2020年10月31日土曜日

定期健診好きの老人たち

10月30日。星期五。            134/91。63.0㎏。  掃除とゴミ出し。  新聞を買って来てざっと目を通す。  9時まで部屋に置いてある1982年出版の料理レシピ本を見る。魚料理のレシピに多様性があり、時代の移り変わりを強く感じる。現在使用しているレシピ本でも10年以上前のもので、それでも魚の種類は極端に少ない。鮭とかさばとかが主流であり、スーパーへ行っても変わり映えのしない陳列である。煮ものも多く、時間たっぷりある俺としてはこういった料理に取り組んでもいいかもしれない。  材料の量の多さに何度も驚かされるが4人前にしても多い。これも時代の特徴を出している。現在の2人前の量の少なさに、上品ぶっているような印象を受けるのは俺が年取ったせいでもあろう。  9時に近くの郵便局へ行き、そのまま停留所一つ分先の診療所へ向かう。が、40分開始まで30分近くあり、密が予想される診療所で長時間待つのはリスクが高いと思い、後で行く予定だったスーパーで買い物をして、一旦自宅に戻って荷物を片付けてから再度診療所へ行く。  ちょうど予定していた時刻に到着し、健診がすぐ始まる。やはり診療所内は俺より年齢が上らしい老人で密状態だった。検診が自身のためだけだったらとっくにやめちまうんだが。俺の前に5.6人いる。歓談内容も自身の健康についてのみ限定。  「ちょっと太った?」って看護師に体重を測っているときに言われた。即、「コロナ太り」と答える。と言っても1㎏程度のもんだが。  身長が167.9㎝だって。40年前には173㎝あったはずだから5㎝以上縮んだことになる。  血圧~心電図~レントゲン~問診&触診~血液検査で終了。結果は郵送してもらう。同じころ献血ルームから来ているだろう。  11時過ぎにW到着。  昼食は「焼きそば」。具材はキャベツ、ピーマン、ニラ、もやし、チャーシュー。  Wが選んだのは「グリーンブック」。小道具(石)などをうまく使っているが、これは古典的な手法であり、目新しさのない作品だが、やはり安定して観ていて気持ちがいい。  鑑賞後、Wに問題を出した。主演二人のどちらがアカデミー賞をとったか?というクイズだ。彼の答えは白人(ヴィゴ・モーテンセン)だった。もちろん外れであるが、俺も彼に賞をあげたかったな。実にいい俳優だが、最近彼の初監督作品の上映プレミアが北欧であったことを電車内のニュースで知った。  Wが観ている間に夕食の準備をする。  夕食は「オクラ・山芋・にら・なめこ入り納豆」、「秋刀魚・おろし添え」、「おでん」、「みょうがの梅酢漬け」、「白瓜の甘酢漬け」。    オリオンビール~飲みかけのイタリアワイン~Wがだいぶ前に買って来てくれた国産白ワイン~今回買って来てくれた岩手県産純米酒「桜顔」~バーボン。  次にWが選んだのは「メトロポリス」。先ほどの「グリーンブック」といい、観たばかりの作品なので、目新しいものはないが両作品とも素晴らしい。  Wは宵っ張りなので、俺は先に失礼して8時前にダウン。

