2017年6月1日木曜日

生ごみ、ナメクジ、ハズレクジ

5月31日。星期三。        148/87。59.6kg。

 4時も回るとあたりが白んできて、飯を食うところから庭の約半分が見渡せる。

 で、つくづく考えたが、今見ている景色って昨年とは様相がまるで変わってしまっているし、来年も同じことを書くことになるかもしれない。
 変わらぬ景色なんて存在しないのは当然であり、世界遺産とか古い寺社なんかでも以前見たときの印象が変わってるのは当たり前のことで、自分自身が変わってるからなんである。

 この庭に関していえば、毎日のように収穫があり、掘り起こしがあり、庭の完成度からしたらまだ5割にも満たないから、これから先まだまだ変化していって当然なんである。
 そして、こうして変わっていくさまを見てゆくのもまた一興かな、と。と言っても句が浮かぶわけでもない。
 庭を見ながら摘んでいるのは「デーツ」である。ケイのにぃにぃが買ってきてくれたもので、変わったものが好きな俺におみやげのつもりだったんだろう。
 調べたら、イランではポピュラーなドライフルーツで、もとはナツメヤシの実だ。この糖分を利用して砂糖や酒など色々加工しているらしい。断食なのにかの有名なラマダンの時にもそのままかどうか知らないが、摂取することができるらしい。
 食感はその名の通り「ナツメ」に似ていて、味はクセ無し「タマリンド」ッて感じ。

 朝、買い物の帰り、郵便局のATMに長蛇の列ができてた。年金の日でもないのにどうしたんだろう?と考えて、思い当たることがひとつあった。
 6月1日から酒税に関しての規制が厳しくなり、販売価格もその対称となることから、当然店頭売価も上がるんで、約9割がたがこの日にまとめ買いしようとするアル中たちに違いない。

 一旦緩和した規制を再度締め直したのには、裏から大資本の力が動いているに違いない。売価競争によって思うように利益を上げることが出来ない大手小売&流通資本が競合店に歯止めをかけるための工作だと思う。
 まあ、アル中にとっても住みにくい世になってゆくんだろう。

 午前中は水菜の収穫、トマトの剪定など。

 コンポストは元砂場だけあって、一日で崩れてしまい、至っ切れ2.3枚ではなんともしがたい。で、ブロックを使って構築することに決めた。測ってみたら合計20個で作ることが出来そうだ。5千円以上は配送無料のホームセンターで買うことも決めた。完璧に作れば生ごみも処理できるようになるかな?

 庭への出入り口となるブロック積みの階段を組み直してみた。よく見ると急ごしらえで、段の高さが統一されてないのに気がついたからで、組み直して余分なブロックも出てくるかもしれないと考えたからだ。出てくれば買う数も減らすことができる。もっとも1個100円位のもんなんだが。

 で、解体して.......絶句。
捕獲したナメクジ。第1弾。
  ここがナメクジの温床となっていたところだったんである。全部で20個くらいのブロックのありとあらゆるところにこいつらが生息していたんである。画像は植木鉢であり、一旦捕まえるだけ捕まえて、後でじっくり処刑しようと考えていたが、この後更に続々確認されて、こんな悠長なことをしている暇がなくなった。
 この、方法で2回やった後、その都度殺す方法に変えた。そうしないと、植木鉢から這い出てしまうんである。奴らも必死らしくその速度はおどろくほど早い。荷物背負ってるかたつむりより早いのは当たり前だが、それにしても早い。で、登ってきて、もうちょっとで外界にでられそうなところで、首?あたりをピンセットでちょん切ってやるんである。最初は面白かったが、そのうち飽きて、しかも面倒くさくなったところでおしまい。
 合計100匹は殺したと思う。多分、このナメクジ史(あんのかい、そんなもん)史上類を見ない大虐殺が行われたんである。彼らにとってのメーデーとなった。

 昼食は「冷やし中華」。前回に続き、麺よりも野菜(水菜・チンゲンサイ)が多いヘルシーなもの。

 午後は近所のスーパーのくじ券を持って、張り紙を確認しに行ったが、全部外れ。相変わらずくじ運がない。当たったのは「ナメ....クジ」だけだ。

 新・第1の畝の掘り起こし作業は順調に推移している。6割以上終了。
これじゃ、よく見えないな。白いのはすべてどくだみの根。

 この日も「アリトランティス帝国」に遭遇し、これを崩壊させた。これは前日崩壊させたものと同じものなんだろうか、確認したところ、前日のものは再建中であった。
 あんだけの災害があった後もその土地を離れようとせず、再建に心血を注いでいる様子は、震災後の人間とダブって見える。きっと、再建後にもう一度崩壊させても同じことを繰り返すに違いない。これが、蟻もしくは人間の歴史なんだ。

