2011年6月17日金曜日

まっ、いいか?

レポートを書いていて一番思うことは自分の語彙の少なさ、あるいは作文力のなさである。
 それをズバリ指摘してくれる先生も何人かいた。専門の先生方に読んでもらえるのだからその点謙虚に受け止め、本来なら書き直さねばならぬところ一応は合格点をもらってるんで相も変わらずの稚拙な文章で提出し続けるんである。

 本を読んでて自分が表現したいことを上手く(当たり前の話だが)書き表したものに出会うことがある。つい最近読んだ本がまさにそれである。「長生きが地球を滅ぼす」。
 自分が同じことを書けば挑発的で攻撃的で中傷だらけのものになるに違いない。それを専門の生物学の立場からソフトに書いてあるんである。高齢者はこれを読んで生き方を見直して欲しいものである。
 実はずいぶん前にタイムマシン物を題材にした小説の原案を考えたことがあった。が、イメージが膨らむことなくそれっきりだったんだが、この本によく似た内容の事が書かれている。簡単にいえばエネルギーをたくさん消費することによって時間を操るということなんだが、この時間とエネルギーの関係に関する記述が多いのもこの本の特徴である。

 もっててもいいかなと思える本の仲間入りである。


旅行中に予約録画する映画をこれからネットで検索しながら決めるんだが、まだ未見のものが残ってるんで今日も2本観た。レポート作業中断!
「三国志」。趙なんとかという人物を主人公にした香港映画。かなり本筋に手を加えたものらしいんだが、どちらにしてもこれだけの殺し合いを国家統一の美名のもとに行われた歴史のどこが面白いんだか理解不能である。1人殺せば殺人者、沢山殺せば英雄ですか?ってんだ。諸葛光明が単なる策士という描き方はリアルでよろしい。美化しすぎなんである、坂本龍馬のように。

 「ボンボン」。アルゼンチン映画。素人俳優を使ったロードムービー?もどき。一匹の犬を譲り受けた失業者がその犬が血統種であることから騒動が起こるんだが、パタゴニアの青空みたいにどこかのどかで人生なんとかなるかなと思わせる良い作品である。キャップをかぶった主人公は「パリ、テキサス」を彷彿とさせ犬と別れたあと別れた?女房を探しに行くんじゃないかと思わせた。だがこの主人公はもっと大事なものを見つける。
 スペイン語が耳に心地よい映画でもある。

今夜のメニューは「イカが主役の八宝菜」、「ツナ入りワンタンスープ」、「茹でキャベツのおかか和え」、「げそ生姜焼き」。小ぶりのスルメイカ6はいで150円につられ買ってしまったものの下ごしらえで苦労した。炭がはねてズボンが被害を被った。個体数も多いんで時間もかかった。やはりイカは大ぶりが良い。結局3はいは冷凍した。

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