ぃの作品でめちゃうまい!)」。
これに発泡酒~オトーリー(久米仙の古酒35度を水で割ったもの)~クイーンズで手に入れた「ピースポーター」ドイツ産白ワイン~オーストラリア産微発泡赤ワイン~ウイスキー(「サントリー角」)で沈没。

2015年3月3日火曜日

かっき(牡蠣)的な品川散歩

 昨日は年に1度のがん検診。10時開始というのには本当にこたえる。いくら頑張って寝坊しようとしても前夜9時にベッドに入れば5時には起きてしまう。それから6時間以上の間なにも食えないのは人一倍食い意地の張ってる俺には苦行以外の何物でもない。今年は早めの希望日に受診できたが、順番が遅くなってしまい、これだったらもっと後でもよく、受信開始時間を早めてほしかった。選択肢がないのには不満である。
 今回も胃の検査で発泡剤がひとつでは足りず、ふたつ飲まされた。このげっぷを我慢するというのも苦行であり、うつぶせになって、さらに台が傾いたりしたらげっぷを誘発するように腹を圧迫させられんだからたまったもんじゃない。
 ところでがん検診って何歳までやるんだろう?俺としてはいつ死んでもいいと思ってるから、よく考えたらこの検診はする必要がないわけである。で、暇つぶしにしては苦行が多いし、楽して死ぬための苦行だという保証もない。来年までに態度をはっきりしよう。

 昼は朝作っておいた「レッドカレー」。タイマーでセットしておいた「タイ米」。炊飯器に入れといた人参とジャガイモで「温野菜サラダ・ヌクチャムドレッシング」、「フルーツヨーグルト」。
 昼食はケイの兄ぃと。

 この日は早稲田にあるキリスト教の何とか団体というところへ使用済みや使うことのない外国の切手を寄付しに行った。都電で終点の早稲田まで移動。東池袋4丁目あたりから沿線が工事中箇所が続き、景観もずいぶんと変わっていたが、学習院あたりからは緑もあり、落ち着いた雰囲気が変わってなかったのが救い?だった。早稲田(停留所)から歩くこと20分。「馬場下1丁目」というところなんだが、不思議なことにこの町には1丁目しかないんである。それでは丁目ってのは必要ないんじゃないか?なぞの町である。その団体は早稲田通りに面したビルの4階にあり、オフィスはドアを開けると段ボールが積まれてあり、倉庫だと思って帰ってしまうんじゃないかと思うくらい物音もないところだった。突き当たって右手に進むと5坪くらいのやはり倉庫風の事務所になっており、職員は初老の男性が一人いた。寄付の品を整理や管理してるらしい。で、手渡して完了。

 東西線で高田馬場まで一駅移動し、そこから品川まで山手線に乗った。高輪プリンスホテルのほぼ向かいの位置にあるユニセフハウスというところへ国内では換金不可能な外国硬貨を寄付に行くためである。青山の国連大学にあるユニセフ同様、ものすごい無駄な空間のある建物で、こんな地価の高いところをやめたら寄付を仰がなくて済むんじゃないかと考えるんだが、どうだろう?まっ、とりあえず用は済んだ。

 で、この日の最重要ミッションを果たすため、品川駅に戻る。戻る途中で気になったレストランを二つばかりチェックした。一つは「フライデー」。これはグアムで利用したアメリカン・カジュアルハンバーガーショップであった。日本でもあんなにでかいハンバーガーを出すんだろうか?次は「シンガポール・シーフードレストラン」。メニューに「ホッケーミー」があって「ラクサ」がない。しかも現在使われてないであろう屋外テーブルなどの片づけ方がいかにも中国風?で、この場にふさわしくないところを見るとオーナーはチャイニーズに違いないな。だが、シンガポールには誘われちゃうな。

 最後のミッションは「オイスターバー」攻略である。それは駅ビルの4階にあった。4階フロアにはシャレオツな店が何軒もあり、ぶらつきながらわが身がおのぼりさん気分に包まれてゆくのを感じた。早い時間(5時)だったんで広い席に案内された。客はまばらで、俺たちは親子3人のテーブルの隣だった。有閑富裕層っぽかったな。
 さて、まずはビール。おおきなグラスの「エビス」、うんま~い。そして8ピースの「生牡蠣」。生牡蠣を苦手とするケイ兄ぃの前でそのうちの7個をペロリ。4種の産地の中で赤穂産がいちばんうまかった。まさにミルクっぽいうまみ。続けて「フィッシュ&チップス」、「フライドオイスター」とサービスの「フランスパン」。これに生ビールの「バス・ペールエール」が合う。さらに「アンチョビーバターソース・オイスター」。エスカルゴ風にしたもので、これもうまい。
 仕上げはクラムチャウダーのシュリンプを白ワインで。ケイ兄ぃの指示でグラスで2種類のワインを楽しんだ。俺がチョイスしたのはイタリアとアメリカであり、味の濃いアメリカが俺の担当となった。イタリアのはさっぱり・すっきりでこれもおいしい白だったな。

 「ババ・シュリンプ」といい、お気に入りのレストランがブックマークされたな。

帰り道、同じ建物のなかにある「クイーンズ」で探してたドイツワイン「ピースポーター」を見つけたので、これを買って帰途についた。

 帰ってから、オーストラリア産ロゼワインを半分ほどにしてからダウン。
 

2015年3月2日月曜日

N・A・P

昨日は弓道昇段審査。午後には雨が降るとの予報だったんで、装備も雨対策。湿気を嫌う「ゆがけ」をはじめとして、弓や矢もカバーをつけたりすると電車内でも目立っちゃうんだが仕方ない。こうやって移動するのも年に1.2回のこと。