 なんて考えてもメッシてナーバスになることもなく、巣に大打撃を与え続ける俺であった。

 夕食はケイのにぃにぃの手による「手羽先揚げ焼き」がメイン。メチャウマである。

 サイドは「チンゲンサイの柚子味噌和え」、「春菊の白和え」、「水菜ととろろのお吸い物」と完璧な手抜きメニュー。
 が、時間的ゆとりがあるんでで味付けなんかも試しながらできたりして満足ゆくものが出来た。

朝が早すぎた(3時)んで、早々にダウン。8時半ころ?
 
 
 

2017年5月31日水曜日

アリトランティス

5月30日。星期二。                  137/83。59.4kg。

 庭に出た途端、カブラハバチが顔面めがけて?飛来した。相手の動きが鈍かったのか、朝早い(この日は三時)フットワークが冴えたか、2匹とも両手で挟み撃ち。
 これ、報復なんだろうか?先日の幼虫大量虐殺の。

 この他、この日もナメクジ4.5匹、モンシロチョウ7.8匹が戦果で、ケイのにぃにぃはモンキチョウも一匹落としたということだ。羨ましい。アゲハも戦果ゼロだ。

 午前中は春菊とチンゲンサイの収穫と、チンゲンサイや水菜のケアで主にカブラハバチの幼虫の捕殺に費やす。
むしくい跡が悲惨だが、これが今日一かな。

 そういえば、スズメがカリフラワーの葉の裏をすべて突っついていたが、アブラムシ?なんだろうか?小さなハエみたいのもいたが、そばに行って確認しようとしたがわからずじまいだった。

 この日、堆肥作りエリアの確保と、マルチ作りの場所などを特定した。今までばらばらでまとまりがなかったもので、堆肥はこれから先の最重要課題であり、マルチもJAなどでわらや籾殻などを無料配布していないことが実際問い合わせて判明したんで、雑草などを乾燥させて自作することになったんである。

 堆肥作りは元砂場で行うことにしたが、今回九分の一を掘り起こし、板切れなどで壁の代わりににして簡易コンポストを作った。しっかり作らないと、なんせ砂ばかりなんで崩れてきてしまうし、今後の雨対策も考えねばならない。梅雨までに完成しなきゃ。

 昼食は「貧乏丼・すき煮版」。ケイのにぃにぃの手によるもので、材料はもどししいたけ・春菊・豆腐・長ネギ・卵で、タレはオリジナルである。

 午後は新・第1の畝の掘り起こし作業。この日で六割がた終了。進行を優先したため、お遊びはなし。コガネムシやハサミムシの幼虫は、手でつぶしたあと、あぜに放り出しておいた。
 またしても、アリの巣の大きいのにぶち当たった。本当にこの辺り多い。アブラムシがたかりやすい野菜を育てるにはいいかもしれない。
 が、とりあえず、「アリトランティス帝国」はこの日も崩壊の運命をたどってもらったんである。

 かなり気温も高く、作業は一時間ちょっとで終了。このくらいが限度かもしれない。

 夕食は「豚肉となすといんげんの南蛮漬け」、「かぼちゃとお麩の味噌汁」、「べんり菜と油揚げの煮物」、「新じゃがのフリッター」。
 すべての習い事やプールなどを休んでいるんで、身も心もゆとりが出来て、本来ならやらない「揚げ物」などにも積極的に取り組むことができる。
 南蛮揚げはすべて素揚げで、終了後、新じゃがを揚げた。べんり菜の煮物は先日の角煮で余ったものに、油揚げを加えただけのものだが、これがちょうどいい味になってた。

 食後、この夏初登場の「さんぴん茶」を飲みながらTV鑑賞。「モヤさま・小岩編」。取材先のチョイスがGOODだったこともあり、とても楽しい内容となった。新小岩もちらっと出てたが、昼間の小岩がメチャ良かったな。夜のディープな姿しか記憶がないので、銭湯でひとっ風呂浴びながら、午後を過ごしてみたいな。