2020年10月30日金曜日

ちょび髭おやじ

10月29日。星期四。              153/104。63.3㎏。  何度か目が覚めたが、3時半に起きる。たっぷり8時間寝たことになる。アルコール消毒作業で疲れたらしい。  朝食は「シリアル」に牛乳、バナナヨーグルト、「アサイー」。このアサイーは献血ルームでもらったもの。名前は知っていたが飲むのは初めてだ。他の果汁も入っておりデーツなどもヤシの実だし、南方系のジュースで栄養満点らしいし、貧血も軽減されるらしい。そういう意味では献血ルームに置くのは正しいということになる。味はまあまあ。まずくもなくうまくもなく。  6時ころ新聞を買ってくる。朝の「密」が濃い。うじゃうじゃ人が行きかう光景は何も渋谷ばかりじゃないことを実感する。  東京都下の水が検査によりひどく汚染されていて、悪質な成分がほかの都市の倍以上だったということが判明されたということだ。「東京水」なんてCMがあったが、今でもやってるんだろうか?マンションの貯水タンクの汚染も問題になっていることから浄水器は必須アイテムとなるわけだ。  17連休を勧めている政府、それを支持する国民。この国は狂ってる。すべて経済優先の施策がすべてを悪化させていることは自明の理なのに。外出を奨励するなんてブレーキを踏むどころか、アクセルを踏むようなもんだろう。免許取り上げた方がいい年寄りばかりだもんなあ、今の政府も。  17連休対策は、決して外出せずに過ごすことを考える。レンタルビデオ、テレビでの映画録画とわずかな本と食料。ということでアカデミー賞偏重気味だったところを英国アカデミーにチェック範囲を広げてみたところ、まだまだ未見の傑作が多くありました。17連休でも足りないほどありました。    二度目の朝食は「やきもち」2個、ほうじ茶。しょうゆをつけただけのシンプルな味がいい。  9時に買い物に出る。荷物が重くなりそうなので自転車を使う。  途中にある眼科で診療時間を確認する。予定ではそばにある期日前投票所で投票を済ませてから訪れることになっている。  スーパーは9時オープンだが結構混んでいた。お目当ては昼食にする「かつ丼」299円税別である。残り四日に予定しているメニューに必要な食材と、酒コーナーではオーストラリア産ワイン、オリオンビールを買う。肉コーナーでは常時100g49円税別で売っている鶏むね肉を600g。日曜日に行くことになっているケイのねぇねぇのところで夕食の唐揚げ用である。油と粉は先に送ってある。  「切れてるチーズ」がいつもの特売で198円でも安いのに、148円税別だったんで思わず買ってしまった。  で、肝心の「かつ丼」はまだ陳列されてなかった。時間が早すぎたようだ。で、仕方ないので「ロースカツ」299円税別を買う。揚げたてなようで温かい。タマネギとつゆと卵で自作することにした。  ヨーグルトは98円のものには寒天が入ってるインチキ品だったんで買わなかった。  階下のホームセンターでも欲しい食器洗剤は高くて手が出なかった。  帰り道、地元チェーン店であるドラッグストアで買い物。実家周辺では品切れが続いているハンドソープの詰め替えがあったんで買った。10%増量タイプなので278円税別でも許せる。ケイのにぃにぃが好きな「モッツアレラ」タイプも買った。普通のヨーグルトも買った。使い勝手がいい店だ。  昼食を作る。買ってきた小松菜をインスタントみそ汁に加える。とんかつにボリュームはいつものかつ丼の倍くらいあった。
 午後のロードショーは「プリズナーズ」。昨日の「ボーダーライン」に続く、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督特集だ。2013年。誘拐された娘を追う父親の狂気と暴走と、あらゆる情報を集め解決にたどり着く有能な刑事を描く、まさにスリラー映画だ。刑事を演じるジェイク・ジレンホールはどちらの役も合うな。が、刑事のプライバシーに関することは一切描かれない。150分以上かけられないからなのかな?  登場人物の関係が次々と暴かれていく過程もすごい脚本だが、やはりそれぞれの演技がうまい。特に娘を探す父親(ヒュー・ジャックマン)に監禁され拷問を受ける男(ポール・ダノ)が迫真の演技を見せる。男はその前に刑事の執拗な取り調べも受ける。この二人、のちに監督と主演という立場になって「ワイルド・ライフ」という佳品を作っているが、関係の発端は本作品ではないだろうか。  ヴィオラ・ディヴィスやメリッサ・レオなど名優ぞろいだ。  それにしても宗教色が強すぎて、理解不能なところも多く、ネットでネタバレを読むしかないだろうな。  監督は最近SFばかり作っているようだが、現代スリラーに戻ってほしい気もする。最新作は「デューン」だが、いろいろあった作品だけにこれも楽しみではあるんだが。    もやしのひげ根取り。いつもの10円のものと違い、さすがに28円と思ってたら、意外と多い。よく見ると、ひげ根を取った後からちょび髭のように根が出ているじゃないか。生命力の強さを見せつける。  夕食は「きゅうりとビータンの和え物」、「カリフラワーの茎?葉?葉柄・の卵炒め」。ゆでて刻んで炒めたところに卵を加え「中華風香辛料」と塩で味付けしたもの。「そうめんのパッタイ風」。しし唐、ピーマン、ねぎを炒めパッタイ風の汁を加え、そこにそうめんを加え、辣油を混ぜたもの。
 オリオンビール~燗酒1合(昨夜いれっぱなしで忘れたもの)~スキットル入りの酒はウイスキーだった。いつも飲む安ウイスキーの刺激が弱くなっているような気がする。  6時ころ外を見ると満月近いものと一番星がスカイツリーの左側に見える。雲一つないまさに「秋晴れ」だ。  続けてテキーラを飲んで7時半にはダウン。        