 午前中が実技。今回正座がすべて。膝の痛みの耐えられれば、それだけで何とかなると踏んでいた。が、意外だったのは座る時よりも立ち上がるほうが痛みも大きくしんどいッたらなかった。
しかも今回「おち」。5人づつ射る、その一番最後。つまり一番長い間座っていなければならないんである。さらに「大手前(おおまえ・一番の人)」が「失(矢を落とす)」をやっちまい、その処理でさらに時間が若干伸びる。目の前の人が緊張のあまりふるえているのが見えたが、こちらもそれどころじゃなかったな。
 決してほめられた射ではなかったし、普段もうちょっとマシかといえばそれほどひどいものではなかったんじゃないかと思うが、どうだろう?まあ、当たりこそしなかったが、大きなミスもなかったからよかったんじゃないかな。膝も心配していた以上のトラブルはなかったし。

お昼は作ってきた「おにぎり」。この日、作りながら考えたんだが、次回のおにぎりから、中心部に梅肉を配するんではなく、ごはんの中に混ぜてしまってから握ることにした。試しにちょっと残ったごはんで作ったところ、このほうが塩を使わなくて済むし、中心に到達する前から梅を味わうことが可能になる。

 午後は筆記試験。「大三」についての留意点という問題も出て、教科書の記述をほとんど覚えてなかったんで、稽古中に先生から注意されてきたことを列記して提出したら、要点はとらえてはいるものの、次回から教科書に書かれているように記述するよう指導された。が、反応は悪くない。

で、合格。登録料5100円を払ったら財布はほとんど空っぽ状態。こういう日は「家飲み」に限る。水曜日から4日間酒を抜いていた。で、今回からノンアルコールデー以外に酒を抜いたらポイントを付けることにする。そのポイントは外飲みに使える。これは家飲みよりもお金が余分に出る、つまり贅沢をすることに対しての補助になる?ともかく、ポイント制は内容を変えながら続けることにしよう。名づけて「N・A・P(ノンアルコールポイント)」。ひねりも何もないなぁ。

夕食のメニューは「グリッシーニ+ディップソース」、「チーズ」、「塩けんぴ」に発泡酒~赤ワイン。
「切れてるチーズ」には驚いた。値上げラッシュの春、」らしいが、中身がかなり減らしているにもかかわらず、箱が今までのままなんである。見事にごまかされたな。6時ころから時計を見ながらはじめ、9時ちょっと前に閉店。次の日は「がん検診」なんで、9時以降の飲食ができないんである。

飲みながら2月中の買い物のレシートの集計をした。5万円ちょっとだったが、ちょっと気になったんで、業務スーパーでの合計金額と、実家にいる間ほとんど毎日通った酒専門スーパーでの合計金額を出してみた。両方とも1万2千円ちょっとだった。このほかにも自宅ではほかの店で酒を購入しているわけであり、おおよそ全体の3割を占めていることになる。ん~。

2015年3月1日日曜日

シンプルで行こう!

 昨日は朝からケイの姉のところへ出かけ、昼までごちそうになってきた。上の子のために作った紙粘土製の「老木のジオラマ」風のものは5日遅れの誕生日プレゼントだ。おまけに朝作った「おからドーナッツ」は粉末おからの戻し方で、今度は水分が少なかったらしく、かために仕上がってしまった失敗作。これは下の子と俺で、そのほとんどを消費したな。

 この日作ったのは「白菜キムチ」。白菜を一口サイズに切った後「エOラ・キムチの素」を加えもみこんだものである。下手な中国製のしょっぱいだけのキムチの3倍はうまい。
 今年最初のぬか漬けはきゅうり。やっと少し値が下がってきたので、ぬかどこを冬眠から覚ましてやった。
 この2点と常備菜の「なます」があれば、後は米さえあれば何とか食ってゆける。独居老人はもっとシンプル・シングルライフを目指さんとな。


 夕食のメニューは「鶏肉の黒酢炒め」。これは鶏むね肉を使った料理の中でもトップクラスの出来となった。とにかく肉が柔らかく仕上がる。ジューシーなレバーって感じだ。かなり古い黒酢も冬眠から覚めた、かな?
 これに残り物の「納豆キムチスープ」、米。この日も酒抜き。


 玄米茶とオランダ製のチョコ菓子で映画鑑賞。「イングリッシュペイシェント」。15年くらい前に観たもの。死にゆく主人公(「キリマンジャロの雪」みたい)とそれを看取る看護師の話が重なっていて、ちっとも覚えていなかったので、非常に感動しながら鑑賞した。看護師に関するもの全部といっていいほど覚えてなくて、愛するものを亡くすというトラウマ、石けり遊び(J・ビノシュの身の軽さは驚きもの)のシーン、恋人になる爆弾処理のインド人のエピソード等々、今回初めて観たのと同じということだ。160分の作品で80分は、まるで新作。両方にかかわる人物をW・デフォーが演じており、とても素晴らしい演技だったな。
 劇中「マジパン」ってお菓子?の名前が出たので、調べてみたら砂糖とアーモンドで作ったお菓子とのこと。実にシンプルなお菓子、食べたいなぁ。