2020年12月7日月曜日

青いパパイヤの香り 2

12月6日。星期天。           135/92。 64.3㎏。  昨夜は9時ころ寝たはずなのに、2時間も寝たら気分よく目が覚めて、下に降りて洗面所で寝起きの儀式を終えてから、台所の片付けなどを済ませ、二階に戻ってネットで調べもの(主に台湾料理について)をしてから0時ころに寝なおした。  5時半起床。  早朝キッチンは「茹で卵」7個。    庭作業はサツマイモ後の畝への施肥、「冬菜」と「京錦」の間引き。ニラはほとんどが病気にかかっていたので、全部刈り取った。一部使えそうなのがあったんで収穫する。  8時半から買い物。24時間スーパーとイオン系のスーパーとドラッグストア。イオン系のスーパーは混んでたな。レジに並ぶと、床にラインがひいてないところだと大抵後ろにぴったりくっついて並ぶじじいがいる。  間引き菜の処理に手間取る。2.3日使えそうな量である。
 昼食は「パパイヤチャンプルー」具材は豚小間肉・ニンジン、「パパイヤスープ」具材はベーコン、「筑前煮」、「赤かぶの甘酢漬け」。  パパイヤは「ソムタム」のように千切りカッターを使ったほうがよさそうである。かなり固いので、今回のスープのように煮ることでやわらかく食べられるが、炒め物はレシピ通りだと固くて食えない。で、今回は合計15分の炒め煮にしてようやく何とかなった次第である。  午後一番で酒屋へ行く。先週土曜日のゴミ出し日にすっぽかしてしまったんで酒瓶がいっぱいになっていたんである。買い物は発泡酒とオーストラリア産シラーズ種3リットルパックワイン。  午後のロードショーは「砂漠の鬼将軍」。1951年ヘンリー・ハサウェイ監督作品。ロンメルの死をめぐる回想録となっており、ヒトラーの暴虐ぶりに意見したところで.....。ヒトラー暗殺未遂がクライマックスとなっている。  映像は大戦当時の実写フイルムを多用しており編集がいいので迫力ある。主演は名優・ジェームズ・メイソン、奥さん役がジェシカ・タンディだが最初わからなかった。なんせ「ミス・ディジー」の40年近く前の作品だもんな。  レオ・G・キャロルが懐かしい。「ナポレオン・ソロ」での上司役を演じてたっけ。  夕食準備開始までの時間を使って大根を煮て、「おでん」制作。具材はこんにゃく、昆布、茹で卵、ちくわぶ、揚げ物の詰め合わせの「おでんセット」。  2分の1カットの白菜(2㎏)をさらに半分にし、その半分を夕食用とストックにし、残った1kg分を3分割にしてから塩漬けの下漬けをする。これは明日本漬けにする。  夕食は「豚肉と白菜のナムル」、「ビーツとジャガイモのタルタルサラダ」、「ブロッコリーの白和え」、「月見とろろ」、「冬菜の味噌汁」。  発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながら映画鑑賞。「ジョジョラビット」。2019年アメリカ映画で監督は脚色もして、俳優としてもアドルフ・ヒトラーを演じ、コメディタッチの作品を盛り上げている。  主演の子役もうまいが、相手役のユダヤ人役の女優もいい。顔がジャクリーン・ビセットとマデリーン・ストウを足して2で割ったような美人さんだ。  シリアスさもあり、「ブリキの太鼓」を想起させるような素晴らしい作品となっている。この監督の代表作になること間違いないな。  サム・ロックウェルがめちゃもうけ役、スカーレット・ヨハンソンもどんどん良くなってる。    今日はヒトラーに2度も会っちゃたよ。9時にダウン。

