やたらに他人とか世間と比較して生きる人が多くて、ちょっと疲れ気味なんじゃないか?最近ようやく自分のペースがつかめてきた感じ、と思ったら残り人生あとわずか。それでもこのペースは変えたくないもんだ。やわらかく生きたいもんだねぇ。
2020年12月14日月曜日
悲劇
12月13日。星期天。 122/79。 63.2㎏。
いきなり悲惨な事故に遭遇した。ネズミ捕りに鳥がかかってしまった。中央に置いたチーズを食おうとしたようだ。
まだ生きていたが、助けることは不可能なのでかわいそうだが介錯。猫がかかることは希望的予測していたが鳥がかかることは予想だにしてなかった。残念である。
近くで「ちぃちぃ」泣く鳥がいたんで相方かと思って、鳴き声のするほうへ寄ってみたところメジロだった。
おいおい、いつの間にかリンゴが.....。
早朝キッチンはミートソースとホワイトソースの制作。冷めた後ラザニアシートに載せる。これで半日以上放置すれば、そのままオーブンに突っ込んで焼くことができる。これはケイの誕生日パーティー用である。
朝食は芋粥と昨夜の鍋をもとにしたスープ、ほか。
9時前から買い物。24時間スーパー~3軒のスーパー。
買ってきた白菜(2分の1カット)の半分を天日干しする。それを起点に漬物の下漬けを開始した。聖護院大根を千枚漬けではなく、「赤かぶの甘酢漬け」と同じ味付けで作ることにして下漬けをする。明日が本漬けとなる。
大根は1㎏分を即席べったら漬けにする。これは漬物器で4.5日で完成する。
昼食は買ってきた処分品コーナーにあったチルドの「白湯水餃子」。具材は白菜のみ。これに「チャーシュー」、「白菜の漬物」、ごはん。
午後一番でプランターのタマネギを畝に移植。
午後のロードショーは「華麗なるギャツビー」。2013年バズ・ラーマン監督・共同脚色・制作作品。1975年度版ではロバート・レッドフォードが演じ、今回はレオ様である。どちらも原作のイメージと合わないと感じている。で、今回のレオ様は漫画的でどうにもトビー・マクガイア演ずるニックが同情する悲劇のヒーローというイメージが出ていないのである。
パーティーシーンや自動車の疾走シーンなどCGが満載で、それもこの作品を漫画的にした要因である。同年の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に主演しているレオ様の本作での共業者の名前がウルフシャイムだって。
すべて大げさに描かれていて、まるでディズニーランドのジェットコースタームービーである。が、デイジー役のキャリー・マリガンの可愛らしさが唯一の救い、になるはずが、娘をギャツビーに会わせるシーンがないことで、動揺するギャツビーや、デイジーの複雑な思いが描かれていないことで、原作を殺してしまっている。
いっそのことミュージカルにしてしまったほうがよかったかもしれない。
とりあえず、あと2本を残してキャリー・マリガン出演作はほぼ鑑賞して、改めて彼女の素晴らしさにまいった。残りの2本は「マイ・ブラザー」と「パブリック・エネミーズ」である。そういえば「マイ・ブラザー」ではトビー・マクガイアとジェイク・ギレンフォール(「ワイルド・ライフ」で共演)が主演しているが、絡みはあるのだろうか?