2020年10月29日木曜日

つい買ってしまったカリフラワー

10月28日。星期三。          。63.1㎏。  カレンダーに記載のない東京スティ3日間の中日である。  朝食は台湾混ぜ蕎麦汁で作った雑炊、バナナヨーグルト、牛乳。  洗濯。曇りだが、もともと外干しする気なし。部屋の中も季節は乾燥気味に変わってきている。  新聞を買ってくる。  広告の本の内容の一部が面白い。キャッチコピーにひっかかりやすいな、もちろん買わないけど。そのタイトルは「その言い方は失礼です」。その一部に「メールが長いと人は離れていく」。これは内容とは違うかもしれないが三度経験があることであり、大いに納得する。 離れたのは俺のほうだけど、メールでなくとも話は長いが中身はしょぼいのが耐えられないんである。メールを一方的に送り付け、返事が遅いといらつく自分勝手な奴がそれに相当する。「失礼」を自覚しろ、っての。  「国側からの約束」。これ、約束期日が明確なら、新聞でカウントダウンをやってほしい。例えば2050年までに「温暖化ガス 排出ゼロ」とぶちまけた約束事などである。目標はいいが、のたまう自分が生きているかもわからないのに、空約束はして欲しくないものである。  第一そんな先のこと、続けて報道してくれなければ忘れちまうよ。政府機関のこうした約束事を一覧にしてカウントダウンやるのに、通販で使っている1面割いてもいいんじゃあないの?  9時から近所のスーパーへ特売の餅を買いに行く。1kg398円税別は餅粉が原料ではないものとしては格安である。いつも買う特売品はこれより100円上だ。  店内を回ると処分シールがはられているものが目につく。その中で「おでん種セット」と木綿豆腐を買った。で、表で並んでた大根(100円税別)を買いに戻る。すると隣にあったカリフラワーがあまりにも立派(大きさと黒ずみのなさ)なんで思わず買ってしまった。198円税別。サラダにしても5人前でも余りそう。  小さな買い物袋に、その中に入ってたビニール袋でギリギリ収まった。  早速「おでん」を制作。ケイのにぃにぃあてのお土産であるお米の中から少しいただき、面取りした大根に加えて煮る。種はすべて湯通しして土鍋に入れる。だしの素と白だしを少量加える。  昆布は在庫があったんで、軽く水に漬けて柔らかくし結んでから投入。これで大根が煮終わったら合流して完成。  昼食まで時間があるので映画を1本鑑賞。「ボーダーライン」。三度目である。  昼食は「チキン・辛・ラーメン」、「ケンニプ・チャンアチ(エゴマのしょうゆ漬け)」、大根を煮るのに使って「ごはん」になったお米。 ラーメンにゆでたてのカリフラワーを加えてみた。うまい。  建設会社に電話したら繋がんなかった。水曜定休が多い。実家の壊れた食洗器の解体を依頼しようと思っている。5年前に細かいカスタマイズ化をしたが、二度目の大がかかりなカスタマイズ化となる予定である。  テーブルの交換や、それに伴う収納の見直しなども計画しているが、その前哨戦である。  そういえばマンションの壊れたままになっているオーブンもいかれているのはパネルだけであり、それなら修理可能かもしれないとケイのにぃにぃが言ってたことを思い出した。それが修理できれば、こちらも収納の見直しを計らなきゃならなくなるな。  3時から風呂。インフルエンザ予防接種のテープがついたままだった。  夕食は「もりそば」、「冷奴」、「おでん」を少々。  発泡酒~燗酒1合~スキットルに入った酒(なんだろう、ウヰスキーのようなんだが)をちびちびゃりながら観た映画は「ダイ・ハード」。これも三度目だが相当前だのクラッカーだ。当たり前だのクリケットだがアラン・リックマンが若い。昨日観た「レオン」が1994年、こちらは1988年だもんな。まあ、こちらは生身の主人公が活躍するノンストップアクション映画の古典となったな。  初めて観た時、現れたブルース・ウィリスが「団しん也(お笑い芸人)」そっくりだったんで吹き出したことを思い出した。  柿ピーの入れ物をひっくり返しながら観終えて寝たのは7時半ころ。

