2012年12月10日月曜日

運河 よけりゃ

先週の土曜日に浜松町からモノレールに乗った。
午前中のせいか週末でも空いていて、のんびりした雰囲気は初めて味わうものだった。

天気もよく、各駅で4駅乗る間に景色を楽しんだ。
ふと下の運河を見るとごみが長く尾を引いて風で流されていた。
よく見るとそれは落ち葉だった。しかも色づいていてまさに紅葉。

東京湾の紅葉である。
昔と違って、ごみも少なくなって、ウオーターフロントかの開発でマンションやオフィスビルの環境も植樹などで整備されたことで、こんな光景が生まれたんだろう。

もっとも地上ならば掃き集められ可燃ごみという厄介者になっているんだが....。

しかし神社で掃き集められた落ち葉は子供の格好の遊び場に変わるんである。
昨日の孫2号である”じゅうじろう”のお宮参りで参拝した神社にそれがあった。

孫1号である”ににんが”は、つまれた落ち葉に飛び込んでも自分に危害が及ばぬことを確認したら、狂喜して一人で飛び込んでいった。2.3歳児の習癖である繰り返しは、大人が飽きてもなお続いたんである。
もっと落ち葉の山が高かったら俺も飛び込みたい衝動に駆られた事だろう。





今日の午前中は買出しだったが、葉物の値の高いことに閉口下だけでなく、目的だった小松菜が店頭に並んでもいないんであきれて帰ってきた。
ほうれん草で代用しようにも、これが高くて手が出ない。四季別のレシピ集を使用しているため、季節の野菜を使わぬことにはレシピどおりのものを作れないのは当たり前で、代用品もおのずと季節ものになる。

仕方ないんであとで100円ショップで冷凍ほうれん草を買うことに...。


今夜のメニューは「麻婆豆腐」、「もやしとザーサイの和え物」、「中華スープ(具材は未定)」。

2012年12月6日木曜日

本物の本

「言語伝承論」の試験勉強が4日たって、ちっとも進まない。
この科目は自分のノート持込可なんで、問題がわかってるから簡単そうなのに、テキストが非常に素人に分かりやすく書かれていないものなんで、そのテキストを読み解くことが出来ずにいるからなのだ。
 急遽図書館に同じ著者の簡単そうな本を注文したら、簡単に書かれてはいるが、このテキストに関したものには一言も触れていなかった。万事休す。


 これもHさん(スーパー先輩)に頼んで、模範解答もらっちゃおうかな?
今日、とりあえず「古文書学」の模範解答の送信を依頼したときに、それとなく触れておいた。
あと3日間は踏ん張ってみよう!

 これにあまり関わってるともう1科目の試験の準備がおろそかになっちまうからである。
勢い込んで2科目にしたのは軽率だったか?




 電子書籍、というより電子ラジオテキストに欠陥を発見した。
巻末のコラムとか練習問題などがまるでないのだ。
そういえば関東の写真(現代中国の文化とかの)もなかった。
いずれも必ず目を通したり、とくにコラムは楽しかったんだが....。
やはり来月分から本物の本にしよう。

今夜のメニューは「ミートソースパスタ」、「肉なしポトフ」、「ビーンズスープ」。
ミートソースは大手醤油メーカーのレシピだったんで仕上げは醤油大さじ1であった。味は少し濃い目で全体的にレトルト物に近い。

2012年12月5日水曜日

久しぶりの3本立て

この2日間で3本の映画を観た。
まずは「五日市物語」。あきる野市の町おこしPR映画である。と、言ってしまっては製作者側からおこられそうであるが...。
 ネットでむきになって批評していた人がいたが、俺のように考えれば良いんじゃないか、と思う。

売りの観光名所がクレジットで入らないところが、観光映画としたくない意図が見えたりして、それはそれで新しい観光映画として鑑賞した。

製作者側の意図は「かもめ食堂」に代表される癒し系作品なのだろうけど、その意図は残念ながらこちらまで届いてこない。必然性とか偶然性とかが無理な設定をしてしまった脚本のためだろう。

