2011年3月25日金曜日

週末名画座

土日にサービスを入れないので金曜日が来るとなんとなくホッとする。
 午後にサービスを入れないようにしているので金曜日の午後は特にのんびりする。

今日はサービスを終えてから上野へ行きセンター地下で”こぶみかんの葉”を買った。タイ料理には欠かせないもので、西洋料理でいうところの月桂樹に相当する。

 ケーンと呼ばれるスープ料理には必須である。グリーンカレーもこのカテゴリーに入る。

今日はむら珍(店名)にあった。ここでは2軒に置いてあるが今日は他方の店は品切れであった。その店ではライムリーフって呼んでた。カイアムリーフとも呼ばれるし、いろんな呼び方があるのも香草によく似てる。
 その香草だが、近所のスーパーでは最近入荷しないようで、ついでに買っていこうかと思ってたが、あいにく良いものがなく今回は諦めた。


 センター地下で買うこぶみかんの葉は生なんで家で干さねばならない。面倒だが乾燥してあるビン入りの製品(高い!)を買うことを考えればたいしたことではない。


 今日の午後も国営放送の映画鑑賞。昨日は「裏窓」、「北国の帝王」。今日は「影なき男」、それに民放の「折り梅」。
 「裏窓」。ヒチコックのあまりに有名なこの作品をちゃんと見るのは今回が初めてである。一流の娯楽作品であることは間違いありません。
 「北国の帝王」。これが公開された頃キネマ旬報を定期的に購読していたんで筋も知っているが見るのは初めて。これもほぼ完璧な娯楽作品である。
 「影なき男」。どうにも欠点ばかり目に耳について仕方のなかった作品。主人公が登場する場面ではSポワチエがBチップス(夜の大捜査線)として復活?と思わせたのもつかの間で、中途半端なサスペンスとアクションが2時間近く続き、場違いな音楽がそれに上乗せされるんである。
 
 「折り梅」。アルツハイマー患者を中心に描かれる家族というものの見直し啓蒙映画である。と、皮肉っぽく書きなぐって済ませられないものがこの作品にはある。
 まず、ハッピーエンドに持っていったように見せかけ、最後にこれから先の困難さをさらりと描くところが新鮮である。それに啓蒙と書いたが、そうした場面のカットの長さがいやらしくない。つまりちょうど良いということだ。衝撃的な意味で「明日の記憶」が脚光を浴びたが、介護が身近な人におすすめの作品である。

 今夜のメニューは「ベトナムの高菜の玉子焼き(ベトナム勉強帳より)」、「小松菜とがんもどきの煮物」、「白菜と挽肉のスープ」、「生野菜サラダ」。

2011年3月23日水曜日

自分で行う車....自行車(自転車の中国語)

 さすがに2日連荘でTV映画鑑賞、少々疲れた。昨日は3本立て。
「ヘアスプレー」。ノンストップミュージカルである。のりだけで楽しく観られる。
「逃走迷路」。ヒチコックの作品。年代は多分戦前なんではないか?後でググってみよう。
 不思議な感じのサスペンスである。その後の作品に見られるエピソードの原型が見られるのではないか?政治的な内容もあり盛りだくさんの内容である。しかし展開や人物設定に無理が目立つので結末まで緊張が持続しない。
 この今ひとつぴりっとこない不思議な感じにトリフォーが引かれたのかもしれない。

「その男ゾルバ」。Aクィン演ずるゾルバの描き方がなんとも面白い。シリアスなシーンも吹っ飛ぶくらいである。適当。この言葉はこの人物のためにあるかのようだ。高田純次の祖先である。

3本目の映画は国営放送の深夜に放映されたものを実家から払い下げになったレコーダーで録画したものである。同時に我が家もやっとのことで地デジ化した。


 今日も映画を放送していたが自転車のタイヤ交換が切実なことになったんで、こちらに専念することにした。何せタイヤ交換は何度やってもスムースにことが運んだことがないので時間を多めに予定しなければならないので、午後を全てつぶす覚悟が必要なんである。
 後輪と前輪を止めてあるボルトのサイズが同じでないことからレンチが不足するというトラブルから始まった。
 仕方なく午前中に後輪の交換を済ませ午後はホームセンターでレンチを買ってきて前輪の交換を済ませた。後輪の反射鏡も壊れてたんでそれも交換。

 予定通り丸1日費やしたも同じことになった。

今夜のメニューは「えのきと豆腐のカレーあんかけ」、「なすの味噌汁」、「子持ししゃも」、「しいたけシュウマイ」。初挑戦のシュウマイは見事に失敗した。原因はこのレシピにある春雨の戻し方の時間をレシピより長くかけてしまったことにある。

2011年3月21日月曜日

今年の花見は?