2020年12月6日日曜日

アヒージョ以外の選択肢

12月5日。星期六。                 133/94。 63.8㎏。  早朝キッチンは「筑前煮」制作。時々食べたくなるもので、今回は生シイタケを使用する変わり種だ。タケノコも次のメニューが決まらずにいたので参加してもらった。これは里芋の代役ということになる。  コロナ感染が増える一方で、インフルエンザ感染者が前年対比なのかどうか知らないが異常に少ないという。ウイルス同士の「干渉」という現象らしい。が、鶏インフルエンザはかなり増えている。こちらには「干渉」という現象はないらしい。  お歳暮のチラシが多い。「盆暮れ」のくだらない習慣をやめてから15年経ち、年賀状もやめてから3年となる。人間が生きていくうえで必要のない行事はすべて商業ベースに踊らされているということを自覚すると、多くのしがらみがなくなり、解放されたことを自覚する。ダウンサイズ志向は確実に進んでいるな。  「世界の快適音楽セレクション」で、マイルス・デイヴィスのちょっと変わった曲を聴いた。曲名などを聴き洩らしたので明日調べることにした。聴いた時刻をメモしておく。  雨が降り続いているので、昨日やる予定だった作業もさらに明日に延期。新聞と5時限授業で過ごす。  昼食は「焼きそば」。具材はキャベツ、ニンジン、タマネギ、ハム。  午後のロードショーは「若草物語」。「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」はまだ観られないので国営放送のもので我慢しとこう。が、何度も映画化された古典とはまるで関係のない、ただ4姉妹のものがたりとタイトルを借りた1964年の日活映画である。  主演は上から芦川いずみ、浅丘ルリ子、吉永小百合、和泉雅子という豪華版である。で、見ものは浅丘ルリ子と吉永小百合のやりとりと、高度成長期の東京の景色だ。できたばかりのモノレール、東京タワーの展望台なども珍しいが、要所に出てくるポスターや喫茶店の様子なども興味深い。  和泉雅子演じる4女が「アルプス」を目指すというセリフがあり、彼女は実生活でも冒険家に身を転じているのでちょっと驚いた。性格も脚本の4女に近いんじゃあないだろうか?その後歌でも共演することの多い山内賢が相手役だ。和田浩治の演技が石原裕次郎そっくりで、笑ったが、この人早死にしちゃったことを初めて知った。享年42、まさに男の厄年である。浜田光夫がいい味出している。「日活青春映画の良心」と言ってもいい俳優さんだ。  夕食は「唐揚げ」。ブラジル産の鶏もも肉と大格闘を繰り広げる。皮と油を除去すると。450gが350gになり、シンクの中は油まみれとなる。  今回、砂肝も参加する。重量は250gで、下ごしらえしてあるものにさらに表裏に2本づつかくし包丁を入れる。  唐揚げ粉の表示通り、油を少なめにしてなべ底から2㎝までとした。油の使用量は通常の半分となる。が、仕上がりに問題なかったので、今後に生かせると思った。  唐揚げを始める前に「揚げ餅」を揚げた。これはおつまみ用となる。  そのほかは「なめこおろし」、「ブロッコリーの胡麻酢和え」、「ごぼうとあみの生姜炒め煮」、「かぶの葉と豆腐の味噌汁」。  砂肝の唐揚げがうまい。今後定番となる可能性大である。ミノとレバーが合体したような食感になる。  発泡酒~焼酎の水割りをちびちびやりながらTV鑑賞。BS11の「アジア食紀行」でベトナム料理、台湾料理を観る。で、台湾料理が紹介された店が国営放送の「入りにくい居酒屋」で取材された店だということが、取材を受ける主人を観て思い出した。で、再度そのとりおきしておいたものも観ることになった。とにかくすごい人気店である。〆にウイスキーを飲んで9時前にはダウン。  

2020年12月5日土曜日

ゾンビにはまる?

