図書館の利用数が増加してるそうだ。まさに俺は時流に乗ってるな。
団塊の世代の利用もあるだろうが、なんせ不景気の時世、本も買えないよな。
本が売れなくなってきてる。ネットで買える本、本をダウンロードできたりとか便利になっても、需要がいきなり増加する分けないからその限られた枠の中での食い合いのようなものである。町中の本屋がなくなる。自宅の近所に本屋がなくなってから2年経つ。古本屋さえなくなった。
とことん図書館とネットを利用すれば、たいていの情報の収集とか文字や画像や音源による娯楽も可能である。俺もこの数年そういったものに費やした額は年に数千円くらいである。まさに本の売り上げ減少に一役買ってる消費者である。
以前はCD購入が当たり前だが、今は図書館になければレンタルで済む。
一日でも早く接したい欲求は、この年になると?なくなるのかな。
とにかくそれらに費やしていたものは結果的に家の中の”物”になって、生活空間をせばめてる場合が多いんじゃないかな。本もCDもDVDも持ってる必要性を感じなくなったな。
新刊で興味を持ったものはメモしておいて、半年くらいで図書館で検索して借りるに限る。衝動的に手に入れたものは本に限らず、後悔することが多かったのは自分自身の欠陥なのだが...。
それにしても何度も読み返したい本はそうはないはずだし、人生もそう長くない。
今回借りてきた本は丸谷才一の「思考のレッスン」、池澤夏樹「むくどり最終便」。前者は奈良大の卒論の指南欄で推薦されてたもので、最近なくなられた方のユニークな思考論である。小説も読んでみたいとは思うがなかなか手が伸びない。
後者は北海道から沖縄に移住していたころの著者の週刊誌連載エッセイである。どうも福永武彦を連想してしまってたんだが、彼の福永に対する思いを新聞?で読んでから変わった。彼の”沖縄論”が楽しみである。
ついでに借りたのがフランクシナトラ、クインシージョーンズ。聞いて、良ければコピーしちまう。
今夜のメニューは昨日失敗した「ねぎの鶏肉巻き焼き」、「ごぼうのたたき煮」、「わかめの味噌汁」。
明日は長女の家での夕飯の予定を「すき焼き」にしたのは、たまに買いにいく三ノ輪の肉屋の特売があるからである。これからじぃ散歩がてら.....。
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