主人公?の相手役の”たがめ”顔の男優の声が良かったな。


2本目は「明かりを灯す人」。キルギス映画である。
こちらはキルギスの国おこし映画ではない。開発の波にさらされそうな村の電気工事やさんのお話である。
 村の開発が住民の本当の幸せを考えずに行われてしまうであろうことを予感させ、それに自然体で立ち向かおうとした主人公を、台詞少なく描いたいい作品である。
 中でも村の名士が中国の資本家?を接待する場面は興味深いものがあった。会場がモンゴルで言うところの”ゲル”であり、キルギスにも遊牧生活をする民族がいるということである。また接待用に催される怪しい見世物も、主人公が堪忍袋を切らすシチュエーションもよく、そのあとで主人公が殺される?場面や最後の電灯が徐々に明るくなってゆくシーンなど、80分の中でうまくまとめた作品だ。

3本目は「セルピコ」。2度目の鑑賞である。それこそ40年前か?
不正に屈しそうになっても最後まで屈しないスーパーコップというと作品のイメージとちょっと違うかな。とにかく不正が蔓延している警察の内部告発物のはしりになった作品だったのではないか?

陪審委員による裁判の危うさとスーパー民間人(H・フォンダ)を描いた「12人の怒れる男」の監督であるS・ルメットの作品。この作品でのスーパー.......はA・パチーノが演じてる。

知性が邪魔して?どうしても粗野な場面でもインテリ臭さが抜けないのは、当時のA・パチーノの演技に共通してるものなのか?いや今もあまり変わってないな。こういう人にもっともお似合いの告発ものである。
 おしまいのクレジットで、劇中の音楽がよかったので注視してたら”ボブ・ジェームス”だって。

電子書籍デビュー

たとえば最近同居人は携帯電話を、携帯電話はガラケーと呼ばれてることも今回知ったんだが、それをスマートフォンに替えた。
 便利そうなんで家族割とかを利用して自分も、と思ったがよく考えてみると使いこなしてる自分の姿が浮かんでこないんでやめた。ガラケーでさえほとんど使ってないのと同じでNTTに払ってた金額は1000円を超えるか否かってくらいのもんであった。家にいることが多いからネットはそこそこ使うが外でとなるとまず使わないばかりか、落とすリスクを考えたらいつも注意を払わなきゃならない。まるで乳児を預かってるときのあの感じだ。物に対してそんな気を使う気には到底なれない。

 世のスマホを使う連中がしょっちゅう画面を見つめる姿は、母親が乳児を見つめるあのほのぼのとした光景と一見同じに見える。しかし連中はかわいいからじゃなくて俺と同じようになくしちゃ困るからチェックしてるに過ぎない。
 それ以外はゲームか漫画だ。おっと、「スマアホ」論をつば飛ばしながら論じるつもりじゃなかった。

 今回、便利なものを知った。今話題になってる電子書籍である。

先月中旬から発売されてた中国語のラジオテキストを購入するのをすっかり忘れてて、3日に書店?(TSUTAYA)に買いに行ったら売り切れ。仕方なく今月はテキストなしで聞き取り強化を目指そうかな、と考えてたらネットの講座のHPで電子書籍が実際の本より30円、送料を加えると100円近く安く買えることを知った。ものは試しだ。

 購入手続きが済むとすぐに本を読むことが出来るようになった。ページをめくる音が気になる以外は違和感はない。まぁ、書籍といってもいわゆる本ではなくテキストだからこれで十分用が足りる。本棚を狭くする必要もなくなった。

ん?そうすると旅先でもスマホがあれば、まじめにラジオ講座を聞けるってことか?