12月4日。星期五。            112/83。63.3㎏。  菅君の発言はいちいち癇に障る。「企業の集約化」だと、零細はおろか中小企業に「つぶれちまえ!」ってことだろが。こんな大企業べったりの政党に、それでも投票し続ける日本人って、自分の首を絞めているということを感じないんだろうね。  早朝キッチンはくたびれたかぶの葉(処分品)といただき物の最近どこでも98円で売ってるブロッコリーを茹でた。当分毎日ブロッコリーが食卓に出演することになる。  ぬか床では二日目の「かぶ」が漬かってなかった。気温の低下のせいだろう。  午前中は庭作業(予定では施肥)をさぼり、新聞やメニューの再構成で時間をつぶす。  昼食は「シーフードパエリア」、「ブロッコリーとベーコンのスープ」。パエリアの具材はムール貝入りのシーフードミックス、トマト、パプリカ、タマネギ。  午後のロードショーは「ダーティー・コップ」。2016年アメリカ映画。ニコラス・ケイジ主演というと3流映画と決めつけちゃうんだが、これは2流に格上げした。  麻薬売人の保釈金の出所を探った刑事が相棒とともにその金の強奪を計り、その顛末を描く、ちょっと先が読めないつくりになっていて、結構楽しんじゃった。93分ってのもいい。エンディングでの女のしたたかさも「ひねり」が効いている。  二本目は「運び屋」。2018年、クリント・イーストウッド監督・主演作。「ジャージーボーイズ」、「ハドソン川」としょぼいものが続いていたんで期待してなかったが、本作はよかった。脚本がいい。  頑固爺さん役が、往年のアメリカ映画らしい雰囲気を出していている。背中の曲がってのは本物?かなりの長身だから、これでようやく人並みの身長で他の出演者の中でも目立たなくなっていた。  孫への土産に買った「ピーカンナッツ」の袋がいっぱいだったのが面白かった。「しょうもないパイにするのさ」には笑った。やはり、かなりジャンキーな食い物らしい。ナッツはすでに手に入れてあるのでいずれ作るつもりだ。  夕食は「牛肉とセロリ&?青菜の炒め物」、「砂肝のオイスターソース炒め」、「パパイヤのサラダ」、「青梗菜と生きくらげの卵スープ」。
 パパイヤは最初、ピーラーの大型のような千切り器を使っていたが、効率が悪いんで、はじめてフードプロセッサーを使用した。で、夢中になってやっているうちに一個丸々加工してしまった。気が付いたのは食べ始めてからだった。加工したのは1個、調味料は半分量だったんである。味が薄いんでヌクチャムをかけて食べたところ、このほうが断然うまい。    発泡酒~ジンのソーダ割・ミントの葉、ライム果汁入りをちびちびやりながらケイのにぃにぃが借りてきたDVD鑑賞。「デッド・ドント・ダイ」。2019年ジャム・ジャームッシュ脚本・監督のゾンビ映画。  スターウォーズをはじめとして、自分の過去の作品も含め、多くの作品をネタにしたギャグ満載で、映画好きにはたまらない作品となっている。  出演者も豪華で、楽しんで演じたに違いない。ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、スティーブ・ブシェミ、ダニー・クローバー、トム・ウェイツ。特に常連さんのティルダ・スウィントンが演ずる「ゼルダ・スウィントン」は名前もおふざけだが、「キル・ビル」をパクっちゃうのなんか、タラちゃんに見せたいね。  先日観た「ホテル・エルロワイヤル」と本作品の2本立てが今年のベストとなりそうだ。  

2020年12月4日金曜日

ニュータイプ・カレー

12月3日。星期三。            102/72。 63.3㎏。  早朝キッチンは鶏もも肉の下ごしらえ。今夜のカレー用である。  「リンゴの甘煮のケーキ」制作。これは今年5月に亡くなった友人宅にお線香をあげに行くときのお土産である。  8時半から木曜日定例の買い物。24時間スーパー~4軒のスーパー。  帰宅後、10時にバスで駅へ行き、電車に乗った、そこまでは順調に予定通りだった。が、最初の駅に到着したところでストップ。  先の駅との間の線路に人が侵入して、排除しようとする職員とそれを拒否する侵入者と小競り合いがあったようである。約30分。  その間の放送で、侵入者を「お客様」と呼んだのには、さすがに頭に来たね。放送する側にもう少し配慮が欲しいな。迷惑をかけられているものと加害者を一緒くたにするな、っての。  タクシーでカードが使えることを知らなかった。駅を降りてちょっと歩いたところの郵便局で金を下ろした。タクシーを使うのに2千円ちょっとしかなかったからだ。  友人宅でお昼をいただく。  5年くらい会ってなかったので、奥さんとの話が長くなった。友人は昨年2月に大腸がんを告知され、手術したが、徐々に体力を失い、去年暮れ自宅で転倒してから、ほぼ寝たきりになったらしく、亡くなる今年の5月まで、施設と病院にいたとのこと。  心配かけたくないとの理由で友人関係には一切連絡を取ってなかったそうだ。  奥さんは元中国人なので、今年8月に亡くなった実母、6月に亡くなった長姉の墓参りするために長期帰国したいが、現在「ビザ」取得がコロナ禍も相まって難しくなっているとのこと。  で、これまでそうした事務的手続きを代行してくれていた人(Sさん)に連絡し、今回もお願いすることにした。奥さんはPCを扱えないので、俺がSさんと連絡を取りながらまとめることにした。お世話になった友人に対するせめての「お悔み」のつもりだ。  お線香をあげてからお暇する。  5時過ぎに帰宅。  入浴後、ケイのにぃにぃが作ってくれた「カレーライス」を食べながら飲む。凝り性のケイのにぃにぃ、今回は鶏ガラでだしを取ったラーメンスープをベースにしたカレーを使った。だしを取った後、保延についたわずかな肉もすべてはがしてカレーに混ぜたというから驚く。スープカレー風の完成品はめちゃうまかった。 帰り道途中で奥さんからもらった二缶の「バドワイザー」の1缶を飲み、家では発泡酒2缶飲んだ。乾燥しているせいかのどが渇く。残りのバドはケイのにぃにぃにあげた。彼はバド好きである。  〆にラムを飲んで9時前にダウン。疲れた。