夕食は「卵のキッシュ」、「ごぼうのチーズ風味フライ」、「白菜のミルク煮」、「カリフラワーの温野菜サラダ」、残り物の「お焼き」と「コロッケ」。
発泡酒~シラーズ種ワイン~ラム種~ウイスキーをちびちびやりながらTV鑑賞。「ヒロシのソロキャンプ」。テントやシュラフを担いでキャンプしていたころを思い出して懐かしかった。
9時過ぎダウン。
2020年12月13日日曜日
衝撃の「食い意地」
12月12日。星期六。 119/86。 63.5㎏。
早朝キッチンは「スウィートポテト」制作。効率の良い裏ごし方法は覚えていた。
ゆであがったら、そのままサツマイモは鍋に入れっぱなしで、あらかじめ裏ごし1回分に切っておいたサツマイモを1個づつ裏ごしするんである。こうすると温度が下がらず、スムースに裏ごしできる。
温度が下がったサツマイモの裏ごしに「泣き」が入った記憶がしっかり残っている。でんぷんが冷えて固まり裏ごし網の目を詰まらせてしまうんである。
型に入れると10個すべて使って、さらに少し余ったんでプリン型2個使って焼き始めた。
表面に塗り付けた卵黄で余った卵白は、昨日の揚げ物で余った小麦粉とパン粉に混ぜて「お焼き」にしたところ、もちもちのピザ風になった。中に入れたのは昨日作った「ニンジンの葉のオリーブオイル漬け」とアンチョビペーストである。
余ったサツマイモはオーブントースターで「焼き芋」に。
朝食は「雑炊」に秋刀魚醤、ほか。
庭作業はキウイの収穫。来週は剪定を予定しており、収穫は今回が最後になる。鳥だろうか?何個か食われていた。
数量は数えていないのでおおよそだが、昨年並み(千個)はいっているだろう。
この後水菜の間引き。残しても仕方ないんで期限の切れた種をすべてまいたところ、完全に「密」状態になっており、かなりの量となった。
猫に襲われた恐怖からだろうか?メダカがその姿をあまり見せなくなっている。えさを上げた後気が付いたのは蓮が枯れた後に水面に何か小さい葉が浮いていることだ。これは何だろう?
作業終了し、部屋に戻って間もなく、入れ替わるように庭に出ようとしたケイのにぃにぃが発見したのは6匹目のネズミだった。しかも近くに寄って見た衝撃の姿が...。
ありえないよなあ。罠にはまって、人間がそばにやってきても自分が加えてきたであろうえさを食うんである。逃げようともがきながらである。よほど空腹なんだろう。見たところ今までの中で一番大きいし、親ネズミの可能性もある。中央に仕掛けたチーズもかじった跡があるところ見ても、罠にかかってから食ったものと考えられる。中央にあるので、罠の外から食いつくことは不可能である。
動画で撮ってネット公開したら受けるだろうな、と言ったら、「もうすでにだれかやってるよ」とケイのにぃにぃに言われた。
昼食は「コロッケそば」。具材はかまぼこ、ワカメ、長ネギ、茹で水菜。取れたての水菜の根はやはり除去しなきゃダメみたいだ。硬い。
午後一番で買い物。2軒のスーパーと100均。100均では卵黄を塗り付けるときに使う刷毛が引退したので新しいものを買った。毛先がシリコンのようだ。進化してるなあ。
午後のロードショーは「インサイド・ルーウィン・デーヴィス 名もなき男の歌」。二度目の鑑賞だが記憶があまりない。2013年コーエン兄弟の傑作だ。
1961年のニューヨークはグリニッジヴィレッジが舞台の売れないフォーク歌手のついてない物語。彼は知り合いをたどってソファを寝床にして渡り歩くいわゆるホームレスだ。主演はオスカー・アイザックで、素晴らしい歌唱と演技を見せてくれる。共演のジャスティン・ティンバーレイクはともかく、キャリーマリガンやアダム・ドライバーも歌を披露している。アダム・ドライバーはちょい役だが、歌の場面では笑わせてくれる。キャリー・マリガンはこの作品でも妊娠してる。
ラジマンが東北の地震速報で約20分中断。らじるらじるでは地震速報の入らないバージョンになるらしい。
夕食の準備ができた後「アップルパイ」を焼く。今回初めて円形に挑戦した。
夕食は「鮭のみそバター鍋」。具材は生鮭、ジャガイモ、ニンジン、エリンギ、シイタケ、間引き水菜。「白菜とちくわのおかか醤油和え」、「サツマイモと?青菜入り納豆」、「白菜の漬物」、「ぬか漬けきゅうり」。