2020年10月28日水曜日

オータム・イン・トーキョー

10月27日。星期二。              130/90。62.8㎏。  朝食は冷凍しておいた「ビビンバ」。冷凍庫から出した時点での計量は400gあったが、レンジにかけた後のボリューム感がみすぼらしく、食したところかなり水っぽい。これに「白菜の塩麹付け」、ヨーグルトと牛乳で果物は梨もなし。ヨーグルトには昨年の11月の制作のキウイジャム。他には同じく去年制作の「柚子ジャム」の2種しかない。  昨日の朝はキーボードを4回ぐらい机にたたきつけたほど、文字変換や入力自体が思うようにできず、非常にストレスのたまるログ付け だった。で、冷静になって考えてみたところ、ブラウザの問題かもしれないと考え、最近表示されるようになった「マイクロソフト・エッジ」で立ち上げてみたところ、何と、すらすら入力できるじゃないか。で、多分、ウインドウズ8とインターネットエクスプローラーの相性が悪いんではないかと考えられるな。  自転車の空気入れに再度挑戦してみた。これも冷静に作業してみると、注入口ではなくポンプ自体の口を注視してみたところ、どうやらこちらのほうに問題があるようだということに気が付いた。そこで、注入口に当てたポンプを左手で押さえ、右手でポンプを押すという非常に不便なスタイルでの作業をしてみたところ、何としっかり空気が入っていくじゃないか。  パソコンといい、この朝は非常に気分が良く始まった。  昨日やらなかった洗濯物をたたみながら、つくづく小さい家の暮らしやすさを実感するんである。この家で、場所が郊外より離れた田舎だったら申し分ないなあ。最低限のものだけを置き、家の中はがらんとさせたいものだ。移動手段は自転車と110㏄バイク。    さて、次のトラブルは冷蔵庫で、表示されてたトラブル表示ナンバーを調べてから、本体の下にあるパネルにつまりがあるということなので外して、掃除機をかけて雑巾で拭いたが、中途半端な気がしたので洗浄してみたところ、本来の機体の色が出てきた。  10時ころ外出する予定なので、2時間くらい時間が余ったところで映画を1本鑑賞した。「ヤング・アダルト・ニューヨーク」。  2014年、ノア・バームバック脚本・監督・制作。スコット・ルーディンが制作に名を連ねている。この人、俺が目をつけた映画で、たびたびその名が出てくる人である。特にこのノア・バームバックやウエス・アンダーソンやコーエン兄弟の作品に多い。  実はこの1年以内に一度鑑賞しているんだが、酒が入っていたようで記憶がほとんどない。初めて観たような感想となる。とても面白い作品で、どうしてもウディ・アレンと比較してしまう。主人公(この作品ではベン・スティラー)の持つこだわる性格がよく似ているんである。自尊心が強すぎる割には軽薄なところもありすぎる。本作で妻役のナオミ・ワッツがそれに加わって騒ぎを増長させてしまうというコメディである。  悪役(世間ではそうみられないが)のアダム・ドライバーがうまい。妻役のアマンダ・サイフリッドとともに売れっ子大活躍だ。特にアダム・ドライバーはこの後、同監督の「マリッジ・ストーリー」でも主演しており、早く旧作にならないかと待っていたんだが、ネトフリだったんだよなあ。  資金集めが楽らしく、多くの監督がネトフリで作る傾向が強くなってきている。観る側も対策を講じなきゃならないな。  10時半に出発、JR駅まで歩く。山の手線は結構空いている。が、降りた原宿はさすがに混んでる。ここではマスク装着しっぱなしだ。  青山霊園立山地区まで歩くが、下り道が多く膝への負担が大きい。途中で見た原宿ヒルズあたり店の看板「EAT IN TO GO」。新しいものではなく、まさに先取りの街だな。  到着し、早速墓の掃除を始める。と言っても、花生けの洗浄と墓石に水をかけただけだ。花生けの石をどかして傾け、水やりの汚水を流して洗浄し、墓の中を持参した懐中電灯で照らす。  昨年来たときもこうして中をのぞいたんだが、その時は暗くてよく見えなかったが、中に何もないと思えたのを今回確認するつもりだったんだ。