 
 

2017年5月30日火曜日

プロレタリアーの秘かな愉しみ

5月29日。星期一。      146/88。59.4kg。

 前夜煮込んだ豚バラ肉がいい感じで味がしみていそうだった。これに冷凍してあったべんり菜を解凍して加えて更に煮込む。昼食用である。

 午前中はヘチマの種まきをしてから新第1の畝の掘り起こし作業を行なった。

 ヘチマの発芽が遅く、最初の1本だけが芽出てから1周間になる。で、空きスペースに5粒ほど追加で種まきした。その時掘り起こしたのが植えた場所であり、もうすぐ発芽するところだった。もちろんそこは外しておいた。

 新第1の畝は、鋤や鍬の刃が入ったことのないところで、30cm下は硬く、今回少し掘り下げて周囲と合わせたが、次回(来年)はもう少し掘り下げないと水はけの問題は解決しそうにもない。
 蟻にとっては聖地だったようで、かなりの数の巣があり、これまでも大きな巣をふたつばかり崩壊させた。が、彼らの復興精神たるやすごいもんで翌日には築城完了状態なんである。

 この日も前回掘り起こしたところに出入口が幾つも出来ており、その界隈をいそがしそうに動きまわってる。

 作業しながら覚えた遊びは、コガネムシの幼虫などをアリンコたちに献上して、寄ってたかっていたぶるさまを観察することである。逃げ出すくらいの力がある個体は少し痛めつけてから献上する。大きな個体ほどのたうち回るアクションが大きいので見ていて面白い。カラスにあっさり食われてしまうよりこの方がいいに決まっている。もちろんこの俺様にとって、だ。
 このアリたちのパワーはすごいものだ。巣が壊れて大変だという時に獲物にくらいついて行くんである。
 帝国の復興に食料は最重要課題だということを教えこまれているに違いない。

 で、このままでは終わらせない。掘り起こし作業が一段落して休憩に入る前に、これらをまとめて握りつぶしてなるべく多くの個体を死に至らしめてから、あちこちにばら撒くんである。コガネムシの幼虫は断末魔の叫びを上げている地獄から安楽の地へ、蟻たちはかちどきを上げている絶頂期に、一気に奈落の底に落とされてしまうんである。

 映画「ワイルド・バンチ」の冒頭で、子どもたちがサソリをアリの群れに襲わせて、最後は両方一緒に燃やしてしまうというシーンを思い出しながら楽しんでいる。

 この日の午前中も9匹のモンシロチョウを捕殺した。これは過去最高の撃墜記録かも知れない。柄の短い改良型と今年新調した2箇所に置いてあるアミのおかげで格段に効率が向上した。
 あぜにはモンシロチョウの死骸がゴロゴロしていて、蟻たちが運ぼうとしているところを踏み潰すのも快感である。

 昼食は「豚の角煮定食」。角煮とべんり菜の煮物に「老虎菜(ラオフーツァイ)」。訳せば「タイガーサラダ」。「孤独のグルメ」で紹介された店のメニューに出てきたものをネットで検索して見つけたいくつかのレシピをもとに作ってみた。
 材料はきゅうりとしし唐とパクチーであり、味付けはナムル風に塩とごま油、これにうま味調味料を加えるだけという誠にシンプルな副菜である。しし唐より青唐辛子のほうが本場に近い味が出るかもしれない。一度本物を食べてみたいものだ。
 これに「生姜スープ」。これもおろし生姜に葱のみじん切りに鶏がらスープ・塩・コショウというシンプルなものだが、両者とも湿度が高い気候にピッタリの料理だ。
 これに合わす飲み物としたら「ティガービール」か「ジンジャーエール」?そのまんまやん。

 午後はケイのにぃにぃと買い出し。主目的はホームセンターでビニールハウスの材料をこの目で確認することだった。屋根は現在あるカーポートのものを利用するとして、周囲をポリカーボネートを加工して作ることにした。設計図を作ってから材料を買いに来るのは冬になる手前辺りになるだろうか。配送は無料だということだ。