?青菜は間引き水菜に混ざっていたもので、葉型を見ても判定できない。間引き水菜は根を取ったものを使用。間引きでも「手間引き」はできないということだな。
発泡酒~燗酒2合~焼酎の水割りをちびちびやりながら「ボサマニア」を聴く。8時からTVをつけたら「ボーダー・ライン」が上映中だった。よくできた作品で、3度は鑑賞済みだがつい見入ってしまった。ジョシュ・ブローリンがかっこいい。
途中で居眠りしてから9時半にベッドでダウン。
2020年12月12日土曜日
パスタ生活の幕開け
12月11日。星期五。 126/85。63.4㎏。
2時前に起床。 3時半までPC。早朝キッチンはニンジンの葉のオリーブオイル漬け。葉をみじん切りにしてオイルに漬けるだけのもので、何日か置いたら、バターの代わりや香りをつけたいときに使うそうだ。最初にトーストに使ってみようと思ってる。
ニンジンの葉の上手な使い方を覚えたい。今回のニンジンはその葉の立派さに惚れて店で買ったものだが、自分で作ったものもかなり立派な葉が収穫できることを知っている。香りが強く、それだけでも俺は好きなんだが、一人では消費しきれない。残さず食べたいものだ。現在皮は大根とともに「切り干し」にしている。
明日作る予定のアップルパイ用のリンゴの甘煮制作。
キウイの皮むきは50個近くあった。朝食でも山盛り食べた。朝食は昨日の鍋に、鍋で使った昆布を刻んで戻し入れ、ごはんを加えてナンプラーで味付けして「雑炊」にして食べた。トッピングは「えごまの葉のしょうゆ漬け(ケンニプ・チャンアチ)」。
10時まで新聞や洗濯など。義母が寝不足(テレビの見過ぎ)で起きてこなかったんで。
東北地方で原発汚染水の処理方法についての首相の発言が面白い。「色々な問題があるが先送りにしない」。ということは「色々な問題」を解決する前に政府が決めたことを断行するというわけじゃん。
沖縄では仲井真の裏切りで問題山積みなまま断行されちまったが、今回はあらかじめ手のうち見せちまってる。今度振り切られると、東北で穫れた「セシウムたっぷり」の魚を食べさせられるようになり、TPP参加国の魚をたくさん輸入していこうという考えなんだろうな。もちろんその代わりに車を買ってもらうんだろう。
国土をどんなに荒廃させても経済優先なのは、コロナ対策で国民の生命を最優先に考えないという現在の措置と寸分と違いはない。
昼食は「パスタ最優先」という方針に転換した第1弾である。これはパスタのほうが米よりコスパがよく、使われている小麦粉が肥満対策になるという考えによるものである。コロナ太りに憂慮している俺がもちろん賛成したことは書くまでもない。夕方買い物に出かけたケイのにぃにぃはついでに寄った?ブックオフで「パスタ料理本」を買ってきたほどの入れ込みようである。
「しめじとアンチョビのパスタ」。味付けはアンチョビのみ。食べるときに塩としょうゆを少々加える。
義母には「サツマイモ粥」を炊く。今日から収穫したサツマイモ消費開始である。
午後一番で買い物。100均~イオン系のスーパー~業務スーパーと国道の反対側方面へ遠出である。
午後のロードショーは「ウォールストリート」。2010年オリバー・ストーン監督作品。自身の「ウォール街」の続編で、ゲッコーが出所するところから始まる。
倒産した証券会社の有能な社員と、倒産させた首謀者(ジョシュ・ブローリン演ずる)とゲッコーの戦い?と疎遠になっていたゲッコーの娘(キャリー・マリガン登場)が絡むアップテンポのドラマで、見せ場も多い。
で、有能な社員のダメ母親役がスーザン・サランドンが演じているので驚いた。昨日観た「グレイテスト(2009年)」でも同じような関係をキャリー・マリガンと演じてたからである。前回のようなバトルはなかったが。
ゲッコーが説く「経済の仕組み」に出てくるエピソードが「チューリップ・フィーバー」であり、それを舞台にした映画も観ているので、理解しやすかった。
また「金で買えないもの」をさらっと描いていて、それが教訓めいてくどくしなかった脚本も良かった。それにしても「グレイテスト」に引き続きキャリー・マリガンは何度も泣かせらていて、うまいなあと思うが「泣きシーン」が得意?
