2015年4月28日火曜日

G(garden)W(work)

 晴天が続いてるんで庭いじりも順調に進んでる。
で、今日は1週間ぶりに自宅に戻り、メールチェックや郵便物チェックなどを済ませ、病院回りを済ませてからまた田舎に戻るつもりだ。電車は東京に向かう連中が多く結構混んでた。というのも夫婦でそれらしき恰好をして東京のポケット地図なんかを観たりしてるからわかるわけである。常磐線で一気に品川まで行けるんだからおのぼりさんにとってはかなりありがたいことではある。

 俺のGWは後半も庭いじりして過ごす予定である。先日放映されたアド街の「牛久」でどこか変わったところが分かれば行ってみるつもりだったが、それもないので無理して混んだところへ出かけるよりは引きこもったほうが肉体的、精神的、経済的に良さそうである。

 畝が2列になり、両方ともさつまいもを植え付けた。が、天気が良すぎてちょっとだらしなく横たわった苗を見るにつけ、自然相手は大変だなとつくづく実感するんである。
 この後、もう1本畝を作り、葉物か何かを植え付けたいと思ってる。ミントの畑では整備したところ、場所が偏って生え出してきたので、余ったスペースを利用してハーブか花を植え付けて、今回のGWを終えたいと思う。
 打ち上げは西日暮里でのホルモン焼きで、これだけが始まる前から決まっている。今夜は中ジメということで串焼きやで一杯やるつもり。

 

2015年4月19日日曜日

湿り気が多い月

 午前中は買い物。4軒のスーパーを渡り歩く。こうした作業は週に1度は定例になってる。生活費の切りつめにはなくてはならない作業でもあるからだ。
 またデフレ経済を象徴するかのごとく、各店が競いあってるのがこちらにも通じるくらい露骨に価格表示しているなんざ以前の家電店みたいな様相を呈している。まぁ今始まったことがないにしろ生活防衛のために安いものを求め歩く消費者を引き付けている状態がなくならない限りデフレ経済からの脱却なんて到底無理だと思うが、こうした底辺の動向を知らない政治家に何も求めてない俺には関係のないお話である。

 昼食は「パッタイ」。

午後は映画を観て過ごす。「おろしあ国酔夢譚」。このところ外れが多いあとで、こういう面白い映画を観るとほっとするな。2時間ちょっとを長く感じさせない展開になっており、省略の仕方も不自然さがなく、あっという間にエンディングクレジット。うまい。役者もよかった。中でも若手の沖田浩之が光ってたな。生きてればいい役者になっていたんだろうが、それは神様でもわからない。
 ロシア語のさよならが「ダシュダニエル」と聞こえるんだが、そこから「ジャックダニエル」を連想させウイスキーが飲みたくなった。残念ながら、この日の買い物で買うつもりだったんだが、1軒目で699円税込だった「クリアニッカ」をためらったら、本命だった3軒目の価格がそれよりちょっぴり高かったんで買わずに帰ってきてしまったからである。

 夕食のメニューは「キャベツとトマトのチーズ炒め」、「紅ズワイガニのトマトクリームスープ(レトルト)」、「ミックスビーンズとコーンのサラダ」、「偽キャビア」、「ブルーチーズ」、「ラスク」。

 これに発泡酒~エルダーフラワードリンク~梅酒の水割り~日本酒。この日はペースを上げずだらだら飲めたな。日本酒は前日に決めといた「黄桜・純米」。「かっぱっぱ~ろんぱっぱ~♪」。

 18時からTVで町屋の飲み屋が取材されたものを観た。なかなかいい店だが、それだけあって混んでたな。もつ煮に焼きとん、串揚げでビール、焼酎かぁ、いいね!

 21時から「アド街」で渋谷。レトロな場所を中心に取材されていて、「鯨や」や飲み屋街など懐かしい場所がうつされていてよかったが、恒例のガールズコレクションのOO年代特集だけはちといただけなかったな。
 それにしてもゲストで泉さんや山瀬まみちゃんなど懐かしい面子が出ていて、非常に楽しかったな。泉さんのトークが面白かっただけにいつになく山田さんものってたな。これに司会者も....なんてないものねだりしてはいけないんだろうがなぁ、俺も年だな。
 次週の取材先は茨城県牛久だが、ここでは河童をトレンドマークにしていて河童をモチーフにした土産物を売っていたりする。で、来週も「黄桜」飲みながら観るとするかぁ。