 夕食は「豚肉とかぼちゃなどのラタトゥイユ」、「トマト(缶)・キャベツ・ベーコンのスープ」、「半熟トマトのサルサソースがけ」。
 すべて、トマトがらみで、この日は自家栽培の野菜が一切登場しない。まあ、こんな日があってもいいだろう。俺はこれにバゲットにクリームチーズを加工(レモン汁・パセリ*など)したものを塗りつけたもの。                        *パセリは自家製だった。

 食後、「鉄腕ダッシュ」鑑賞。前半の「カミツキガメ」の調理も興味深いものだったが、後半のきゅうり栽培は大いに参考になった。ちょうど育苗中で、ナス科の特徴について勉強している最中だったんで。取材先のように大規模な農家でのハウス栽培と違い、露地栽培だとマルチだのなんのと言ってナス科の野菜は手間が多くかかる。
 きゅうりをビニールハウスで作るってのもありだなあ。 

2017年5月29日月曜日

虫達のSNS

5月28日。星期天。        117/73。59.2kg。

 朝ラジオで流れてた曲が、60年代の曲でありFENでしか聴けなかったもので、早速調べてようやく判明。曲名もアーティストもわかった。YouTubeで画像を観ながら再度聴いてみた。

 どうやら日本では受けなかったらしい。この辺りの解説だったら山下達郎君にお願いしたいところである。
 で、「The same old feeling」。って検索してたら、何と山下さんの2002年のラジオ番組でこれを取り上げ、それについてのコメントまでも文章になって公開されてました。 びっくりしたな~、もう。

 庭ではみょうがとスナップエンドウに追肥。本望ではないが、油かす液肥の完成がまだなのと、古くからある在庫を整理したいという利害が一致して化成肥料を使用した。

 ネットを外したイチゴを点検してたら、先日その生態をケイのにぃにぃから教わったばかりの「ミノムシ」を発見した。で、早速捕殺してから点検を継続したところ、なんと更に4つの個体を発見した。
 かなり大きく育ったイチゴの葉っぱの一部がやたら食われているところがあり、多分こいつらの仕業に違いない。で、今度は衣類?を剥ぎとってから地面に放り出してから「はりつけの刑」に処した。
 午前中から天気が良かったせいもあり虫の飛来も多く、午前中だけで捕殺した戦果はモンシロチョウ7匹(1匹のがした)、カブラハバチ1匹。
 何と、カブラハバチ再来である。先日の水菜小学校での(幼虫の)大虐殺がどうやら伝わって、新たに産卵しに来たんだろうか? 子孫存続の本能が働いたに違いない。
 個体数が少ないのは産卵後死んでしまうからだろうか?それにしてもまだまだ油断ならない。

 スナップエンドウは支柱に結びつけた。ほうっておくと隣さん同志で絡み合っちまってる。昨年は苗で買ってきたんでこんなことはなかったんで、結構手間が掛かりそうだ。

 午前中の最後はカモミールの収穫。まだまだ開花が終わらない。

 昼食はケイのにぃにぃによる「夏カレー」。バーモントカレーをベース?に使ってカットトマト(缶)、茄子、ピーマン、エリンギ、たまねぎ、鶏肉が具材として加わり、数種のスパイスが使われた。
 辛くてうまい。きゅうりのピクルスが合う。そういえばディルも育ってきたし、きゅうりも安くなってきたんで早速作ろう。庭できゅうりが収穫できるようになったらまとめて作って保存するぞ。

 午後は新第1の畝の掘り起こし。まだ腰に痛みが残ってるんで作業は遅々として進まない。まあ、秋蒔きまでに間に合えばいいんだ、と自分に言い聞かせ焦らぬようにした。
 午後はモンシロチョウの飛来が殆どなかった。これもとり逃がした1匹が何らかの手立てで広報役を務めたんだろうか? カブラバチは姿見せず。

 夕食は、先日新規にオープンしたスーパーで買った豚バラ肉の茹で作業から開始した。大手アミノ酸会社のレシピによる「角煮」である。これは全行程3時間かかるんで、明日の昼食用。

 「豚肉とピーマンと長ネギのしょうが炒め煮」。昼食でピーマンを使われてしまったんで、長ネギの青と白の境界線をフルに使って補てん。「キャベツと豆腐の味噌汁」、「ぬか漬けきゅうり」。
 これにケイのにぃにぃによる「チンゲンサイの茹で炒め」。これは昨日俺が作ったものがしょっぱかったのと、自分で定番レシピをこさえたかったからである。で、仕上がりはメチャうまかった。
 茹で時間も30秒。俺の半分以下である。これは中華メニューの時に必ず加えたい1品である。