2020年12月3日木曜日

ビーツ・デビュー

12月2日。星期三。     103/66。 62.5㎏。  5時ちょっと前に起床。昨夜のラムが効いたようだ。  朝食は白菜の漬物とごはん、他。  水回りの掃除は台所を済ませた後、9時前にトイレと浴室を澄ます。  小雨がぱらついていたが、10時前に買い物に出かける。2軒のスーパーとドラッグストア。15%引きのクーポンを乱発しているドラッグストアは欲しいものがない時はトイレットペーパーにあてている。18ロール、30cmダブルで308円税別は近辺で一番安い。  で、2軒目のスーパーで砂糖(98円税別)とティッシュを買う。砂糖は300個限定だったが、11時でまだ残っていたところを見るとこの日は客が少ないということだ。ティッシュも200Wで198円税別は近辺で一番安い。ただし紙箱入りではなくビニールパックだが。  昼食はインスタント「担々麺」。具材は豚ひき肉、長ネギ、青梗菜、ニンニクの芽。  午後のロードショーは「恐怖の報酬」。1977年、「真夜中のパーティー」、「フレンチコネクション」、「エクソシスト」と立て続けにヒットを飛ばしていたウイリアム・フリードキンが滑った1作である。  オリジナルは俺が生まれた年に作られたアンリ・ジョルジュ・クルーゾーの名作である。日曜洋画劇場で観たんだが、あまりにも怖いんでトラウマになりそうだった記憶が残っている。  本作はオリジナルを超えようとする作為が冒頭から丸見えだったんで、エンディングも生かされないという悲惨な形となってしまった。  大方の評価は悪くなかったようだが、興行的には大失敗をやらかしたようでこれ以降低迷が続いているようだ。  主演4人のうち3人は鬼籍に入っているが残る1人が不明だ。アミドゥはクロード・ルルーシュの失敗作「愛と死と」で主演を務めた俳優だが印象が強烈だったんで記憶に残っていたんだが、本作で思い出して調べたんだが消息はつかめない。どちらにしても俺にとって失敗作専門俳優と位置付けられてる。  終盤のロイ・シャイダーの回顧シーンとか、ニトロを自身が運ぶ設定など、しらけさせるに十分な演出だった。  機会があればオリジナルを観てみよう。  夕食は「ボルシチ」。具材は牛すね肉、ビーツ(初めて扱う食材)、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、キャベツ。「砂肝のクミン風味炒め」、「エリンギとブロッコリーのアヒージョ」。ビーツって赤かぶみたいなもんじゃん。  発泡酒~南アフリカ産シラーズ種ワインをちびちびやりながらTV鑑賞。「町中華で飲ろうぜ」のスペシャル2時間番組。出演者三人の好みが俺たちと共通しているところがこの番組の魅力となっている。途中からラム酒をストレートで。  続けて久しぶりの太田さんの「家飲み」番組を観て10時前にダウン。  この日、以前付き合いのあった人の奥方から電話があり、今年5月に亡くなったことを知った。享年79。ちょうど俺よりひと回り上で、誕生月も俺と同じだった人だ。合掌。

