2019年11月15日金曜日

再び2本立てプラスワン

11月14日。星期四。        143/92。62.5kg。


 2時に目が覚めて3時までベッドで読書。関川夏央のエッセイを読む。前から気になってた作家。文調が鋭く、題材が情緒に流されやすくなりがちなものもあっさり切り捨てる。ちょうど向田邦子と対照的な感じだ。

 朝食はカレーに生のカリフラワーを加えてレンジにかけたもの。他にオニオンサラダ、キウイなど。

 早朝キッチンは「シチュー」制作。具材は鶏もも肉、玉ねぎ、人参、じゃがいも、カリフラワー。ほぼ8割がた牛乳で作った。2泊3日では1リットルの牛乳を消費できないからである。冬場は俺以外牛乳を飲まない。


 1969年を背景にしたヒット作品に「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」があるがベトナムでも同じ年を背景にした作品がヒットしているらしい。カルチャーが郷愁を誘うものが多いのかもしれないが、観客にそういう時代を懐かしむものが多くなってきているのかもしれない。日本でも同時代を背景にした作品これまでも多く作られているが、これからこうしたブームにつられて再び作られるかもしれないな。
 
 庭作業は、にらとイタリアンパセリの収穫。

 昼食は「チャンプルー」、「味噌汁」。チャンプルーの具材はキャベツ、空芯菜、卵、豆腐。味噌汁の具材はカリフラワーとスパム。いわゆる沖縄の「味噌汁定食」である。デザートは種つき富有柿。

 午後のロードショーは「去りゆく男」。1956年デルマー・デイヴィス共同脚本・監督作品。駆け足脚本が気になるがよくできた作品である。俳優陣がすごい。主演のグレン・フォード、共演がアーネスト・ボーグナイン、ロッド・スタイガーそしてチャールズ・ブロンソンが儲け役をやってる。まだ彼が駆け出しの頃である。ロケ地もいいが撮影もいい。

 二本目は「ヤングガン」。1988年アメリカ映画。ビリー・ザ・キッドの誕生秘話と彼らの仲間たちのエピソードや舞台となるリンカーン郡戦争が描かれる。かなり史実を脚色したものらしいが、性格などはよく描かれていて手堅くまとめている。脇役のテレンス・スタンプやジャック・パランスが嬉しい。ふたりとも西部劇ではいい作品を残している。そのオマージュとしてみてもいい。

 3本目はケイのにぃにぃが買ってくれたフリートウッド・マックのライブDVD。全盛期のもので画質も音も悪いが十分楽しめるし、エンディングが「ソングバード」ってのも嬉しい。
 スティビー・ニックスが人気あるのがよく分かる。花やぬいぐるみをもらっていた。

 シチューは作ってあるんでサラダ制作。具材はプチトマト、レタス、カリフラワー。時間が余ったんで「里芋のにっころがし」を制作。ケイのにぃにぃの好物である。

 発泡酒~ハウスワインをちびちびやりながらフリートウッド・マックのライブDVDをもう一度見ながら結局ワイン1本空けちまった。3時間位かけたせいか酔っぱらえなかったな。
 血圧測って8時過ぎにダウン。


 

2019年11月14日木曜日

土のいじりがいがあった日

11月13日。星期三。              143/92。62.1kg。

 朝食は残りもの整理。と言っても明後日にはまた戻ってくるので日持ちしそうなものは残す。
またしても雑炊。汁は「エースコックのワンタンメン」。


 タコスで残った刻みタマネギ&トマト&ピザチーズを炒めて「インスタントコーンスープ」に加える。「空芯菜のクミン風味玉子焼き」。持参した野菜は使い尽くした。

 洗濯を済ませて、実家に向かう。都電が混む。昨日鑑賞した「満員電車」を思い出す。終点まで乗り、JR駅まで歩く。天気のいい時はこのパターンが良い。

 JRの上りはまさに「満員電車」状態。9時を回ってもこんなに混んでいるということはラッシュ時は相当ひどいことになっているんだろうな。やだやだ。戻りたくても戻れない通勤生活。

 駅から自宅までも歩く。

 到着してからまず行なったのが庭作業。空芯菜の収穫を兼ねた撤収。その後を耕し、石灰を省いて、他の畝と同様に畝の真ん中を掘り起こしていく。あとから施肥するためで、今回はじめての試みであり、以前までは掘り起こした畝の上から肥料をかけてからかき混ぜるという方式だった。今日は、あとからその真ん中に向かって、両側から手で山にして行くことで、肥料を埋めてゆくことになる。
 ここで「堆肥」登場。コンポストからバケツに移し畝にどんどんまいていく。バケツ山盛り5杯ですべて行き渡った。虫が少なかったな。
 途中で空芯菜の選別などを行い作業終了は1時を回ってた。