前作でゲッコーと張り合った主役を演じたマーティン・シーンがちょい役で登場し、監督も前作同様カメオ出演しているファンサービスも行き届いている。
夕食は「メンチカツ」、「ほうれん草のバター炒め」、「極細パスタのマヨサラダ」、「ふだん草の味噌汁」、「白菜の漬物」、「赤かぶの甘酢漬け」」。
メンチカツと一緒にコロッケも揚げたので時間食った。コロッケは明日の昼食に登場させる。時間がなかったんで「えびせん」はあきらめた。
発泡酒~黒糖焼酎をストレートでちびちびやりながら国営放送のクラッシックを聴く。思い出して洗濯物をたたみながら次第にイラついてきた。
強いストレスを感じてとの開け閉めを荒くして発散させた。しばらくしてケイのにぃにぃがやってきたんで説明したあと、ようやく収まった。サンドバッグが必要かもしれない。「コロナ・サンドバッグ」。明日検索してみよう。9時前にダウン。寝不足もあるな。
2020年12月11日金曜日
ネズミ時々チヂミ
12月10日。星期四。
1時半起床。3時ころまでPC。
朝食は「筑前煮」後編とごはん、ほか。
早朝キッチンはもやしのひげ根とり。完成した白菜漬けを取り出してカットして収納。
8時まで新聞~5時限授業。
8年後に医療費負担増になるそうだが、俺の年収はその対象にならないほど低いものだったんで安心?
6時過ぎに庭を見ると、仕掛けた罠がなくなっていた。で、見回すと手前のツボクサ畑に裏返って飛ばされて?いた。で、表へ出て、罠をひっくり返してみると、何とかかっているではないか。
どうしてここまで移動したのかそうぞうするしかないんだが。
白い浴室用いすがある右側の隣の家との境になっているブロックのところに仕掛けてあった。まっ、なんにせよ4匹目である。で、新しい罠を同じところに仕掛けなおした。
8時半から小雨降る中買い物。24時間スーパーとイオン系のスーパー2軒。10%割引券は無駄なく使い切った。
帰宅後も降り続いていたので庭作業は中止。
しばらくしてから罠を見ると、何と5匹目が。
ケイのにぃにぃがいうところでは巣には少なくとも10匹以上はいるそうで、このまま罠で捕殺し続けてから、罠が効かなくなったら毒えさをまく方針だということである。
昼食は「チヂミ」。具材はニラ、もやし、豚ひき肉で義母の分を焼いた後刻んだキムチを加えた。「ワカメのダシダスープ」。
午後はネズミの罠が足りなくなりそうなのでドラッグストアへ行く。今度は2か所に仕掛ける。用心しながらも連中にとっては我が家の生ごみ捨て場は絶好の食糧調達場所であるようだ。俺はまだないんだが、ケイのにぃにぃは何度も生ごみを加えて立ち去るのを目撃しているとのこと。
午後は捕殺できなかったとはいえ、さらに2匹の個体を確認している。戦いは続く。
午後のロードショーは「グレイテスト」。2009年シャナ・フェステ脚本・監督作品。長男を交通事故で亡くした夫婦と弟、恋人を描く。何年も思い続けて結ばれた直後の死で、恋人は妊娠して夫婦を頼ってくることにより、家の中は騒然となる。
この風景と感触はスサンネ・ビア風だ。子供を亡くした親の気持ちを掘り下げて描く脚本もいいが、それに答え(制作も兼ねる)ピアース・ブロスナンと(鬼気迫る)スーザン・サランドンもいいね。
息子を強く想うあまり、息子からも自分を強く想われているという妄想と違う現実を認めたくない母親とあくまで現実から逃避を試みる父親を執拗に描く。複雑な想いの弟も合間に描いて手抜きがない。
で、ベテラン相手にキャリー・マリガンが頑張って、実に魅力的な妊婦を演じている。こんな嫁さんだったらピアース・ブロスナンでなくとも大事にしてくれるに違いない。当時24歳で、劇中は18歳の役である。
子供や恋人や伴侶を亡くす喪失を描いた映画は観ていて辛いが、いい作品が多いのも事実である。泣ける。