いやぁー、便利だなぁ。だが、旅先では前夜のアルコール消毒が過ぎて翌朝のことなんかわからなくなってる場合が多いから、やはり俺には無用であるなぁ。

 昨夜のメニューは「ぶりの幽庵焼き」、「えのきの味噌汁」、「切り干し大根の煮物」、「ウインナとミックスビーンズのサラダ」。
 切り干し大根は大根の皮を使った自家製を使ったが、皮が切干に向いていないことが分かった。
やわらかくならないんである。よく言えば、しっかりした歯ごたえで、好きな向きには良いんだろうが、それでも同居人は残さず食べたくらいだから、そんなに気にすする必要もなかったか?


 今夜のメニューは「たらとカリフラワーのクリーム煮」、「ダブルにんじんサラダ」。もう一品加える予定だが現時点で未定。ダブル....はにんじんにすりおろしたにんじんをかけたサラダである。

 ブロッコリーで代用する予定がお弁当に使いすぎて量が不足気味なんで、あとでカリフラワーを買出しに行かねばならない。さて、うまそうなカリフラワーがあればよいが......。


 

2012年12月4日火曜日

野菜との交際

「書誌学」の再提出レポートが、採点教員が苦し紛れの妥協点を見つけてくれたおかげで合格になってきた。これで返送待機してんのは「古文書学」と「現代文学論」になった。

昨日香菜が珍しく並んでたんで買ってきた。早速昼の麺にトッピングして食べた。
香りが少なくて物足りなかったが、最近近所で売ってないんで贅沢は言えない。

買いだめが出来ないのが難である。ベトナムでは雑草扱いされているところもあると書かれた本を読んだことがある。雑草のくせに軟弱もんでありすぐへたってしまう。移植も難しいということはハーブの本で知った。まったく、一部の人から”臭い”といわれるだけあって面倒も臭い!

香菜で思い出したのは天津の市場で見た「カリフラワー」である。春節だったな。市場にはあふれんばかりの新鮮そうな野菜や魚で、人も多かったが、その中でも目を引いたのがカリフラワーだった。あんなにきれいでうまそうなカリフラワーを見たのは初めてだった。

 輸出する野菜は農薬をふんだんに使ってるということで、日本では敬遠する人もいるが、まさか自国で消費するものに日本向けのような農薬の使い方はしないだろう。TVのニュースだったか、農薬で真っ白になった畑をバックにインタビューに答えた中国人農家のお言葉。「まさか俺たちはこんなもん食わないよ」。

 農薬を使わなくても収穫してすぐ食べる野菜は、やはりうまそうなんだな。

ほうれん草を手に入れたが、お一人様1点の限定だったんで、青物が足りないと思いブロッコリーも安かったんで買ってきた。これが中国産だった。ブロッコリーはゆでると美味しそうな色に変わるんで、買うときの見た目は気にしないんだが、今回は見た目はさほどいいものでなかったんで、農薬の量は少ないんじゃないかと勝手に決め付けた。
 やはり輸入品にはちょっと身構えてしまう。一緒に買ったアスパラガスはメキシコ産であった。
ついでに言うと見た目は良いが香りの少ない香菜は茨城産である。

2012年12月3日月曜日

梅酒解禁

 昨日は試験日。8時には家を出、大正大学(試験会場)の正門近くの控え室で、前夜のアルコールをコーヒーで薄めながら詰め込み作業を行った。

 何人か同じ目的で来ていて、その中の一人に顔見知りがいた。同じサークルの人で埼玉在住だったと思う。サークルの活動にはほとんど参加しないので、連絡を取り合うこともないのだが、彼がすごく優秀なことは他の人からも聞いているほどの人物である。

 早速、いくつかの科目についての彼の感想や、情報を教えてもらったりして、もっとも難関と思ええる「古文書学」の模範解答?はいただけることになった。ありがたい!!