2020年12月2日水曜日

謎の青菜

12月1日。星期二。           132/87。62.7㎏。  朝食はごはんと白菜の漬物、他。  早朝キッチンは昼食と夕食用の野菜を茹でておく。ブロッコリー(特大)、インゲン。  レンタルDVDを返却(投函)する。今回ははずれもあったが、秀作も多い。が、辛い映画が多く、ストックする気にはなれななかった。  今年の6月以降東京の人口の減少が続いているとのこと。「密」な東京、企業の流出が遅々として進まないし、コロナ禍のおかげでお金持ちがセカンドハウスへ移動することは、住民税の一極集中も解消できていいことづくめのような気がする。これでお高い家賃(高級マンションに限り)が下落すること間違いない。  貧乏人には関係なく、相も変わらず東京に住み続けるしか道はなく、特に23区内の貧乏人は公共サービスの恩恵はますます得られなくなり、西成区のような場所があちこちに増えてゆくことであろう。  県内9市町村が13日まで外出自粛の対象となった。現在住んでいるところが含まれちまった。それでも年寄りは大した用もないのにスーパーにやってきている。もちろん新聞読んでないし、あのよく聞こえない市内放送も当然聞いてないだろうし、聞こえないだろう。こうした基本的な伝達ができていないことって、市民サービスというもの自体存在してないのと変わんないんじゃないの?  中国で「コロナ感染」に関しての発言が元で拘束された弁護士が留置所でハンストをしている。これに対し無理やり流動食を流し込むという実態が明らかになった。  最近観た映画「未来を花束にして」は1910年イギリスでの女性参政権を訴えて拘束された女性が同じ仕打ちを受ける場面があったが、110年後もこうした人権無視の扱いをしている国が存在していることに驚き、中国に対しますます嫌悪感が強くなる。あの政府(共産党)は「くそ以下」だ。  庭作業はゆずと青菜の収穫。ゆずは3個を残した。香辛料として使うことが予想されるからだ。ゆず湯もやるかもしれない。湯船につかることのほとんどない俺としてはなくてもかまわないんだが。  青菜は「青梗菜」と表示していたものをまいたはずなんだが、全く違う野菜であることが分かった。が、何という野菜かわからない。現在探索中。
 収穫したサツマイモを新聞紙で包み、段ボールに入れなおした。こうすることでさらに甘みを増すそうである。期間は2週間から1か月だそうだ。  サツマイモも13日以降出荷となるようだ。  昼食は「パスタ」。具材のムール貝、イカ、エビはいずれも冷凍シーフードミックス。これにブロッコリー、セロリ、赤パプリカ、黄パプリカを加えた。  午後一番で浴室の換気扇フィルター掃除。各部屋のエアコンはまだ稼働日数が少ないので来月に回す。  午後のロードショーはTV録画ものになる。  「ユリシーズ」。1954年イタリア映画。ホメーロス「オディッセイア」原作の冒険活劇。主演のユリシーズを今年亡くなったマイケル・ダグラスのお父様のカーク・ダグラスが演じる。相手役はイタリアの名女優シルヴァーナ・マンガーノで彼女の旦那さんが名プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスだったことを今回初めて知った。脇役のアンソニー・クインも若い!当たり前か。  「トロイの木馬」シーンなどがあっさり描かれていて、製作費も当時としても相当かかったであろうことが察せられる贅沢な作品だ。  記憶を失ったユリシーズに恋する登場人物役名「ナウシカア」からとったのかな?「風の谷のナウシカ」。  二本目は「西部魂」。1941年フリッツ・ラング監督作品。いまだ未見だが、「メトロポリス」や「マブセ博士」、アメリカでB級ノアール映画を多く撮ったドイツ人監督である。まさか西部劇も撮っていたなんて驚いた。ロケがいいが、当時はアメリカ国内で撮影されたものに違いない。  セット、エキストラもふんだんに使われていて、まさに古き良きウエスタンだ。脚本も良く、電信が普及し始めるころを舞台にして、二人の男が一人の娘をめぐる恋のさや当てや開発に絡む先住民族との確執など盛り込んで100分ちょっとを退屈させない。  俳優は、最後に死んじまう、善悪の間で揺れるもうけ役のランドルフ・スコット以外知らない人ばかりだった。  夕食はあわてた。メインメニューの「胡麻味噌風味の松風焼き」に使う肉が豚ひき肉ではなく鶏ひき肉だということが直前になって判明したからだ。  で、急遽、豚ひき肉のメニューを探して「大根とザーサイの炒め物」を作ることとなった。  「ブロッコリーとかにかまのあんかけ」、「インゲンの胡麻和え」、「謎の青菜と油揚げの味噌汁」、「シソの佃煮」、「赤かぶの甘酢漬け」。  富良野ビール~燗酒2合をちびちびやりながらTV鑑賞。「町中中華で飲ろうぜ」の途中からラムをストレートで飲む。久しぶりのラムがうまい。で、9時前にはダウン。