 主食は前日に続き「5分がゆ」。これに茹でて塩を降った水菜が加わる。更に食べるときに正月菜のふりかけをたっぷり混ぜる。まさに「なっぱ生活」だ。

 

2017年5月28日日曜日

ジョー、立つ

5月27日。土曜日。           148/84。59.6kg。

 ジョーの修復作業から1日が始まった。発泡スチロールの導入で体型がほぼ安定したかにみえたが、背が高い(180はある)上にスリム過ぎることから、同じ型の発泡スチロールを腹部側に取り付けてみた。ロボット状にならぬよう、したへずらして脚部の主軸部分を覆うようにしてみたのが良かったようだ。
 ただ、脚部も安定しなかったんで、ガムテープを使って2本のペットボトルを接着したところうまくいったが、耐久性には疑問が残った。
 手の部分は新たに手袋を履かせた900mlペットボトルを接続させてみた。これも新しい試みである。こうしてジョーは再び立ち上がった。帽子はいつかハンチングにしてやろう。
鍬を持たせたかったが見つからずデッキブラシとなった。リング上ではこの方がいいかも?
  追肥を行う。鉢植えに変えたワイルドベリー、いちご、ラベンダー、匍匐性ローズマリーなどに粒状のハイポネックスを与えた。これもずいぶんと古いものでケイの母親の父が残したもので、マジックペンで書いてあるだけでその信ぴょう性も疑わしいものだが確証できる手立てもないことから、HPで調べて使うことにした。
 ミニトマトやその苗にはハイポネックス液剤を。油かす液剤が完成するまでにはちょっと間がありそうなんで仕方ない措置ではある。気候がもっと暑くなると油かす製作速度も加速する。要するに発行すればいいわけだ。
 さて、枝豆である。プランターの苗床から定植したら、以前よりも元気になったようにみえる。しかもいろいろ調べると肥料の殆どいらない野菜だということがわかった。自分が持つ特殊な根で、泥の中から必要な養分を作ってしまう自己完結型野菜なんである。当然連作は避けたほうが良さそうではあるが。

 ツボクサの数株が黄色く変色してたので、苦土石灰粒剤を与えた。どうやら酸性度が強くなっていたらしい。粉剤だと固まって熱を出すので粒剤を根から離して投与したが、これもケイの母親の父が残したものである。

 昼食は午前中に買い物へ行った時に買った「O崎パンのコッペパン」の処分品55円税別を加工したもの。先日やって以来、このくらいの価格で売っていたら、こうしたランチにしようと考えていたところだった。
 中身には茹でウインナ、キャベツ、スライスチーズ、バジル、オーロラソース、粒入りマスタードで、ベースとなったのは「卵コッペパン」。これだけで食う人がいるんだね、98円も出して。

 午後はほとんど草むしり。
最近我が物顔で庭を蹂躙しつつある「カタバミ」である。
  恐ろしく根の長い「カタバミ」があちこちではびこっている。これもどくだみなどと同様駆逐するのが難しいとされている雑草である。種類によってはクローバー(シロツメクサ)の仲間のように思われているが、駆逐しにくい点だけは同じなだけで異種の雑草である。
 これが急に増えたのも環境変化によるものなのかはわからない。

 雑草が増えるということはこれから先、堆肥作りにとっては悪くないことであり、乾燥させればマルチとしても使うことができる。つまり自分の土地の中で循環させることができるということだ。
 そのためには早く堆肥作りの場所を作らなきゃならないな。

 
大根。左の一株だけ被害が大きい。この後土寄せの段階でヨトウムシ捕殺。 

カリフラワー。ほとんどカブラハバチの幼虫の仕業。

チンゲンサイ。こちらは多国籍軍の攻撃を受けている。カブラハバチの幼虫、アオムシ、ミミズなど。    


   夕食は「水菜・べんり菜の塩漬け入りお粥」、「豚肉とトマトと卵の中華炒め」、「わかめとスープセロリのスープ」、「チンゲンサイの茹で炒め」、「糠(古)づけきゅうり&茄子」。
 チンゲンサイは一旦さっと茹でてから 、炒めて中華味を加えたものを初めて作ったが、今回は味が強すぎたが、今後大いに活用したい調理法である。ケイのにぃにぃから伝授。
 現在、水菜、チンゲンサイ、スープセロリが密集状態で、特に映像のようにチンゲンサイはその弊害が出ているので、間引きを毎日のようにして、その結果毎日食べるようにしよう。

     

2017年5月27日土曜日

ジョーの復活?