 昼食は「天ぷらそば」。具材は既成品かき揚げ、長ネギ、卵。汁もだしを使って作るとうまい。

 夕食のカレーはケイのにぃにぃが作ってくれるというので、午後は水回りの掃除と買い物をする。

 庭では長ネギ、スープセロリ、ルッコラを収穫。にらを忘れた。

 夕方は新聞を読む。

 「チキンカツカレー」。昨日揚げたチキンカレーがうまい。カレーの具材は人参、玉ねぎ、キャベツ。

 明日の朝の床掃除も終え、7時半にはベッドに入った。

 「眠れぬ夜に読む本」を読む。吉行淳之介や阿川弘之の名が出てくる。初めて読む遠藤周作。ユーモアがあっさりしていて読みやすい。たしかに眠くなるかもしれない。が、俺にはそういうものは必要なく眠ることができる。8時半まで読んでダウン。

2019年11月13日水曜日

味の薄い元祖

11月12日。星期二。                124/83。62.9㎏。

 朝食は雑炊中心。

 新聞を買って来て一通り目を通してからイオン系のコンビニへ買いもの。プレミアム買い物券持って発泡酒などを買いに行く。途中で昼食に天ぷらそばを食べたくなり、総菜コーナーで探してみたが揚げ玉しかなかった。

 で、帰り道途中でスーパーに寄り、かき揚げを買った。ここでもコロッケやフライは多いが天ぷらはこのかき揚げ1種である。最悪コロッケ蕎麦も考えてはいたが、やっぱりかき揚げやかぼちゃ天やイカ天は欲しいものだ。近所の年寄りのニーズがないということなんだろうが、最近の年寄りは天ぷらより唐揚げだっていう話も聞いてるくらいだから仕方がないんだろうな。

 ついでに食べたくなった長芋も買った。これはご飯半膳にかけてとろろごはんにした。これに天ぷらそばのセットである。

 午後のロードショーは「満員電車」。1957年市川崑監督、同監督と奥さんの和田夏十の共同脚本作品。一見ドタバタ喜劇だが、その鋭い社会風刺描写が面白く、現代でも十分通じるものが多く古さを感じさせない。当時の日本は人口急増でいい大学を出ても職にありつけなく、コネがものを言うゆがんだ社会が形成されつつある時代だった。
 その中で毅然として生きようとすれば当然精神を病むものが出てくるが、主人公の父親がまさにその見本のような役で、笠智衆がいい。そしてその狂人から狂人扱いされる母親役が杉村春子もいい。毅然として生きる姿勢をしたたかに生きることに変えてゆく主人公を演ずる川口浩が大げさな立ち振る舞いと表情豊かに演じていて面白い。

 4時半から図書館バイト。今日は利用者が特に少ない。その割には俺のミスが多い。

 帰りの駐輪場では鍵を持ったところで、お隣の自転車が倒れるのをつかんだ拍子に鍵を落としてしまいさんざん探す始末。様子を見てた先輩にも手伝ってもらった。
 で、何と不思議。倒れ掛かった自転車のかごにリングごと絡まってたんである。死角になっていて見つからないわけである。

 夕食はエースコックの「ワンタンメン」。懐かしい商品で、1963年発売で、インスタントラーメンとしてはどちらかというとチキンラーメンより印象が強い。
 具材はねぎと空心菜。これに「さば水煮」缶。おつまみは天乃屋の「歌舞伎揚げ」。元祖である。が、味が薄いんで、普段食べてるパクりものの塩分が濃いということがいまさらながらわかった。高血圧者は元祖を食べるべきなんだな。

 発泡酒~燗酒1合~いちゃゆん。で、10時過ぎダウン。

2019年11月12日火曜日

健診終了

11月11日。星期一。                    143/97。62.1㎏。

 9時から11時半まで、マンションの消防設備点検のために在宅し続けるしかない。早い時は9時台に来てくれることもあるが、今回は10時半ころだった。
 その間暇だったんで読書。朝一番でコンビニへ小雨降る中行ったところ、何と休刊日。

 手に取った本は前回から読み始めた「多民族の国アメリカ」。多民族国家のアメリカの歴史であり、各国の特徴などの解説が面白く、定住をあきらめて帰国する人たちの統計やその傾向も書かれている。イタリア人の特色なども面白く、「ゴッドファザーⅡ」を思い出させる。