 彼は卒論も終わっていて、学芸員資格の講習や試験も全てクリアしていて、この日も「保険のための単位修得」のための受験だという。3年編入だからものすごいパワーで修めたんだと思う。

少しはなれたところから見ていたが、集中力もすごいものであり、ちょっと真似できそうにもないなぁ。


 試験はいつものように60点狙いで臨んだが、今回も怪しいもので55点から65点あたりではないだろうか。それ以上はどうひっくり返しても何も頭から出やしないんで30分で退室したが、これもいつもどおりである。

 帰り道、大学の向かいにあるスーパーで買い物。特売中なのか、何品か安い物があったんで自宅の近くの店で買う予定だったものも一緒に買った。
 しかし葉っぱが高い。ほうれん草、小松菜が高くて手が出なかった。キャベツと水菜じゃなぁ....
仕方なく青梗菜を買ったが、ほうれん草はどうしても欲しいんで、帰宅後出直すことにした。


 今週と来週は同居人が「実習」のため12日間連続お弁当なんである。緑葉野菜は定番で欲しい。ブロッコリーとかアスパラとか。にんじん、ミニトマトも欠かせない。
 結局ほうれん草をあきらめ、ピーマンを使って色合わせをした。


「実習」は実施施設も自宅から1時間以上かかるところにあり、実技内容も教官次第で相当精神的に辛いものであるようだ。前日からぴりぴりしてんのがこちらに伝わってくる。
 気分転換に録画してあった映画をともに鑑賞。

「ハートロッカー」。

選択のミスであった。中東におけるアメリカ爆弾処理班の話である。冒頭から緊迫したシーンで、2時間ちょっとの長丁場で気の抜けることがあまりない、ひどく疲れる作品だった。
 16ミリハンディカメラで撮った映像は動きが不安定で、精神的に動揺を与える効果は製作者の意図が最大限に成功してるんだろうな。

 結局、自家製の梅酒でやすむことにしたが、これが良かった。今年作ったもので初めて飲んだんだが、さっぱり味で非常に飲みやすく、うっかり飲みすぎてしまうほどである。同居人はなめる程度で終え、俺は飲みすぎてしまった。

 昨夜のメニューは「ぶりの照り焼き」、「白菜と厚揚げの煮物」、「のっぺい汁風のつゆ」。

2012年12月1日土曜日

結露の末路

同居人の発案で午後3時前に入浴開始。
風呂上りのビールがうまいこと、ったら.....

明日の試験を前に、回答をワードで打ち込みプリントアウトしてみた。
初めての試みである。やはり手書きより書きやすい。ブラインドタッチも出来ない俺がそう思えるくらいだから、ワープロを使いこなしてる人たちからしたら4000倍くらいそう実感してるだろうな。


これにチェックしながら、覚えるようにしたほうが効率はよさそうである。
まぁなんにしても試験は結果が全てに限りなく近いから、いまそう思ってても明日の10時半ころはどうなってるかは分かりませんが....。


今夜のメニューは「豚肉のキムチ巻き」、「さつまいもの黒ゴマ煮」、「わかめとねぎだけの味噌汁」。
これらを早めに作り上げ、5時頃から飲み始めるには絶好の天気になってきつつある。
残念なのはちょっと寒いことである。


ちょっと寒くて困ることが「結露」である。1週間ほど前から結露が目立ち始めた。
自宅のほとんどのガラスはペアガラスになってるんだが、枠組みのサッシに結露がひどい状態で発生してるから、結果的にペアガラスの効果は皆無に等しい。


 同居人の部屋は表通路に面していることから、格子戸の構造上工事を断念せざるを得ず、通常のガラスなので、結露の状態は激しい。結露をぬぐって1本のタオルを廊下で絞ると、夏だったら最適な光景になってたろう。

 つまり防寒用ガラスが結露製造要因になっているということだ。しかも寒がりな家主なので、仕方がないといえばそれまでなんだが。



今、こうしている間に窓ガラスはどんどん曇ってゆく。
見方によりゃスモッグで視界が悪い真夏と同じくらい?