5月26日。金曜日。        151/90。59.0kg。

 調べてみたら、現在畝作りをしている場所はしっかり酸性度質らしいことが計測前にわかった。それは現在生えている雑草の種類で判別できるという記事を読んだからだ。
 スギナ・カヤツリグサ・ハハコグサ・キイチゴなどがそうで、オオバコはほとんど見られなかった。

 雑草といえば、一昨年から始まった開墾により生態系が若干変わったようなことを以前にも書いたことがあるが、雑草で言えば「カタバミ」が増えた。現在でもありとあらゆる場所に生えて、本来あるべき苗が見えなくなりそうなところもある。これも根が深く厄介な敵となった。ススキはほぼ壊滅状態まで追い込んだと思うが、新たな三大悪草は「どくだみ・カタバミ・イネ科のもの(稲以外要らない)」となった。

 この日は遅れてた水まわり掃除。腰痛でしんどい。

 前日やり残しの作業は「木酢液」で殺虫剤を作ること。園芸の本を片手に、この木酢液自体を検査することから始めた。流通しているものの中には粗悪品もあるということだ。で、結果はまあまあ合格。これ1本では実際のところあらゆる虫に対処することはこんなんだが、自衛隊ぐらいの防備にはなるかな?
 さくらんぼの葉にまたコブ状になったものが多く発生して、昨年同様ぜんぶ摘み取ろうとする前に調べてみたら、本体には影響がないそうで放置しても大丈夫ということだった。ちなみに犯人は「ヒガンザクラコブアブラムシ」。覚えられないし覚えたくもない名前だ。

 昼食は「焼きそば」。残ってたソースを使いきった。材料は人参の皮・もやし・エリンギ・たまねぎ・キャベツで、自家野菜なし。

 午後は「朝顔」の種が出てきたんで鉢植え。

 作業場のバリアフリー化に伴う改修の最後は洗濯ピンチ入れカゴの蓋を取り付けること。これで洗濯物干し場と庭作業関係の場所が分離した。

 庭では大根の虫よけカバーの中に大量発生したなんとかバエをカバーの上からほぼ完全鎮圧してから、開放状態にして大根の葉を点検した。
 ここでもナメクジ発見。その他蝶やカブラハバチの幼虫などが寄生していた。カブラハバチはその生態から飛来が確認された時点で、産卵されていると考えたほうがいいことがわかった。
 とすれば、 飛来確認後手作業でふかした幼虫を駆除せねばならないということになるわけだ。これからはもちろん卵を発見することに精力を注ぐべきだろうなあ。
 現在、カブラハバチの成虫はほとんどその姿を見ない。次回は秋だ。

 鉢で買ってきたミニトマトは順調に育っているが二本のうち一本の葉が変色していたんで調べたら、どうやら「ハモグリバエ」のしわざらしい。この日は雨がちだったんで、明日薬剤散布だ。

 この日、ムクドリの飛来が確認されたんで、案山子のジョーを作りなおすことにした。なるべく基本的な構造は前回のままで修復しようとしたが、しばらく悪戦苦闘していてこれは胴体部分からして作りなおしたほうがいいと判断した。
 で、家の押し入れから電気製品の緩衝材に使われていた発泡スチロールを出してきて、それを使うことにした。これには結束バンドなども使って耐久性も考慮しながら作ることにしたら結構時間がかかり、完成は翌日に持ち越した。まさに「明日のジョー」である。

 夕食は「カジキのカレー」、「人参のソテー・クリームチーズディップ添え」、「あさりとエリンギのバジル炒め」。
 ケイのにぃにぃが用意してくれた庭で採れたハーブなど3種を使う予定だったのが「ディル」をカレーに加えるのを忘れた。ディップにはパセリを加えた。
 この日の調理は、以前から目標としていた「味見」を三品すべて行なったところ、ケイのにぃにぃからOKサインが出た。何の事はない。塩コショウ少々というところで、気を付けて投入した後、確認することだけのことなんだがな。この一手間が重要なんだよな。最後のところでの手抜きが料理だけでなくあらゆる分野で出てしまうというのが自分に弱点なんである。
 とりあえず、「ジョー」を立ち直らせることに全勢力を注ごう。
 