で、やはり墓の中はもぬけの殻だった。どういうことなのか全く見当もつかない。帰宅してから管理しているところ(多分東京都)へ連絡することにした。  で、何も入ってないのに拝む必要もないだろうと、さっさと片付けて退散した。途中で花屋に出くわさなくてよかった。持参した線香も上げなかった。  そこから歩いて渋谷に向かう。人通りは渋谷直前になるまでは少なかったが、なんせ、この周辺は坂が多く車道は平らなくせに歩道は傾いているんで歩きにくいッたらない。これは膝などに障害があるものでなければわからないだろうな。  行違う人はほとんどお金持ち(あるいはそれ風)ばかりで、家に駐車してある車も高級車ばかりで、まさに「カレラ」の車(ポルシェ)などが置いてある。  女性のファッションに鼠色が多いのは今年の干支のせいだろうか?おしゃれも素敵だが、マスク美人が多い。これの本物美人の確率はどれくらいだろうか。不謹慎なことだが先日お亡くなりになった竹内結子さんについては、もう20年くらい前だったろうか。彼女のファンだった部下に向かって彼女を「マスク美人」と呼んだのはこの俺だ。彼女の顔は鼻から上を隠すと非常に下品な口をしているのをそう呼んだのだ。実際、その部下はそうやってみて、俺の意見に同調した。  マスク美人も多いが、それ以上にデブも多い。コロナストレス食いが原因だろうか?いや、それ以前からだろうな。太り方が「慣れてる」って感じの歩き方だもんな。  墓地を出てすぐナンプラーのにおいを感じたのは、青山学院の銀杏のにおいが漂って来ていたんだろうか。あれこそ都会にいて感じられる風物詩の典型だよな。電車から見る東京の景色は思ったよりも緑が多く、いたるところで季節を感じさせる?感じようと一生懸命探してる?まあ、どっちでもいいか、暇つぶしには。  電車の広告を見て「チョーヤの梅酒」のモデルが中村ゆりさんそっくりだったが、調べたら別人の25歳の女優だった。アングルのせいだ。  秋葉原駅に到着したのが1時1分前。1時に予約した献血ルームへは当然遅刻した。それにしても混んでいる。あちこちにコロナ対策が施されており、お菓子なども置かれてなく申告制となっていた。俺は朝食べすぎたせいか、この時間になってもまるで食欲がわかないので水分補給のみにした。  検査のための注射と本番の注射と2回刺された。昨日から刺されっぱなしである。30分、「オレンジページ」のスイーツ特集号を読みながら過ごす。  ちょうど山の手線を1周したことになる。家までの途中、業務スーパー~最近開店したスーパー~イオン系のコンビニで買い物する。  3時半帰宅。  墓地管理事務所に電話して確認したところ、管理費は納められているし、お骨の移動は許可制になっているが届け出はないということだった。謎だ。音信不通となった兄夫婦に確認をとることもできないし、したくもないので俺の気持ちの中では「散骨」したということで決着をつけようと思う。「お骨」自体には何の興味もないしね。  で、「ディランチ」。昨日の続き。鹿児島ラーメンの麺と台湾混ぜ蕎麦の汁、サバの味付け缶、白菜の塩麹漬け。  オリオンビール~燗酒2合をちびちびやりながら「レオン」鑑賞。1994年、リュック・ベッソン監督作品。大体は覚えているが「完全版」は22分長い。主役の二人もいいが、ゲーリー・オールドマンの「飛んだ」演技が「トゥルー・ロマンス」と同じくらいいいね。登場した時の若々しき顔はサム・ロックウェルそっくりじゃん。彼も「飛んだ」演技がめちゃうまい役者だ。  レオンに仕事を依頼する役のダニー・アイエロは名脇役だったな。「ドゥー・ライト・シング」が印象強く、ウッディ・アレンの作品にもいくつか出ていたっけ。昨年12月にお亡くなりになった。  途中から残っていた「いちゃゆん」をちびちびやり始める。  ナタリー・ポートマンは鼻たれ少女13歳で、初出演の作品では「鼻血ったれ」で登場してたんだね。  レオンはストイックな殺し屋の典型的な奴だが、「やわいところ」を見せるところが「サムライ」の殺し屋とは一線を画し、アメリカでも大ヒットした要素も十分。  8時半ダウン。    