 世間は...と書くと書きようがなくなるくらい混沌としている。ブログの出だしとしては必要のないところであるが、そこは年寄りのなせる技(更新のきかない)である。

 桜が、早いものは満開であり、すぐ下に満開のものが1本植わってる。毎朝ベランダに出ると必ず1羽の鳥が来ていて桜の花びらをついばんでいる。濃い桜色の花びらの何をついばんでるのか知らないが、6時ごろ必ず来ている。朝飯なのか、食後のデザートなのか、消化を助ける作用があるものなのか?

 その桜もここ2.3日の風で花びらが散っていた。

こんな風景に歌を詠む者もいるだろうし、自分のように長命寺の桜餅を思い出している者もいるかも。また花見の酒を待ち望むものも入るだろう。とにかく季節の入り口を象徴する花であることには違いない。

 以前より新緑の葉桜は季節も含めて好きだったが、花自体は好きでも嫌いでもなかったが何年か前にこの季節に悲しい出来事があって以来、どちらかといえば一般的な華やいだ気持ちからは遠ざかっていた期間があった。
 それが一昨年本八幡で花見をしてから変わった。素晴らしい光景だったが、その光景の中でまどろむ(酔う)のはすこぶる気持ちの良いものであった。
 花が咲く頃、仕事で通る谷中が楽しみである。朝早いんで酔っ払いの喧騒もないし空気も幾分きれいだろうし。思いっきり刹那的になりながら楽しんで良い季節である。


 今夜のメニューは「アジの干物」、「わかめの味噌汁」、「もやしとにらソース炒め」、「三つ葉のおひたし」。

2011年3月20日日曜日

外出禁止令?

 せっかくの陽気、河川敷で走りたいところだが先日自転車のタイヤを買いにいったときに自転車屋の入り口の段差でこけたときの打撲の痛みがとれず断念した。

 左ひざ、右ひじ、そして今回の右大腿部の打撲とまさに満身創痍である。

というわけで今日も午後から国営放送の映画鑑賞2本立て。

 「アウトオブサイト」。Sソダーバーグは共同脚本に相当口を出す監督だと勝手に想像している。それが今回良いほうに仕上がる結果をもたらしたんでは?タッチがのろくとても楽しめる展開である。CGだらけのアクションにうんざりされてる方におすすめである。ただしストップモーションが意味なく入るんだがただ目障りで故障じゃないかと観客が勘違いしてしまうほどである。こんな撮りかたしてたっけ?

 「17歳のカルテ」。「カッコーの巣の上で」をなぞってんじゃないの?と思わないほうがおかしいくらい似ている。仕上がりは到底及ばない。意外性もなければ新鮮味もない。Aジョリーが良かったって?ファンであってもそれはほめすぎ。もちろん彼女のファンでもなんでもない。ちなみに日本の「クワイエットルームへようこそ」はこの作品からの影響がかなり強く出ていたことを思い出した。

 今夜は冷蔵庫整理最終回。「ジャガイモ、ウインナのビネガーソテー」、「なめこと三つ葉の味噌汁」、「しらたきとわかめのサラダ」、「こんにゃくとちくわのきんぴら」。
 

2011年3月19日土曜日

30分の散歩

こんな時なんである。木曜日はちょっと距離があるが谷中まで足を伸ばす。
 その直前のサービスが早めに始め早めに終えたんで、開始予定時刻より30分早く到着してしまった。自転車を止めてから近所を散歩した。寺町である。その合間に家があるという所もあるくらいである。その家も近代的なものやら5.60年は経っていると思えるようなものもある。

 そうした古い民家を眺めるのが好きだ。特に窓ガラスの枠が木製だったりすると、何だかうれしくなってきたりする。そのがらすがスモークだったら尚更である。逆にきれいに年を重ねた家の窓がサッシに換えられていたりすると悲しくなる。

 外壁が亜鉛鉄板で覆われていたり、補修工事にその時代の流行が見られる。電話線ケーブルやエアコンの設置のための改修工事も景観を損ねないように苦心しているものもある。エアコン室外機を隠してしまうのを見たときは感心してしまった。だが、ある神社の賽銭箱の上の蛍光灯にはがっかりした。

 こうした電気製品など生活を変えたことによる景観の害し方に以前より馴染めなくなったというか違和感を覚えるようになったのも懐古趣味が強くなる歳になったいうことかもしれない。

 三崎坂を中心線に行ったり来たりで30分。ちょっと狭い道を入るといい加減奥まで行って行き止まり、なんてこともある。敷石はでこぼこで、中途半端な間をとっているので高齢者にはつらいところだ。
 車椅子も無理である。どうやって死ぬまで暮らすんだろうか?