2017年5月26日金曜日

充実なっぱ生活

5月25日。木曜日。        152/90。60.0kg。

 あまりにも腰痛がひどいので、掃除とか庭作業は減らすことにした。

 それでも、リンゴの木とその周囲のナメクジ退治は継続して行った。

 作業は予定の半分以下に減らし、とりあえず簡単な作業を行った。

 枝豆の移植。21個?(20個だったはずなんだが)の苗はほとんど同じような速度で育っており、畝に移した後もしっかりしてたんで一安心。
 畝の続きにスナップエンドウがあり、こちらは昨日1本立ちにしてから支柱を添えた。

 ゴーヤーもしっかり本葉がでたのは3つだけだったが移植した。 天候が移植に向いていると判断したからだ。明日も雨の予報が出ているし、この時もぱらついていた。

 トマトのポットのそばにこぼれ種から育ったものらしいものが一株あったんでそれも予定地に定植した。いずれトマト専用の畝になる予定である。で、この日知ったんだが、ナス科の植物は肥料を相当食うらしく、よって連作障害もあるということだ。
 追肥は気にはなってたんだが先送りしていたんで、この日ハイポネックスと油かすによるものと2種類用意した。天気が悪いんで、蒔くのは晴れてからの事になる。

 ツボクサとイタリアンパセリの剪定。根がむき出しになったものや枯れたものまであり、相当の手抜きであることを実感した。もうちょっと面倒見てやんなきゃな。

 この日のメインイベントは「ワイルドベリー」に移植である。畑に戻したものを再度鉢に戻す作業である。これは無知がなせる技で、ワイルドベリーもいちごのように匍匐性でランナーを出して増えてゆくものだとばかり思っていたんである。 が、ランナーが出ることもなく、株は日増しに大きくなり、蒸れがひどそうに見えたんで、弱ったものや枯れたものを抜いたりし始めたら、ネットで覆われたその中はひどいことになっていた。
 やすで、ナメクジ、ハサミムシなどの天国状態だったんである。特に実を食っていた犯人はナメクジである現場を突き止めた。
 大きめの円形の鉢に移し、花火状態に枝が垂れるようにした。実は地面につかないほうがいいに決まっているし、管理も楽だからだ。
この日(24日)の収穫。水菜と手前は大根を間引いたもの。

支柱を立てたエンドウとこの日移植した枝豆のプランター。

順調なチンゲンサイと手前の春菊。

花がついた接木したゼラニウム。成功!

後から出たくせに態度のでかいきゅうり。こいつも餌食いということだ。

剪定終わったツボクサ。育て方が悪いようだ。

こちらも剪定終わったイタリアンパセリ。
昼食は「冷やし中華」。3人分入りのものの2人分を使っての制作。茹で上がった麺に茹でたもやしや水菜、そしてレタスのちぎったもんを加え、それにスープを2人前混ぜたものをベースにして、きゅうりとトマトと錦糸卵をトッピングし、残りのスープ(1人前)をかけまわして出来上がり。
 ほぼ野菜ばかりで出来たボリュウームだけは満点の「冷やし中華」だ。麺だけ1人前余った。

 午後は駅まで買い物。先日移転してしまったスーパーの後釜のスーパーがこの19日にオープンしているので初めて買い物に行ってみた。
 特筆すべきは肉の部門の充実である。で、早速豚肉のこま切れとバラブロックを買った。この日の目的はお一人様二本限定のトマトジュース。「レッドアイ」にはまったケイのにぃにぃ用となる。
 「充実野菜」も同じ特価品として並んでたが、現在実家は野菜が充実(かなり偏ってはいるが)してるんで用はなかった。

 夕食は「韓国風いなだの手こね寿司」、「スープセロリと水菜のナムル」、「もやしとにんにくのスープ(ダシダだし)」、「チンゲンサイのオイスターソース炒め」、「大根の葉のおひたし」。

 手こね寿司には大葉・エゴマ、スープには間引きした大根の根の部分と希望者にはパクチーを加えた。スープセロリと水菜とチンゲンサイは本格的に収穫が始まった。
 まさに「なっぱ飯」の様相を呈してきた。