2015年4月18日土曜日

のーめる、のーめる♪

 キンキンがなくなった。俺の世代では愛川欣也さんをこう呼ぶ。80歳かぁ、平均値で行くと早くもなく遅くもなくってところだろうか。先日長年司会を担当していた番組を観る機会があり、その時に突然の降板で司会者が新しい人になったばかりであったが、番組の雰囲気が良かったことを思い出して、天国でキンキンも安心してんじゃないかなんて考えたね。
 その番組で今月の25日に「牛久」が放送される。この番組では名所や人気店をトップ20選んで放送するんだが、あったっけ?20も。
 常磐線が東京までつながったことで、結構お祭り騒ぎになっていることはなってるんだが、何にしても人気がない県だったのが、つい先日の楽天の調査ではGWに行きたいところ第2位という結果が出たんだそうな。驚きである。

 きのうの朝は「ぬかどこ」の水抜きから始まった。今まではぬかを足すだけにしてきたんだが、今回は穴を掘って水がたまったらくみ出すという方法にした。手間はかかるがやはりこのほうが確実だ。これから漬ける野菜も値が下がってきていよいよぬか漬けシーズンの到来である。ぬか漬けといえば日本酒だが、「黄桜」のキャラクターなどを書いていた小島さんもなくなったそうだ。俺が小さいころからCMソングの「かっぱっぱ~♪」は続いているわけで、作品も長寿だったな。
 このころ「力士」なんて酒も宣伝してたっけ。この歌もまだ覚えてるし、西田佐知子さんの「菊正宗」も歌えるな。
 こりゃ、今夜はキンキンに冷やした黄桜の冷酒でもやりますか?

 整形外科~整骨院のあと、ケイと昼食を一緒にした。ケイの希望は焼き肉で、この日はおごってもらっちゃった。俺はカルビ定食とホルモン3点盛り、ケイはタン塩2人前とロース。二人とも昼間っから生ビール、実に気持ちの良い昼食だった。以前はそれほどでもなかったはずだが、ケイは酒が強くなってきているようだ。が、この日は2杯で足がふらついてたな。
 俺は帰宅してからこの日も銭湯に行こうjかなと考えてたが、帰り道雨に降られたんで中止にして、午後はどんより過ごした。

 昼間の焼き肉が効いているようで、夕方になっても食欲が出なかったんで夕食は何もつくらず、焼き蛤の残り半分と柿ピーで済ませた。発泡酒~梅酒の水割り~白ワインの前夜の残り。
 夜の映画鑑賞会は「北のカナリヤたち」。ひと言で言い表すとしたら「シナリオの合成写真」。これはそもそも原作に問題があり、あちこちから集めたドラマの断片をつなぎ合わせたようなものを構成しただけの話だったんじゃないかと思う。3つか4つの作品ができるんじゃないかな?もっとも各作品はあんまりおもしろそうじゃないな。これは登場人物すべてに性格付けを徹底させるというドラマ制作方程式を作っている原作者の方法が有機的に作用しすぎて、観ているものに感動よりも不快感が作用してしまうからではないかと思う。この方法は実は「昔の人」も採用していたことを最近知った。が、出来上がった作品は素晴らしいものだし、感動させるのはテーマの違いが大きいかな。「北の...」はテーマが暗いし、怨念や後悔というものを長く引きずる描写をあっさりセリフで描いちゃうから、感動まで至らないんだよね。吉永小百合さんの映画は今一つ面白くないものが多いんだが、職人・坂本さんでもこの壁を破ることができなかったんじゃないだろうか?いや、仲村トオルを使った「行きずりの街」もつまんなかったな。近年のサスペンスものはやんない方がいいんじゃないかな。
 ちなみに「昔の人」って川島雄三さんである。

2015年4月17日金曜日

ぷちとらべる房総

 浦安についたのが11時半ころで、駅から10分程度の川べりを散歩してから飯にするのにちょうどいい時間だった。主目的である焼き蛤やもその通り沿いにあり、飯の後に寄ることにした。腹が減ってる時に買おうものならつい多くなってしまいそうでもあるからだ。
 たらたら歩いていると船宿の看板がちらほら見え始めたと思ったらもうそこは川べりだった。