夕食は「鯖缶のみぞれ鍋」。具材はおろし大根、スライス大根、おろししょうが、鯖缶、春菊、京錦(水菜)、昆布(白菜の漬物に使ったもの)。「ちくわの磯辺焼き」、「白菜の漬物」、「即席千枚漬け」、「卵白(炒めたもの)と冬菜入り納豆」。
鍋の仕上げに焼き餅。
発泡酒~燗酒2合~ウイスキー、ほどほどにして8時にはダウン。長い1日だった。
2020年12月10日木曜日
ネズミの当たり年
12月9日。星期三。
早朝キッチンは昨日の昼頃から水に漬けておいた(途中1回交換)、豚肩ロースブロック500g弱をチャーシューに加工。焼いて、煮て、汁に漬けて夕方には完成予定だ。
続けて朝飯用のフルーツのためにキウイの皮むきをし、完熟以上のものなどを合わせて800gにしてジャムを作る。
朝食は「筑前煮」とごはん、他。
チャック・イェーガー氏が亡くなった。享年97歳。名作「ライトスタッフ」でも本人役をサム・シェパードが演じた「伝説の」テストパイロットだ。
連日「GO TO」をやめようとせず、「外出自粛」を要請するという相反する状態が続き、感染者の増加を止められずにいる。
病床を増やすことにははっぱをかけ、医療従事者を増やすことには反対してきた政府の姿勢は変わらないという相反する現象も、「矛盾」の上塗りとなった。
ブルーインパルスに「円」を書かせるくらいだったら、本当の「円」を医療従事者増加にあててもらいたいものだ。
小4、中2の理数系の学力テストの結果が発表されて、シンガポールが独占1位だ。資源のない国が成長を続けていくためには教育が非常に大事であることのいい見本だ。そのうち「シンガポール式学習法」なんてのがベストセラーになるかもしれない。
庭では仕掛けにかかってねずみ1匹くたばってた。昨日何度も通ってた動線上に仕掛けた罠であるが、異変に気が付かなかったんだろう。かなり暴れたらしく仕掛けごとブロックから落ちていた。最初、キウイの枯れ葉が邪魔になっていて見えなかったんだが、落ちていた仕掛けをもどそうとして、これを発見した。
ケイのにぃにぃに伝えて処分してもらった後、もう1匹反対側の生ごみ処分穴近辺で発見。えさを加えて逃げ去るところだった。その場所は最初の1匹を捕殺したところであり、どうやらえさを運ぶ先に巣があるということだ。
昼食はバゲットをちょっと薄めにカットして、バターを塗ってからハムとピザチーズをのせてトーストにしたもの。これにシチューミックスを薄めに作ったスープ。具材はパパイヤの千切りとコーン缶。俺はこれにルートビア。
午後一番で庭内と駐車場に転がってる落果したキウイを集めて生ごみ処理穴に突っ込む。朝かかっていた鼠はキウイの落果する場所にいたことからそれをえさにしていたことが推察できる。で、なるべく一極集中したほうが捕殺しやすいのでえさになるものを集めることにした。
午後のロードショーは「17歳の肖像」。2009年イギリス映画で原題は「教育」。
教育パパの元で育った娘は優秀な生徒だったが、フランスにあこがれ、享楽にあこがれ、そこへ魅力的な中年が現れ.....。中年男は口八丁手八丁のペテン師まがいなやつで、昨日の「エルマー・ガントリー」といい、頭のいい奴が出る作品は面白い。
が、主人公の娘は大いに傷つくが、最後は立ち直り、成長してゆく姿を見せる。主演はキャリー・マリガン。今回出演している5作品を借りた、そのうちの1本である。この作品でも、その「うまさ」を確認できるが、現在最も注目している女優である。
なんと、午前中に仕掛けたものにさっそくかかった。この日二匹目で累計3匹となった。コロナのように拡大しなければいいんだが.....。
「赤かぶの甘酢漬け」の本漬け。来週完成。
