2013年12月27日金曜日

師走の風景

 昨日はクリスマスツリーの片づけから始まった。いよいよ正月である。

クリスマス前の雰囲気もいいが、やはり子供だった頃の正月へ向けての街の雰囲気は高揚感をあおるものがあった。今ではそれを求めても無理な話だが、それでも下町の路地にはまだ少し残ってるんじゃないか、と思って街歩きする番組が多い。
 が、現実にはそんなものはなく、それに近いものを心の中にある風景と同化させているだけなんである。

 外はともかく、家の中は前日に続き年末である。仕込んだ材料を調理しなきゃならない。
まず、広東チャーシューを焼いた。ここでちょっとトラブル。蜂蜜が思うように容器から出てこない。たっぷり両面に塗らなきゃならないのに、困ったものでこの寒さで固まっちまったみたいだ。結局ふたを開け、スプーンですくいだした。20分で両面焼けたのでさっそく試食。”ヘンハオチー!”。

 黒豆は一晩漬けたものをそのまま火にかけ、8時間煮た。これも朝4時半から始めたので午後に試食。う~ん、うまい。煮豆に開眼。来年は煮豆をなるべく自作しよう。

 身欠きにしんは水の取り換えのみで、調理は今日である。

そういえば昨日スーパーで八頭を見た。確か子供のころのおせちには里芋じゃなくてこれだったと記憶する。加える?どうだろうか?ちょろぎがあるんだからやはり........。


 お昼は「冷やし中華」。生めんを買っておいたので、普段ならラーメンなのだが、同居人からラーメン休止の通達が発せられたので、季節外れのメニューとなった。
 具材はトマト、キュウリ、もやし、錦糸卵、ハム。部屋があたたければこれもいいねぇ。そういえば、70年代だったと思うが、「冬でも冷やし中華を食べさせろ!」のスローガンを掲げた芸能人グループがいたっけ。遊び心だったんだろうが、学園紛争の敗北感からいかにも現実逃避の自己満足感で内部逃避みたいな雰囲気が漂っていたような記憶がある。今はただ季節感の喪失といった虚無感しか浮かんでこないが....。

 膝の調子が悪いといっても、ダンスには差し支えないほどなんだが、昨日の教室はサボった。内容がいつもと違い、フリーダンス(音楽がかかり続け、好きに踊る)なので先生のレッスンはないし、休んでもいいかな、と考えたわけである。どうせ南千住には来月3日に行くわけだし。

 昨夜のメニューは「ひき肉と大根(皮の千切り)の搾菜炒め」、「セロリの浅漬け」、「キャベツの味噌汁」、「ししゃもっ子丼」。安上がりメニューである。

 昨日も奈良大から郵便物が届いたが、前回が奈良散策ツアーの案内(もちろん有料)、今回が入学案内で卒業生の体験談満載の小冊子である。本当に商売がうまい大学である。ますます嫌気がさしてくるんだが、それでも先日の試験結果、早く送ってくんないかなぁ。


 

 
 

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