A新聞のコラムに「55プラス」という定年後に趣味で楽しむ人たちを取材したものがある。過去にはスキューバやチェスなどが扱われ、結構長い連載となっている。
世の中には似たものがたくさん入ることがよく分かる。そして最近載ってるのが「弓道」である。
俺が通ってる教室でもこの春から始めた人がもう一人いて、その人は過去に経験があるから俺より相当上手である。こういうタイプはダンス教室では多く、そのほとんどが経験者である。
経験者の復活というのは見た目にも格好が良い。その点俺のようにこの年になって始めるものは格好が悪いこと甚だしい。
団塊世代の先輩と違って、俺などはやる気さえあればいろいろ出来たし、それなりにゆとりもあった。ダンス、テニスなどは30年も前から国営放送で趣味の時間として放送され、テキストを購入したくらいである。そのテキストはいつの間にかどこかへ行ってしまったが。
楽しんでる先輩の姿を見るのは大いに勇気付けられてる。以前は若い人たちと混ざることで元気をいただいてる気がしたもんだが、奈良大に行くようなってからは、年長者からいただくことが多くなってきた。趣味として楽しんでる姿(楽しめるレベルに達しているということだ)は、本当に格好が良い。
時間割的にはまだまだゆとりがあるんだが、麻雀教室を5月いっぱいでやめた。主催者はとても気持ちよく承諾してくれた。
で、最後の麻雀である。半ちゃん2回でまぁまぁプラス。というより女性がかなり振り込むんで、そのお相伴に預かっちゃったんである。時間が中途半端だったので、最後までやらずにやめようということで始まったゲームで、当たり牌(満貫)を見逃したあと、倍満を振り込んでしまい、かなりへこんでしまった。まぁ、最後にしてこんな上がり方も良かろう。それにしても上がるときはほとんど満貫にできたことが良い勉強になった。「飲まない、吸わない、賭けない」麻雀は正しい!
この教室で以前社交ダンスをしていた人がいて、現在のダンス教室の先輩たちとの話でもその名前が出たので、最期に挨拶してきた。いつも来ている見覚えがある人だった。
夕飯のメニューは「韓国風いり豆腐」、「しし唐のおかか炒め」、「小松菜とベーコンのスープ」、「小松菜の白和え」。材料がダブったが、調節のためやむをえなかった。
夜はテニス。コーチが急ピッチでメニューを進めるんで、ついてゆくのがやっと、という感じである。続けて繰り出されるボールを返すのも、最後のほうで追いつけなかったり、足がもつれたりする有様である。しかし狙ったところへ球を返せたときの気分は最高である。これで帰って飲むビールがうまくないわけがない。調子に乗って白ワインに手が伸びたが、1杯飲んで沈没。お疲れである。
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