当然河川は整備されつくし「青べか物語」の風情は残ってはいないが、それでもなかなかいいふんいきだ。まだ小さかった頃新小岩や平井に住んでいたことがあり、その時の記憶がその雰囲気をおもいださせてるのかもしれない。河川にかかる線路橋を兄に連れられて渡ったことや、この近辺で親父に連れられ潮干狩やハゼ釣りに行ったこと、千葉駅まで無賃乗車して駅前の交番で保護され母親が引き取りに来てくれたことなどが思い出された。
 何か土産になるものがないか、写真下の店をのぞいたところ、魚の名前の下に値段が書いてあったんで干物かなと思ったら、それはすべて釣り針だった。ここは船宿なんである。この店が出てくる場面を思い出していたら酒が飲みたくなってきた。すごくいい天気だったし、やっぱりビールだな。
ちょうど焼き蛤やの対面に大衆食堂があり、そこで昼食とした。「もつ煮定食」と瓶ビール。もつ煮を肴にビールを空けた後お新香と味噌汁で米を食った。BGMは70年代のアイドルソング。どうしてもこの日は昭和なんである。
 食後通りを渡って焼き蛤やでケイのとこへの折をひとつと自分用に簡素パッケージにしてもらった物を買った。店は小さく、中でお婆さんというにはちょっと早いかどうかの女性が二人で作業していた。一人はくし刺しである。蛤が130円と高めな気がしたが、それでも焼き鳥屋でのことを考えればどうということもない値段であることが分かる。それに蛤自体収穫量が減ってきているしな。

 さて、浦安までは大手町からの東西線だったが、そこからが非常にわかりにくい。武蔵野線や京葉線、総武線などが入り組んでいて、その先に度ほどホームを間違えた。
 とりあえず西船橋まで一駅乗り武蔵野線で南船橋まで行き、もう一つの目的だったIKEAで買い物した。店の中は先日行った新三郷店ちおほとんど同じだったから、探すのに時間はかからなかった。が、ピンポイントで買うならネットで買った方が楽だな。まぁ俺にとっちゃいいウォーキングにはなるんだけど。しかもこの日は前日に買ったシューズの試運転でもある。今回はいいチョイスだったようだ。
 食品売り場が主目的であり、ネット販売してないから来るしかないわけである。買った物はスナップス(ハーブ酒・薬用酒)、エルダーフラワーシロップ、偽キャビア、ブルーチーズ。のどが渇いたんで出口近くのドリンクスペースでドリンクバーを利用した。70円は安いよな。

 帰り道は来た路線とは違うものを使った。武蔵野線で西船橋まで戻り、総武線で船橋、そこから歩いて京成船橋、京成線急行で青砥、乗り換えて町屋。景色が良かったな。東京をはさむ片方の川崎や横浜にはないどんくさい雰囲気がいい。

 帰宅したのが4時過ぎだったが陽気がいいんで銭湯に出かけた。ところがいつも利用するU湯が改築のため休み。来年の4月までかかるらしい。まぁこれはこれで楽しみではあるが、この湯の雰囲気は結構気に入ってたんだが.....。
 で、そこから歩いて10分くらいのところのT湯を使う。風呂上がりのビールがうまい。

 帰り道スーパーで「にしん」を1匹買う。予定のメニューではなく、この日買った焼き蛤に合わせたんである。本来なら日本酒と行くところだが、この日はあえて白ワインにした。
 スナップスとシロップと炭酸で作る「エルダーフラワードリンク」を食前酒として1杯、食べながらもう1杯。にしんを食べると俺が店を始める前に一緒の職場で働いていた東北出身のSを思い出す。何度か飲み屋でにしんをうまそうに食っていた笑顔を思い出す。実際調理するとなると面倒な魚であり、それは食う時にも付きまとう。下ごしらえではうろこが多いし、食う時は小骨が多く時にのどに刺さる。しかしこの日のにしんはあたりだったな。この店の海産物はよく外れるんだけど。
 潮の香りがするような肴を冷たいワインが流しこむ、まさに至福のときである。いい散歩だったな。

2015年4月16日木曜日

新しい靴を買わなくちゃ、な

 昨日の午前中は整形外科~整骨院。

 昼飯は帰宅してから「貧乏丼」。

 午後からは三(の)輪まで行き、「五輪」で買い物。ディスカウントストアなんだが「鈍器」より品揃えが良く、2.3年に1度ここで靴を買う。整骨院で靴底の減り方で問題点を指摘された時に底がかなり減っていることに気が付き、さらにもう1足も同じような状態だったんで今回は2足買い直すことにした。男の靴にも流行があるようで、紐を結んでいるところの外側にチャックがついているものが多い。今回買い直される1足はそのタイプのもので、はいているとだんだん緩んでくるというか、チャックが開いて来てしまうんでチャックの部分を接着剤を使って止めてしまったことがある。
 今回「N」の字がやたらに大きくついているものと、無名のものを買った。前者が5800円(税別)と後者が2800円(税別)。試着した感じが良かったんで選んだものだが、どう差が出てくるかがお楽しみ。