2020年10月27日火曜日

注射嫌いの俺と泣き虫ハンク

10月26日。星期一。      150/103。63.1㎏。  4時ころコンビニへ買い物へ行く。牛乳、ヨーグルト、卵、氷などを買う。この時点では新聞が届いていない。新聞配達は とっくに配達し回ってるんだが。  朝食は中華「おこげ」とそのスープ、これにオートミールに白腐乳、柿、ヨーグルト、牛乳。  M駅までの移動法を考える。至近距離にある都電は「密」がひどく到底利用できない。で、結論は晴天なので自転車を使い 南千住まで移動し、駐輪所に停め、常磐線を使うこととした。  ところが空気の抜けていた前後輪に空気を入れたところ、後輪の注入口が不良でどうしても空気を入れることができない。   で、諦めて徒歩でJR山の手線駅まで行き、途中で常磐線に乗り換えていくことにした。膝の調子が悪いのできつい。  9時ころ駅近くでケイと会う。ハンクがケイにへばりついていて、俺の顔見ると今にも泣きだしそうだった。  荷物を渡し、病院へ向かう。1時間時間をずらしても月曜の病院はどこもかしこも混むようにできているらしい。  受付を済ますと状況を事前に連絡しておいたのですぐにレントゲンを撮ってもらい、そこから1時間近く待たされている間、 ボスをふた缶飲んだ。肩は一時的な症状らしい。膝は関節液を抜き取り精密検査に回し、痛み止めの注射を打ってもらい、続けて インフルエンザ予防接種も済ます。注射は問題なかったが、関節液を抜く時は痛かったな。  清算を済ませ、薬局で処方箋薬を受け取った後、途中でスーパーで買い物し、ケイのマンションで一緒に昼食をとる。  俺は「かつ丼」、「ざるそば」、「カキフライ」とバドワイザー、ケイは「助六」。ハンクは終始俺の顔見るたびに泣いてた。  帰宅後、ケイのにぃにぃが世話になってる不動産屋に挨拶とケイのにぃにぃに託された日本酒を届ける。引き換え?に不動産屋 からお土産をいただく。  途中でこの2日に開店したスーパーで買い物。前のスーパーはしょぼかったがサプライズがあって結構楽しめた。今回のは 普通の品ぞろえで面白みに欠け、オープンプライスが目を引く程度である。が、生鮮は今のところ前より格段いい。  夕食は「鹿児島ラーメン」の麺と「台湾混ぜ蕎麦」の残り汁。汁の味がしょっぱくてまずかった。だが、汁が残ったんで 次回は手を加えてみよう。鹿児島ラーメンは2人前で、本来ならWが来たときに食べるんだが、彼は筋金入りの「薩摩嫌い」 なんである。鹿児島の酒も決して飲まない。俺なんぞどんなにアメリカが嫌いでも映画は見るし、ケンタッキーバーボンは大好物 だし、アメリカンポークとビーフはうまいと思ってる。  今夜は安いウイスキーをちびちびやりながらアニメ「メトロポリス」を鑑賞。もうすぐ20年になる作品だが、素晴らしいアニメだ。  途中でケイからメールが届く。ハンクが俺が作った「ハンバーグ」と「筑前煮」の人参を食べた、という報告だ。「うまい」 と思っただろうか?早くそうなるといいと思うが、子供の成長を急ぐのは良くないしもったいない。次は何を作ってあげようかな。  8時過ぎにダウン。膝はだいぶ楽になった。  