2020年12月1日火曜日

師走前のトレーニング・デイ

11月30日。星期一。            141/96。63.7㎏。  今日は親父の命日。享年61だから6年長生きしているわけだ。のん兵衛だったが、生涯に飲む酒量は俺のほうが多くなることは必至だろうな。50年以上もたつと感慨もわかなくなり、こんなつまんないことしか考えられない。晩年の落ちぶれた様しか思い出せないが、貧乏であっても周囲に金持が少なかったこともあり、いじけも程度が軽かったので、そんなに「不幸」感はなかったので、親父をそんなに憎んだりしないで済んでいる。  GO TOやめないそうだ。拡大がGO TOにすべて原因があるわけではないというのが政府の主張と言い訳だが、「移動」自体がよくないというのにGO TOは許せるという矛盾は誰でもおかしいと思うだろう?  こういった矛盾がまかり通るようになったらこの国終わってるとしか思えない。そのうち原発汚染水を隅田川に流して花火大会でもやるようになるんだろうな。  朝食は白菜の漬物にごはん。冬の朝、って感じがいいね。  早朝キッチンはキウイの皮むき後の分別と、ジャム用が800gになったので加工する。800gでジャム用の瓶1本分となる。砂糖の使用量は400g。  砂肝1㎏の下ごしらえする。二つに切って、白い部分をえぐり取る作業で、先日のさば同様、この量をさばくのは初めてだ。が、やってゆくうちにコツみたいなものをつかんだ。二つに切った後裏がえしにして、白い部分をつまんで包丁が垂直に下ろすように切ると、すごく楽にはぐことができるのである。これは今後役に立つぞ。  仕上がり量は約800g。300g、250g×2に分けビニール袋に詰める。  加工法は朝のPCで調べ、いつも必ず作るアヒージョを除く3種のレシピをプリントアウトした。ビールメーカーのものが2種ある。そのほかボルシチのレシピ、ムール貝を使ったパスタのもプリントアウトした。  先日収穫したキウイをリンゴを入れたビニール袋に25個づつ詰める。もうすでにカウントはしていないんだが、ビニール袋の大きさがちょうどよく、4袋作ってカウントしていたやり方である。ざっとだが、去年並に千個以上はあるだろう。  近所のスーパーへ年末懸賞の応募に行く。合計で3千円を超えたレシートを張ったものを応募箱に入れる。レシートの組み合わせで口数が増えたり減ったりするので、計算するのは面白かった。1万6千円強で5口になったから無駄はでなかった。ついでの買い物で洋梨の処分品を買う。3個150円。  5時限授業では東京の方言が面白かった。「えばる」は「威張る」の東京方言だそうで、そういえば「いばる」と発音したことは一度もないことに気が付いた。  「みっちゃん、みちみち.....」が昔と俺たちが子供のころと違うのも面白い。まあ、新しいほうのがえげつないのは時代を反映しているという証なんだろう。  10時のおやつは「ホットミルク」と「リンゴのケーキ」。  昼食は「てこね寿司」、「えのきと豆腐の味噌汁」、「べったら漬けと赤かぶの甘酢漬け」、「玄米茶」。 このところびんちょう鮪100g98円の特売が多い。酢飯の作り方が良くなかった。やはりこれも「慣れ」が必要だな。  洋梨を白ワイン煮にする。ワイン100㏄に砂糖100g加えたところいい味になった。  午後のロードショーは「ダンケルク」。ところどころWと鑑賞したが、今回最初から観なおした。 よくわからなかったことが最初のクレジットで理解した。「陸・海・空」での出来事がクロスしているので、特に海と空の出来事の配列を理解することでようやく話がつながった。  この監督(クリストファー・ノーラン)は「時」をいじるのが好みのようだ。最近作「テネット」もさらにいじくりまわしているそうだ。あまり「い時空りまわされる」とわけわかんなくなっちまう。  本作の映像の緊迫感と遊びのない脚本が素晴らしい。107分というのもいいね。  いつの間にか撃墜されたスピットの隊長パイロットは声だけの出演で、監督作品の常連・マイケル・ケインだって。  夕食は「肉団子のポトフ」、「ニンジンの葉のマヨサラダ」、「かぶとシイタケ・えのきのクリーム煮」、バゲット&クリームチーズ。  アボカドに塩・胡椒したものをクラッカーにトッピングしたものをつまみながら 富良野ビール~シラーズ種ワインをちびちびやる。  この日はケイのにぃにぃの自主NADで、早々にお開きとなる。  俺は〆に安ウイスキーをやりながら、メニューを作る。8時半にダウン。