 点検終了後、診療所へ行き先日の健康診断の結果をもらう。その足で都電2停留所を歩き、眼科で健康診断を受ける。
 問題ないが「緑内障」の検診は後日受けた方がいいとのこと。

 健診結果はおおむね良好。血圧は服薬中だし、脂質も朝飯しっかり食ってたから問題ないそうで、コレステロールもわずかに上回る程度なのはこの数年変わってない。メタボはもちろんなし。

 帰り道は遠回りして、以前よく利用していたスーパーで買い物。昨日観た映画(「人生はビギナース」)の中で「タコス」を食う場面があり、その影響で食いたくなっていたところ、ちょうど合いびき肉の特売をやってた。これにタマネギとトマトとピザチーズ、シーズニングを買った。
 買い物は2500円ちょっとで、プレミアム買い物券で2500円払い、半端は現金で払った。

 昼食はインスタントラーメン。冷やし中華の麺を使い、味付けはフォースープとナンプラー。具材はもやし、ニラ、ハム、長ネギ、卵。これで野菜はタマネギ、ジャガイモ、空心菜だけとなった。

 午後のロードショーは「ノクターナル・アニマルズ」。2016年トム・フォード監督作品。同監督の2作目で、デビュー作は「シングルマン」である。共通しているのがシリアスで観ていて辛くなることだ。
 元夫が書いた小説と現実そして過去が並行して描かれるという構成になっていて、離婚寸前に夫に内緒で堕胎したことがばれたことが小説の伏線になっていることが明らかになる。
 何といっても主役演じるエイミー・アダムスがうまい。何度も会話に出てくるが登場するのはワンシーンだけというローラ・リニーも存在感あるなあ。
 次回作も楽しみだ。先日観た「プラダを着た悪魔」では名前だけ登場してたっけ。

 2本目は「ヒューマン・ネイチュア」。あの「マルコビッチの穴」のチャーリー・カウフマン脚本作品。2001年ミッシェル・ゴンドリー監督。この二人は後に「エターナルサンシャイン」も作ってる。
 類人猿と信じてる男と、それを人間らしくさせようという博士とその助手の色気女、そしてそれこそ猿のように超毛深い女の4人が繰り広げるとてつもないドタバタ劇。面白い。
 おまけの同監督のミュージックビデオが良かった。

 夕食は「タコス」。
緑が足りないがそこは「ワカモレ」で補充。
何か変な音がすると思ったらこんなプラスティックボールが入ってた。グラスに注ぐ時、きれいな泡ができるようにするためだそうだが、直接飲んでたからその効果を見ていない。それより、リサイクルに邪魔じゃね?
3本目は「くたばれハリウッド」。2002年、先月亡くなった名製作者ロバート・エバンスの映画に関わる人生を追ったドキュメンタリー映画で、本人がナレーターを勤める。
 めちゃイケメンで売りだした俳優であり、その演技力のなさから制作側に転向し、所属するパラマウントを業界のトップにのし上げた成功者として有名な人。
 アリ・マッグローの夫だったこと以外知らなかった私生活も十分に描かれていて面白かった。舞台裏話ではコッポラとの確執、会社側との対立が非常に興味深いものであり、名作やヒット作、失敗作の背景を知ることができる。
 20世紀を代表する映画として「ゴッドファザー」、「チャイナタウン」の二本が含まれたが、どちらも彼の制作によるものだ。脚本のロバート・タウンはクレジットこそないものの、「ゴッドファザー」の手直しもしていたことも知った。彼は後に「チャイナタウン」を執筆している。まさに名コンビ「ボブ」だ。
 おまけの映像も面白く、特にダスティン・ホフマンの名演説や、物まねが面白かった。

 発泡酒~ギネス~ウォッカ。9時前にダウン。

 

2019年11月11日月曜日

当たりが多い今回のレンタル

11月10日。星期天。       138/94。61.7㎏。

 朝食は「鯛めし」、「スパム入り味噌汁」など。今回は残り飯を冷凍していたものを運んだので、米食が多くなるが、財布の負担は軽減されている。

 久しぶりの給与明細書をながめながら食う。

 スラックスのすそ上げがテープの脆弱さが原因とみえ、1回の洗濯ではがれてしまったので、その修理を行う。二度目はボンド使用。

 10時前に買い物。前回から利用しているホームセンターなどの複合商業施設へ行き、100均と食料品スーパーを利用する。
 電気製品を売っている階では奥にプラモデルコーナーがあるので、ガンプラや戦闘機などを見る。好きなザクやムスタングを手に取って、買いたくなる衝動を抑える。この時は60歳若返る。