 1階の食品売り場でチーズとドイツ製のガーキンス・ピクルスを買う。このピクルスは普段行くスーパーでは置いてない。あるのはエジプト産とかトルコ産が多く、その中では俺でも食えないような代物もある。チーズはコストを考慮して「切れてるチーズ」を買うことにしてるが、この日買った物は「雪印」のものだった。それ迄買っていた「クラフト社・森永」とまるでそっくりの包装だったからだが、これ問題にならなかったんだろうか?できれば雪印製のものは買いたくないんだが....。
 あの大会社はあれほどの不祥事を出しながら、解散もせずまたのさばり始めてるからだ。まだ15年しか経ってないんだぜぇ。

 「五輪」のあと、近所のスーパーを2軒まわり、それぞれで少しづつ買い物して帰途につく。この2軒に「アルパカ(チリワイン)」が並んでいたが売価は最安値の店に比べると100円以上高い。新製品(白)もあったが、当然手が出なかった。

 夕食のメニューは「厚揚げと大根の葉・キャベツの甜麺醤炒め」、「フカヒレスープ・しいたけ入り」。もちろんスープは既成品レトルトである。これに発泡酒。この日は図書館で借りたCDを聴きながらの調理だった。そのタイトルは「沖縄そばやさんのBGM」。いやぁ、気分も沖縄。つい泡盛を一口飲んじゃったくらいである。惜しむらくは歌詞カードがついてないんで意味不明の曲も多いことだ。

 赤ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。つまみはこの日購入したチーズとピクルス。「アレクサンドリア」。スペイン映画。古代エジプトを舞台にした宗教戦争。巻き込まれるアレクサンドリア図書館を守ろうとする天文学者やその教え子たちを描く。キリスト教とユダヤ教の確執や魔女裁判などてんこ盛りだが、ドラマとして面白いものはなし。キリスト教の拡大に辟易するだけの後味の悪い作品となった。イスラム国民が見たらどう思うんだろうか?
 2本目は「トゥームレーダー」。くだらない、のひと言。後で知ったことだが原作はゲームとのこと。それにしても主演のA・ジョリーの胸の大きさと唇の厚さだけでも十分気持ち悪かった。お父さん役のJ・ボイト(実父)やD・クレイグなんかがやけにおとなしめに見えたくらいである。
 

2015年4月15日水曜日

貧乏定食

 先日のがん検診で「胃」が久しぶりにひっかかった。あれから9、10年くらいになるか。自暴自棄になって酒量が一気に増えたころだったな。今回も酒だろうな、原因は。好きなこともできず、鬱屈していて酒の量も増えてきてるしなぁ。

 で、昨日は精密検査(胃カメラ)のための問診。かかりつけのH先生に診てもらった。なんでも胃の下部に弯入(わんにゅう・要するに凹み)があるとのことで、それが何を原因としていて、だからどうなのかという説明はなかった。まあ、カメラをいれればわかることらしい。前回は口からしかいれる方法がなかったのが、技術革新で鼻から入れるものもあるということなので、どちらでもよかったが「鼻」を選んだ。何事も経験であるが、やれやれである。撮影は来月中旬。

 固定資産税(茨城県分)を払った。東京分は毎年額の変動がほとんどないのに対し茨城分の今年の額は今までで最高の下落幅だった。余裕で1回分は外飲みできるほどだ。確か空家の対策で建物に対する固定資産税がアップするということは小耳にはさんでいたが、人が住んでるところは今まで通りなんだろか?

 図書館では「パラオ」に関する旅情報本を探したところ、まったくなかった。また島尾敏雄も見つからなかった。どうも図書館で本を探すのは区内全般の在庫を確認できるネット利用のほうが効率がよさそうだ。公立だけに。
 この日返した本の著者は小栗康平。映画監督のエッセイ集である。実直な性格がにじみ出ていて、自然を見つめる目がけがれてない。作品にも投影されているような気がした。消費増をあてにした経済偏重のゆがんだ社会を批判することばは非常にわかりやすい。これから社会に出てゆく人たちを思いやる気持ちにもすんなり同調できるなぁ。俺が頭で考えてたことを言葉にしてくれたよいう思いである。
 で、今回借りた本は小津安二郎の日記に関するものである。この中には山中貞夫に関する記述や自身の作品対する思いが読めるようだ。特に先日観た「東京暮色」に関するものを読んでみたかったんである。

