録画済の映画とドラマを観た・
「大いなる幻影」。ジャンルノアール作品。
ちょっと変わった戦争映画である。ドイツの捕虜収容所の話でフランス・イギリス・ロシアなどの捕虜や収容所所長の対立と交流を描き、シリアスさとユーモアが混在しており、終盤のフランス人の脱走のエピソードも感動的に描かれている。
多分変わった風味がしたのは所長役のなんともいえない演技のせいではないだろうか?諧謔的な台詞や自虐的な生き方など、主演たちを完全に食ってしまいかねないほど印象的なんである。
何とかシュトロハイムという名優(怪優とも言われてる)であり、監督だということだ。「サンセット大通り」で老女優の執事を演じてたということだが、そういえばうっすら思い出した。
映画の中で窓際のゼラニウムがすごくうまく使われ写されてた。その花を切り取る場面は感動的で、切り取った人は何とかシュトロハイムであった。
「バッケンレコードを超えて」。久々に観るテレビドラマである。北海道放送開局記念ということで製作された実話を基にしたものである。タイトルはスキージャンプの最長記録のことだそうだ。
ドラマの最後に本人たちの写真も出た。キーポイントになる小道具や友情出演となる人物の配置などが効果的で好感持てる作品になってる。景色が良いことから映画でもそこそこいけるんじゃないかな?もっとも主演の知名度がいまいちか。
この日の国営ラジオで聞きたかった曲が続けて流れたんで非常に気分がよい台所作業だった。
先日雪がぱらついた時に、そういえば最近「白い恋人たち」が流れないと思ってたところだった。
ある局のヒットパレードでは最長記録を作った曲である。映画はともかくフランシスレイの傑作のひとつであることは間違いない。
もうひとつは「バスストップ」。大橋巨泉のコラムがしばらく新聞にのっていたことで、彼がDJをやってた「ビートポップス」を思い出し、その中でよくかかってた曲である。初期にはグラハムナッシュが在籍してたことはずーっと後で知った。
昨夜のメニューは「ほうれん草とベーコンのバター炒め」、「鮭とジャガイモの蒸し煮」、「かぶの
味噌汁」。
「古文書学」の再提出レポートが合格となって返送されてきた。今年次での最後のレポートになる。2月のスクーリングから帰ってきてから始めるつもりの「西洋史概論」の評価は4年次になるだろう。もちろん提出できればの話。
「古文書学」の模範解答は知人からいただいてるんで暗記するのみ。2週あるスクーリングとスクーリングの合間に試験勉強でもするかな。2月の奈良は高齢者がぶらつくには寒すぎるからなぁ。
ともかくレポートが通ったのはめでたい。ということで昨夜は痛飲!
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