 昼食はインスタント「味噌ラーメン」。具材はもやし、長ネギ、ニラ、卵、ハム。食い終わった汁は捨てずに残す。

 午後のロードショーは1本目は「ペイドバック」。2011年ジョン・マッデン監督、日本未公開作品。複雑な内容である。ソ連領東ドイツで生き残るナチの人体実験医師を捕え、イスラエルで裁判にかけようという指令を受けたモサド(イスラエルの諜報機関)3人の行動と、捕えながら逃げられてしまった事実を30年隠し続ける現在の3人を描く。重厚なドラマであり、サスペンスの要素もたっぷりだが、俳優が地味なんで未公開になったんだろう。
 ヘレン・ミレンとジェシカ・チャスティンのダブル主演。片や50年の芸歴を持つベテラン、後者はこの作品の後目覚ましい活躍している売れっ子。この二人の演技がすごい。佳作である。

 二本目は「人生はビギナース」。2010年、マイク・ミルズ監督作品。主人公の父親を亡くしたばかりの孤独なイラストレーターと、これまた孤独なフランス人女優の交流が現在で、主人公の過去が並行して描かれる。
 母親が亡くなった後、ゲイであることをカミングアウトする父親役のクリストファー・プラマーが圧倒的である。若き苦悩するカップルをユアン・マクレガーとメラニー・ロランが演じる。好きな俳優ばっかりで、撮影良し、脚本良し、編集良しの大満足な1品だった。

 夕食は昼食時に残したラーメンの汁を倍量に薄め雑炊にしたもの。具材は長ネギのみ。トッピングは天かすと花椒辣醤。食材が残り少なくなってきた。
 発泡酒~ギネスビール~テンプラリーニョ&カベルネソーヴィニヨン種スペイン産ワイン(3リットル入り999円税別)をちびちびやりながら3本目のDVD鑑賞。
 「クッキーフォーチューン」。あのフォーチューンクッキーとは別物。1999年今回2作目のロバート・アルトマン監督作品。
 題名のクッキーにはパトリシア・ニール(「ハッド」で印象強い演技)が演じ、主な役をグレン・クローズ、ジュリアン・ムーアというくせが強い女優が演じる。なじみのない太った黒人男優がいい味を出している。
 アメリカ南部の牧歌的な雰囲気の中での事件にならない事件という不思議な雰囲気の映画である。ラストの音楽も良かった。

 〆に映画の余韻を楽しむためにジャックダニエル(作品の中ではワイルドターキー)を登場させ、少し味わってから9時ころダウン。

2019年11月10日日曜日

2本立て+1

11月9日。星期六。             136/88。62.5㎏。

 5時過ぎ起床。もうちょっと早く起きるつもりが、飲み過ぎたせいかもしれない。

 弁当を作る。実家で作った「かしわごはん」がメインで、タマネギとニラの炒め物、なます。炒め物の味付けは「白腐乳」汁。
朝食は「大根菜飯」、「オニオン&ルッコラサラダ」、「キウイヨーグルト」。
  8時に図書館に出かける。今日は8時半から5時15分までの長時間シフト初体験である。

 時間帯シフトを見て驚いた。カウンター業務が2回入っていて、それぞれ2時間づつになっているんであるが、シフト作りを担当している職員の説明によると、特訓で早く慣れさせるためであるとのこと。

 9時から30分、他の図書館からの注文本を棚から出し、それをPCに入力してレシートをプリントアウトしたものをはさんで各図書館別に分ける作業。これは遅番ではない作業であり、一日2回ある。入力~プリントアウト作業を任される。
 そのほか他の図書館から戻った本を戻す作業もある。蔵書を共有することでネットを通し利用者の便を図ることができるようになって図書館の作業は大幅に増えたんだろうな。単館だったらPCさえ要らないだろう。

 9時半から11時半まで。夜のカウンターとは様相が変わり、結構暇がない。今日は未体験の「利用カードの更新」などをやってみたかったが、どうしてもお隣の職員さんの方へいってしまい、PCの画面もこちらからは見えないので参考にもならない。

 が、数あるミスで、色々なことを覚えられた。次に役立つかは別として、だが。

 どちらにしても地獄の2時間。今日はタランティーノ作品2本立て。

 11時半から12時まで配架作業。

 12時から1時間昼休み。先輩と和室で昼食。今日の先輩は三ノ輪近くに在住で生粋の東京人。ここのアルバイトは6年になるという。週末が主らしい。

 午後は1時から3時までカウンター業務。

 カスハラがいるという話を聞いたことがあるが、これは接客業務としては当たり前のことで。「切れる老人」が増加している現在ならなおさらであるから覚悟はしているものの、いまのところそういった事態にならないことでほっとしているのが本心である。

