久しぶりにまともな本を読もうと借りてきたのが「ぼくを探しに」。70年代インテリヒッピーが書いた絵本。倉橋由美子が訳と解説を書いているのも気になったので、多分図書館で絵本を借りたのは初めてのことになる。
考える頭(もともとないのだが)の衰えはこうした単純な話の前で、その醜態をさらす。ほとんど引っかかることなく読み終えた後、解説を読んでから改めて「考える力」のなさを痛感するのである。想像力のなさともいえる。脳みその委縮が原因なんだろうか?経年変化ってのは残酷だよなぁ。こういう現実に直面して、世の高齢者はカルチャースクールや社会とのつながりを求め、外に出てゆくんだろうか。
「ぼくを探しに」は、探す気になればぼくの「かけら」がなんであるか、それこそいろいろ考えることができそうである。暇つぶしに自分で思いついたものをあてはめてみるとするか。
午後から投票。投票日に用事があるわけではないが、同居人の兄が行くというのでついでにしてきたまでのこと。理由記入欄には「レジャー」と。それには嘘がない。俺にとってレジャーは暇つぶしとほぼ同義だからだ。
帰宅後「洋梨のタルト」制作。どうも手順が狂う。で、結果的にうまくゆかなかった。味には問題がないが、タルトが崩壊状態で、前回と様相がまるで違うんである。前回はリンゴだった。こりゃ、近日中にリベンジだな。
昨夜のメニューは「恵方巻」、「大豆とひじき五目煮」、「豚汁」、「ほうれん草のおひたし」、「ぶり大根」。
夕飯も一部でトラブル。恵方巻の酢飯の酢が足らなかったようで、酢が効いてなかった。ひじき煮の塩味が強すぎた(原因不明)。豚汁のみそ、赤だしを使ってしまった。ちょうどみそを切らして補充したのが特売で買った赤だしで、見事に豚汁には合わなかった。しかも豚肉が油分をほとんど切り落とした「メリケンポーク」。これも見事にミスマッチ。
節分ということで、この日を節目にしたいくらいである。まあ、台所の失敗は台所で返すしかないか。
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