夕食は「カレーライス」。具材は豚ひき肉、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、ビーツ、コーン缶で残っていた砂肝の唐揚げがトッピングされる。おまけは「カレーせんべい」。
遅々として進まない大江健三郎の「作家論」は大岡昇平で停滞している。この日はベッドで先日買った堀田善衛の「上海より」をパラパラめくっていたら、解説を大江健三郎が書いてることを知った。彼の「作家論」の中にも堀田善衛が取り上げられている。まあ、そんなことでほとんど読むこともなく8時前には睡魔に負ける。もっとも勝つ気もないが。
2020年12月9日水曜日
師走に鼠が走る
12月8日。星期二。 136/90。63.0㎏。
今日はジョン・レノンの命日。今日は「返せん記念日」。無謀な戦争を起こした当時の政府は、戦争で命を亡くした人にはもちろん、物質的にも精神的にも傷を負った人たちには何も返すことはできないのだ。
広島に鳥インフルエンザ確認。いいニュースがないな。
今月のショートステイ東京は中止となった。「家飲み」という徳利に「全力」を注ごう。
早朝キッチンは「ゆず茶」の仕上げ。3.4日寝かせて完成だ。
庭作業は果樹に油粕を使った施肥。サクランボ、イチジク、実のならない柿、キウイ、実のならないオリーブ、リンゴ、ゆず、キンカン、ブルーベリー、山椒、2年目の梅。来年も2種ぐらい増やしたいものだ。
9時から買い物。3軒のスーパーで特売品中心に。
帰宅して寒気がするので検温したところ36・1度だった。単に寒かっただけだった。短パン、Tシャツでは寒いわけだ。長袖パーカーと靴下で対応する。
昼食はケイのにぃにぃが作ってくれた「アンチョビパスタ」。うまい。俺がパスタに苦手意識があるのは、やはり料理に対する「カン」というものを生来持ってないからだと思う。「カン」は「加減」にも通じる。「いい加減」と「良い加減」の違いだ。当然俺は前者に与しているわけだ。
今回借りたDVDソフトも制作年度の古いものから観ることにした。
で、午後のロードショーは「エルマー・ガントリー」。ノーベル賞作家シンクレア・ルイス原作をリチャード・ブルックスが脚色し監督した傑作である。何度も観る機会を逸してきていてやっとの鑑賞であった。
口八丁手八丁のセールスマン~伝道師を演じるバート・ランカスターはまさにはまり役で、ジーン・シモンズもいいが、シャーリー・ジョーンズの娼婦役が素晴らしい。彼女は後年TV「パートリッジ・ファミリー」で素敵なママ役を演じていたのも懐かしい。
映画鑑賞中に窓を通して庭の端のブロックを通るネズミ発見。見に行くが姿かたちも見えない。で、約30分の間にそれを三度繰り返したんで、もしかしたら3匹いるのかもしれないと思い、その由をケイのにぃにぃに告げると、さっそくわなを仕掛けてくれた。
たまにそちら方面を見ても現れることなく過ぎたが、今度は目の前の庭に出る階段下に出現したんである。
ブロックの下に入っていったんで、重ねたブロックの隙間から注水したが出てくることはなかった。対策として周辺に複数個所わなを仕掛けた。
赤かぶの甘酢漬けの下漬けを行う。今回は約1・5㎏で小ぶりのもの4個で200円だった。
夕食は「牛肉とジャガイモの甘辛炒め」、具材はにんにくの芽と赤パプリカ。「ブロッコリーのしょうゆマヨ和え」、「ニンジンの黒酢マリネ」、「青梗菜と春雨とハムのカレー風味スープ」。
発泡酒~ミラー瓶ビールをちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ」の川口編と横浜市旭区編。後者は住んだことのあるところだが、取材された二俣川は俺が済んでた希望が丘のお隣の駅だ。40年も前の事だから、全くわからなかった。放送を見ながら、中華料理のちょっと凝ったものに挑戦しようという話が持ち上がった。腸詰とかは材料がそろうんだろうか?