そんなことを考えながらサービス開始時間に戻った。ここの家も戦後すぐ建てられたと思う。あいにくそういった話をする機会が今までなかったが、次回は5分ぐらい早くサービスには入って尋ねてみよう。


今日は午前中に買い物。だがゆうちょのATMがどこも休みなんで財源不足につき買ってきたものは牛乳2本きりであった。
 午後は国営放送で映画鑑賞。しかも2本立て。

 「ヒトラーの贋札」。気になっていた作品。強制収容所でナチに贋札を作らされるユダヤ人の物語。あらすじだけでも興味がわく作品である。本も良いし、役者も知らない人ばかりなので先入観なしで見られた。ただしカメラワークがきつい。動きすぎではないだろうか?

 「キンキーブーツ」。倒産寸前の靴工場をゲイ専用の靴の製作により立て直そうとする跡継ぎを中心のお話。「フルモンティ」を思い出していた。コメデイだけにしてしまわないのが英国流なのかは知らないが、この作品についてはその中途半端さが悪く出てしまったようである。もっとすっきりできる様な気がするが.....。選曲は良い。

 今夜はそういうわけで冷蔵庫内の整理日になった。「もやしにかまぼこのあんかけ」、「ワンタンスープ」、「人参のもずく和え」、「納豆とわかめの豆板醤和え」。

2011年3月16日水曜日

心に良いこと、身体にも...

我が家では震災後ほとんどラジオがかかっている。
 しかしこれは精神的に良くないそうである。
  自分にイライラがつのってるのがわかる。
   買いだめするアホ、朝から釣りに行くのに自転車で信号無視するバカ、停電に文句つけるカス...。
    一歩外へ出ればこんな面々と出会っちまう今日びである。
     きれそうになっちまう自分をやっとのことで押さえ込む。

対症療法では運動が一番だそうである。とはいえ歩くにも自転車乗るにも寒すぎる天気だった。
ってことでいつものジム。

バイクも腹筋、背筋もきつかったのにランだけは足の痛みも発生せず久しぶりに10k走りきった。約1年ぶり?である。
 もう少し身体が軽ければ更に楽だったかもしれないというのは欲張りすぎか?
 間食をやめればかなりの効果があることは自覚しているんだが....。

 しかし家にいる時間が長くなればなるほどお茶を飲む。当然のごとくお茶の友が欲しくなる。
在庫が少なくなったんで先ほど近所の100円ローソンで何点か買ってきてしまったくらいである。
その中に特筆すべきものがあった。「エースコイン」である。古銭をかたどったビスケットでありその種類の多さにも驚くが、筆頭に富本銭があることに更に驚く。これは流通貨幣かそれとも祭祀に使われていたものなのか結論が出ていないものなのである。先月のレポートで取り上げたテーマの中に出てきたもので、思い出しながら口の中にせっせと運んでいるのである。
 間食をやめるのはもう少し先に延ばそう。

今夜のメニューは「麻婆豆腐」、「三宝菜(八宝菜の味付けで三品)」、「ワンタンスープ」。このうちワンタンのみオリジナル。

2011年3月15日火曜日

欲ボケ(我欲)

 そろそろ米がなくなりそうなんでいつもの店で買おうとしたら目的の銘柄はおろか米自体全て売り切れ状態であった。しかも店内は通常の5倍。乾麺コーナーも棚が空いていた。

 本当に米びつの底が見えてる我が家としては困ったことである。

近所のスーパーでも状況は同じ。店員はあさって入荷するから心配ないと客に説明してるのが聞こえた。心配することはないとは思いつつ、パニックに陥った人を恨んだ。

 今夜の2合が最後の米だった。

 同居人が買い物ついでに近所のほかのスーパーで見つけた5kの米を買ってきてくれたんで危機は回避できた。値段は少し高いがこの際そんなことを言ってる場合ではない。

 そういえばティッシュもそろそろなくなりそうで、これもどこのスーパーも売切れである。救援物資を東北方面に送ることによって東京の在庫がなくなっちまうとでも思ってるんだろうか?


東京に大きな地震がおきて買い集めた商品の下敷きになってくたばるとしたら......。

これが石原都知事の”我欲”ってやつなんだろうな。

今夜のメニューは「ぶりの照り焼き」、「大根の味噌汁」、「白菜のクリーム煮」、「大根の皮のきんぴら」、「大根の葉とちりめんの炒め物」、「大根のおでん味」。1本100円の大根を使いきった。