2025年10月12日日曜日

 10月12日、星期天。

やっと、ナショナルリーグの地区優勝が決まった.対するフィリー第3戦は、ものすごい緊張感ある試合だった。それにしても佐々木選手の3イニングの投球は見事だった。ドジャースのクローザーとしてのポジションを決定させたと、言ってもいいんじゃああないだろうか。

 あっという間の幕切れも驚いた。MLB観戦、くせになりそ。


反して映画は得るものなかった。「ビッグトレイル」3時間もの大作で、監督がジョン・スタージェスならはずれはないだろうとかんがえたが、見事に外れた。内容はコメディウエスタンでしょうもないものだった。

 二度目となる「チャイルド44」。2015年、ダニエル・エスピノーサ監督作品。

スターリン政権下で起きた異常連続殺人をあつかったもので、国家からも圧力をかけられながらも事件を解決するMGB(多分KGBの前身)捜査官(トム・ハーディー演ずる)の苦闘を描く、傑作。俺が考えるサスペンス傑作映画の上位にランクする。ほかには「プリズナーズ(ドゥニヴィルヌーブ」、「ゾディアック(デビッド・フィンチャー)」。

 収穫があった作品は「ウイニー」。

違法にダウンロードできるソフトを開発した天才が有罪位となるまでを描いた作品で、検察側の無能さと権力の地位を悪用したいきさつが描かれている。勇気ある傑作だと思う。

2025年10月6日月曜日

ひろいもの

 10月5日。星期天。

天気も良くないが、相変わらずテレビ中毒である。レンタルはしてないのでテレビでろくがしたものをかんしょうしている。一応選択はしているものの、情報がまるでないものも多く、中には予想もしなかったひろいものにぶつかることもある。

「不時着した宝くじ」もそのうちの1本であり、傑作と言ってもいいだろう。タイトルからして有名なヒット作を連想させるが、ラブロマンスではない。南で、ある兵士が居酒屋で手に入れた宝くじが大当たりし、その当たりくじを落としてしまい、風に乗って北までとばされてしまうことから大騒動になるというお話である。分断されているとはいえ、ネットで情報はつつぬけで、当選金を巡って、南北が協力しあったり、コメディタッチ満点の作品となっている。分断ネタを笑い飛ばす点などをかんがえると、その険悪だった関係も少しは修復し始めているのはないだろうかとも思いたい。俺としてはマ・ドンソクの「犯罪都市」シリーズ以来のハングル映画の傑作となる。そのほかでもレンルしたものの中にあった「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」。2022年アメリカ映画。作家を目指す女性がニューヨークの出版社に就職し、一風変わった部署に配属されたことで成長してゆく姿を描く。配属されたデスクには封書の山があり、それらはすべてサリンジャー宛に書かれたファンレター。それらに目を通し返信を書くという仕事。決して私情を入れてはならぬという制約がある。サリンジャー本人とも会う機会があり、励まされて、ますます作家への道を歩もうとする彼女だった。最後は、「ハップワース」の出版を任されるというオチがつく。

昨年暮れまでの入院中にサリンジャーの著書を読んだだこともあってタイムリーな作品だった。著書も「ナイン・ストーリーズ」、「フラニー・ズーイー」と読みなおしたものもあり、「バナナフィッシュにもってこいの日」以来のグラス家シリーズを50年かかってようやく読み終えた。

サリンジャーはファンレターを一切読まないそうである。録画したものの中にもひろいものがあった。ボビー・ウーマックのライブ、ポール・アンカ




















































へのインタビュー、など。

 後者の「マイ・ウェイ」誕生のエピソード、しなとらとのやりとり、エルビスが歌うようになったいきさつなど興味深いものだったな。テレビ中毒バンザイ!






























入院中に

2025年10月1日水曜日

 10月1日。ようやくドジャースが勝って、メジャーリーグ観戦も一区切りがついた。やはり、所属日本選手が多いチームの応援になってしまう。ついでにアメリカ人選手も相当数覚えた。フリーマン、ベッツ、パヘズ、ヘルナンデス、マンシー、コンフォルト、などが打席に立つと、注目しちまう。それにしても大谷選手はすごい。ホームラン王争いがちゅうもくされるなかでピッチングも見事のひとことしか出ない。まだ中継は続くが、本来のtv中毒に戻ろう。

韓国バラエティー(「三食ごはん」)や録画映画やれんたるDVDなどである。有料チャンネルでも面白い企画が多い。例えば「相米信二特集」。これは他局ではやらない。自分でもレンタルを通して野郎うと考えていたんでまさにタイムリーだ。で、まずは「セーラー服と機関銃」、そしt「夏の庭」。もう一度観たいのが「跳んだカップル」、「お引越し」だ。未ソフト化作品もあるようだ。「夏の庭」のあとの、戸田菜穂のインタビューが興味深かった。そのほかの特集は相変わらずのワイスピやジュラシック、セカールの「沈黙」、寅さん、クリント・イーストウッドといったとこころで、地上波の黄門様、科捜研、必殺、剣客と代わり映えしないところは同じだ。洋画で変わったところでは「奇跡のバラ・ローズメーカー」2022年アメリカ。

コンクールで優勝して相続したバラ園を再建しようとする女性を描いたもの。職さがしの人たちも巻き込んでのコメディタッチのドラマ