そのあと、国営放送のナレーションなしの番組「慶良間諸島」を見ながらウイスキーを飲む。これも以前早朝番組で観ていたものであり、エンドレスで音楽が流れ、1時間海中をめぐるという、試験放送のような感じだ。
慶良間も行ったことはあるが陸上の風景はほとんど写されないので旅番組の面白さはない。
魚の名前もクレジットがほとんど出ないのでわからない。スキューバダイビングをしていたころから魚の名前を憶えようとしなかったからな。その中でも自分でさばいた魚だけは覚えているつもりだったが、最近ではそれも怪しい。
9時ころダウン。
2020年12月8日火曜日
それでも50%
12月7日。星期一。 127/86。63.0㎏。
朝食はケイのにぃにぃが残した「パパイヤのチャンプルー」、他。
庭作業はセリと長ネギの収穫。
白菜の漬物の本漬け。
奈良で鳥インフルエンザが発見された。これで5県目だそうだ。これで何万という鶏が殺されちゃうんだよな。人間に影響がなければいただきたいところだが。
このところ現・内閣支持率が下がっているようだが、それでも50%だぜぇ。トランプを首長に崇め奉ってるアメリカの共和党支持者とおんなじだね、わが国民は。
日曜版の「SDGS」の特集で、勉強する。よく知らなかったんで、今回よく理解したが、これ、俺が実践している「ダウンサイジング」とあまりにも似てるんで勉強するまでもなかった。しかも最後のSがなあ。いちいち小文字にするのが面倒じゃなかったんだろうか?
昼食は「牡蠣のあんかけうどん」。具材は牡蠣、長ネギ、セリ、かまぼこ。これに「筑前煮」。
午後のロードショーは「天国は待ってくれる」。1943年エルンスト・ルビッチ晩年の監督作品。独特の作風がビリー・ワイルダーなどに影響を与えたとされているが、「ニノチカ」しか観てないのでよくわからない。が、この作品はよくできている。邦訳だがセリフがいい。まさに「お金持ち」コメディのお手本だろうな。
死んで、地獄の入り口で閻魔大王に査定される「女たらし」の主人公が自身の人生を語る「ストーリー・オブ・マイライフ」だ。
主演はドン・アメチー。本作の40年後に「コクーン」(観ているんだが記憶が...)でオスカーを獲得している。相手役のジーン・ティアニーはべっぴんさんだなあ。翌年の「ローラ殺人事件」が代表作ということで、レンタル予約するべきだろうな。
今日は夕食づくりがないので、録画しておいたものをもう1本鑑賞し始めたが、ナレーションではなく、本人のトークだけで推移する作りになっているドキュメンタリーなので、内容がよくわからず途中でやめた。住み始めて40年近く立っているのに日本語がうまくないんだよね。20年以上住んでるのにうまくない、先日会った中国人女性と同じくらいだ。
「ベニシアさんの四季の庭」。2013年の日本映画。英国人のベニシアさんが放浪の末、京都の古民家に住みついてハーブなどを育てる話かと思ったら、ほとんど私生活(結婚・離婚・子育て)が主体の内容である。
「ゆず茶」の下ごしらえ。10個程度の収穫で、重量は600g。半分に割ってたね取り~さらに半分に切って中身を取り出し~皮を千切りし水に漬ける。ここまでの作業で1時間近くかかった。
種は水に漬けて「ペクチン」を取り出し、ゆず茶にも使うが、今回初めて「キウイジャム」に使うつもりだ。ペクチン含有量が少ないキウイはジャムが水っぽいのが気になっていた。が、天然由来なら添加してもいいだろう。
中身はフードプロセッサーにかけた後、さらに種を取り出す作業が手間取った。こんなに時間食ったっけ?
夕食は「おでん」。冬ならではの作り置きメニューの代表選手だね。
発泡酒~燗酒をちびちびやりながら、今日届いたレンタルDVDの中から、ケイのにぃにぃのリクエスト作品を鑑賞する。
「小さな独裁者」。昨日に引き続きナチス関連。2017年ドイツ映画で、実話をもとにしている。
ど・ダークコメディである、とともに傑作だ。将校になりすました脱走兵がその場しのぎの嘘で堂々とその権力を行使していく様は、現世界での権力集中による各国の圧制を投影している。
笑いながらも、冷静になれば笑えない状況に俺たちは置かれているのだ。
〆にラム酒を飲み始め、吉田さんの「酒場放浪記」を観、10時にダウン。
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