 午後は歯医者。詰め物が取れ、部分入れ歯も具合が悪く1か月以上装着せずにいたところ、作り直しということになった。また、片方だけで噛んでいたので、その負担で痛みが出るようになった歯も治療してもらった。また、当分かかりそうである。やれやれ。

 夕食のメニューは「かぶの葉とめかぶの塩炒め」、「大根の皮オイスターソース炒め」、「ぬか漬けキュウリ」、「シイタケ・えのき・豆腐のスープ」。名づけて「貧乏定食」ってとこだろうか。

発泡酒~梅酒の水割り~赤ワインをちびちびやりながら映画鑑賞。「築城せよ!」。段ボールで城を作るという流行の町おこし映画。ばかばかしいコメディだが、先日の「きつつきと雨」よりまし。同じ監督のオリジナル作品があるらしく、本作の長さを考えると、オリジナルのほうがすっきりしているような想像をしてしまう。
 この日はもう1本。「戦うパンチョビラ」。脚本家がすごい!R・タウン(チャイナタウン)、S・ペキンパ(ワイルドバンチ)の共同である。どちらも俺が好きで何度も観た作品の本をそれぞれ書いている。時代設定は「ワイルドバンチ」と同じころの話になっており、この作品の翌年に「ワイルドバンチ」が作られている。本作も娯楽作品としてよくできているほうだが、主人公がいまいち魅力的でないということだろうか。C・ブロンソンの役についても、R・ミッチャムの役についても同じことがいえる。が、どうしても大傑作「ワイルドバンチ」と比較してしまうからかもしれない。ブロンソンの奥さんが最後のほうでちょっぴり出てるがこれはお遊び?

 

2015年4月14日火曜日

うざ色の雨

 一昨日の帰りの都電が緩いカーブのところでひどい横揺れが続き、一緒に乗ってた人も驚いていた。俺もこれは変だなと思い、昨日の朝いちばんに営業所に電話を入れその旨を伝えた。一番後部に乗っていたんで、運転席が前後についている都電はスピードメーターも両方で表示しているのを見ることができる。ちなみにその日の速度はカーブで30数キロだった。もしかしたらそれでもスピードが速すぎていたのかもしれないが、そうすると運転士の責任になるなぁ。ほかの車両で経験したことのない揺れだったんで、線路が原因していることはないとしたら、車両そのものか運転に原因しているはずだが.....。

 昨日の午前中は」整形外科~整骨院を雨の中出かけた。確実に膝は回復に向かってはいるものの、まだ部活復帰のお許しは出ない。

 往復歩いたのでいい運動になったはずだ。午後は出かける予定がないので、このくらい歩いておかなきゃならないだろう。

 午後は昼食後、夕食と常備菜である「泡菜(なます)」を制作。

夕食のメニューは「?菜(実家から持ち帰ったもらい物の野菜)の白和え」、「たまねぎ・キャベツ・人参のスープ」。
 ここ数か月の運動不足(それより以前と比較して)による肥満対策で夕食の量を減らすことにした。が、あれだけ実家にいるときは食っちゃ寝の生活をしてた割りには体重は増えてない。これで油断すると危ない、危ない。
 お米のジュースを温めたものをちびちびやりながら映画鑑賞。「キツツキと雨」。これは恐ろしくひどい作品だった。これを作った脚本・編集・演出は重罪である。主人公らしき二人を描いてない。で、やたらに意味のないカットが長く続く。のんびりした気分を表現するのに、だらだら話を進めるという誤った考えがありありと見える。これで2時間ちょっとの時間を映画館で過ごせる人がいたんだろうか?ズバリ、1時間の特番でも十分。嶋田久作・山崎努を主役に変え、「僕らはみんな生きているⅡ」を森林の中で描いたら面白い作品になるはずだと思うよ。この映画のキャッチコピーが「いつか晴れるさ」だって。くそ、東京は今日も雨。

 早くから観始めてたので、続けてTVを観てたら赤坂さんの司会で音楽番組があり八神純子がゲストだった。終わりころにバラード(新曲らしい)がかかったが、これが思い入れたっぷりすぎて、かなりうんざりした。これが長いアメリカ在住からの持ち帰ったものだというからさらに驚いた。物を作る側が思い入れが強すぎて過ちを犯してしまうといういいお手本である。「水色の雨」はいい曲だったなぁ。

 続けてうんざりしたんで続けて久しぶりに「酒場放浪記」を観た。御茶ノ水の飲み屋のもつ焼きがうまそうだったな。