 3時から4時半ころまで配架作業。その途中から朝行っていた他の図書館からの注文本を探しだす作業を任される。どうしても1冊見つからないので職員にお願いしたところ、特別に違う分野に置いてあった本で、職員も当初わからなかったらしい。

 4時半から閉館作業。遅番と違い、入り口近辺の後片づけなどなどが加わる。新聞の取り扱いも異なる。とにかく細かい作業が多い。まあ、慣れ、かな。

 
 夕食は「パッタイ」。もやしも買ってあるが、ひげ抜きが面倒なんで、ニラのみのものとなった。

 レンタルDVDは「MI5」。副題は「消された機密ファイル」。2011年デビット・ヘア脚本監督作品のイギリス映画。権力の陰謀を暴く秘密情報機関MI5のベテランの活躍を描く。104分ぎっしりの作品であり、脚本がいい。MI6と違いこの組織は国内で活躍しているらしく、主人公は老いた内勤ボンドって感じの役だ。それをビル・ナイがある時は軽妙にそして重厚に演ずる。
 対するレイチェル・ワイズは感情的に演じ、好対照な組み合わせが妙である。悪役の首相を演じるのがレイフ・ファインズ(現在007でも活躍中、しかもキングスメン前日譚でも主演)。この3人、「ナイロビの蜂」でも共演してる。いい作品に出てるよな。まさにイギリスを代表する名優たちである。
 原題は物語の鍵となる機密ファイルの8ページを示す「ページ・エイト」。そういえばMI5と入力すると最初にヒットするのが「ミッションインッポッシブル5」である。日本じゃああっちの方がヒットしてるもんなあ。
 が、この作品もシリーズとなり、3作まで作られている。これは観るしかないな。

 終盤、主人公が好意を持つ女性に絵をプレゼントして国外に逃亡するんだが、その絵の意味がおしゃれでいいね!

 鑑賞後、スコット・ウォーカーを聴きながらスコッチを飲んで9時過ぎダウン。










2019年11月9日土曜日

大スター狂演?

11月8日。星期五。              123/94。62.3㎏。

 5時半ころ起床。多少二日酔い。

 7時半には24時間スーパーへ買い物。探してた体組計がまだあった。998円税込中国製。これを東京へ運べば、血圧計とセットできちんとした計測が持続できるようになるのである。これはケイからの指示でもある。

 「かしわごはん」、「肉詰めピーマン」を制作。二人のための夕食用である。昨日のセリ鍋の汁が残っているが、これはケイのにぃにぃに任せよう。

 庭作業はモロヘイヤとピーマンの収穫を兼ねた撤収。空心菜も2株撤収した。空心菜もそろそろ終わりに近づいたようで可食部分の収穫が減った。来週には全部撤収することになる。

 昼食は「タコライス」、「モロヘイヤスープ」。タコスはインスタントシーズニングで作った物。スープは「フォースープ」使用。

 荷造りをし、2時半に出発。

 一旦マンションで荷を解いてからイオン系のコンビニへ買い物に行く。

 夕食を簡単に済ませ、レンタルDVD鑑賞。
かけそば、ピーマンとしし唐の網焼き。
「狂っちゃいないぜ」。1999年アメリカ映画。成田空港の水道騒ぎが影響して、これを先に観ることにした。航空管制官の二組の夫婦の騒動を中心に描くコメディなんだが、いかにも締まりのない微妙なテイストで、ヒットしなかったこともうなづける。
 が、出演者がすごい。ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントーン、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ブランシェットというもの。ビリーとアンジェリーナはこれがもとで結婚したらしいっす。

 2本目。「ジャックポット」。原題「カリフォルニアスピリット」。ロバート・アルトマン監督1974年作品。主演、俺のお気に入りのジョージ・シーガル、監督お気に入りのエリオット・グールドのふたり。
ギャンブルにのめりこみ、二人の性格の差をじっくり描く。エリオット・グールドがはまり役。「マッシュ」のまんま。
 ちょい役でジェフ・ゴールドプラムが出てたな。この翌年の傑作「ナッシュビル」にも出てたっけ。この監督の作品はどれもくせが強く、微妙なものが多い。が、どれも観たくなる。困ったものだ。

 9時過ぎダウン。