2020年10月26日月曜日

三大怪獣 路上最大の決戦

10月25日。星期天。                145/98。62.8㎏。  2時半起床。PCの後、早朝キッチンでは「おにぎり」。ケイのにぃにぃと義母の昼食である。  荷造りは、ケイのねぇねぇのところへ行くもの、マンションに持ちこむもの、明日、ケイのところへ持ってゆくもの三つ分で、かなりの 重量となるので段ボールに詰めてキャリアーで運ぶことにした。  6時前に出発し、徒歩で駅へ向かう。千葉県に入るとにわかに混み始めた。1人分空けて座っていたところへ割り込んできた爺さん (俺より若いと思うが)が気持ち悪かったんで、席を立ち、そのまま立ちっぱなしでいた。  よく見ると鼻出している爺が二人もいやがった。  乗り換えて山の手線~地下鉄で移動し、8時ちょうどに到着。ケイのねぇねぇの当初の依頼時間だった。まあ、無理にないところで 返事しておいてよかったとは思う。早く到着した分話も出来た。  10時前に彼女は出社。そのあとパイ男、ジュージアーロ、ハツ子三人と過ごす。と言っても、俺は新聞に目を通した後 台所の片づけ、昨日の分の洗濯物の片づけや昼食の準備などをしている間、子供たちは勝手に遊び、時々喧嘩している。  昼食は「チキンラーメン」、「里芋コロッケ」。デザートは先に郵送しておいたキウイ。  食後、テレビ鑑賞は、今はやりの「鬼滅の刃」~国営放送の教育番組など。その後、パイ男が観ようとしたところ、HDの調子が 悪くなり、録画しておいたものが再生不良となってしまった。やれやれ。  で、暇つぶし材料が減ったので、ハツ子が言いだした「縄跳び」をしに、一番近くの公園へ行くことにした。が、悪いことは続くもので ハツ子のものが見つからず、ジュージアーロのものしかなかったんでここでもひと悶着。  ハツ子はシャボン玉を見つけ、それで遊ぶという。まあ何とかなるだろう、ということで見切り発車する。  で、到着後は、小さな公園の植栽に実がついており、それがブルーベリー大の実で、投げ合うのにちょうどよく、まあそれで いわゆる「やっつけごっこ」で、30分以上盛り上がった。四日分の運動不足は解消したはずだ。  帰宅後、室温に戻しておいたバターを使って「クッキー」作り。型どりを3人にやらす。
 夕食は、「ハンバーグ」、「チキンナゲット」、「丘わかめのコンソメスープ」、「おくらいり納豆」、しし唐は子供たち食べないだろうから さっと茹でて、卵の白身を絡め、カレーミックスで味付けしたもの。  6時半にケイのねぇねぇが帰宅。ちょっとしゃべってからお暇する。  京浜東北線でも鼻出しじじい、挙句はトランプみたいにマスクはしねえんだよってつらした野郎が複数いた。 帰宅後、2種のバーボンを飲んでから早めにダウン。長い1日だった。

2020年10月25日日曜日

面白味のない菓子

10月24日。星期六。          116/75 。63.2㎏。  今日の新聞でムヒカさんについての特集が組まれていて、内容も重複しているものも多いが、興味深い記述も多かった。で、やはり引退後は畑仕事に没頭したいらしい。  図書館の在り方についての記事も興味深い。図書館の在り方について利用者と運営側の乖離がここにきて露呈されたということである。紙の本を貸出しているだけの場所ではないことに気が付くのが遅れたことによる対応の悪さが今になって障害となっているということだ。  投稿欄の家の中で見つけたネズミの話が面白かった。が、日中ケイのにぃにぃが隣の家との境目で大きなネズミを目撃したことで、他人事ではなくなった。これから収穫するキウイやサツマイモの管理に気をつけなきゃな。  朝食はほうとう汁の雑炊に刻みミョウガをトッピングしたもの、ほか。  早朝キッチンは干しシイタケのもどし、ささげとこんにゃくの湯通し。
 卵の白身がここ3日間で6個分になってしまったんで、ネットで拾ったレシピでお菓子を焼く。メレンゲに砂糖や粉チーズ、小麦粉を加えたもの。厚めに焼いてそのまま食べるよりも薄く焼いてレモンジャムを挟んで食べたほうがおいしかったな。レシピを探していて分かったが、メレンゲが王道のようだ。  庭作業は空心菜ときゅうりの収穫と種まき。赤かぶ第二弾、スナップエンドウ第二弾、イタリアンパセリ、ビーツ第二弾、サンチュ第二弾。  セルバチコの畝で大きな面してるツボクサを移植、いちごの株分け。  昼食は「醤油ラーメン」。具材は空心菜、メンマ、海苔、長ネギ。チャーシューとゆで卵があれば完ぺきだったんだが。  郵便局本局へ荷物を持っていく。1週間逗留する東京へ送るものだ。  帰宅後、台所作業に没頭する。「白菜の塩麹漬け」、「筑前煮」8人前。
 今日おろしたてのフライパンと二つ使って同時に4人前づつ調理する。まさに「二刀流」である。以前に焼きそばでもやったことがある。  夕食は「豚ひき肉と大根の搾菜炒め」、残り物の「揚げ春巻き」、「しし唐とオクラ入り納豆」、「ミョウガ梅酢漬け、白瓜の甘酢漬け、ぬか漬けきゅうり&かぶ」、「シイタケと白菜の卵スープ」。  バーボン1杯~発泡酒~焼酎の水割り・ライム入り~ウイスキーをちびちびやりながら「ボサマニア」を聴いて、8時過ぎにダウン。