2013年2月28日木曜日

ぽっかぽか

 午前中はレポートのための資料集め。「西洋史概論」は推薦(指定)する参考書が多い。今までの経験によれば、このタイプの科目は論点が見えにくく取り組みにくいんだが、それさえつかめれば楽に書けるはず。
 ところが地元の図書館では資料集めが結構難なんである。お隣の北区のほうが多いんで、様子を見ながらまた行くことになるだろう。

 昼に「コロッケうどん」を食ってから、午後はたまってた新聞に目を通す。この間3時間。

夜、宅急便で例の靴下到着。
足元が暖かくなり、夕食後「ライムライト」を観て心も暖かくなった。

チャップリン作品。有名なのに初見である。現在ではその風刺の鋭さは陳腐に思えてしまうが、当時としては過激だったんだろうな。エンディングが「街の灯」と同様、ほのぼのしてていいネ!

夜のメニューは「豚肉しょうが焼き」、「もずくとにんじんの酢のもの」、「なめこの味噌汁」。



 今日は50代最後の日である。とりあえず日常が待ってるんで、それを元気にこなししてゆくことが出来ることは幸福なことと思うが.....。のんべぇの悪いところで、「あと1軒、あと1杯....」。
 まぁ、死ぬまで同じ事繰り返すんだろうなぁ。おっと、晴れてきたんで布団干さなきゃ。

2013年2月27日水曜日

厚靴下をはけない親父

今回の奈良ではトラブルが多く、悪天候もさることながらいささか閉口した。

歯の詰め物がとれてしまったあと、めがねの鼻に当たる部分を自分の手で壊しちまった。
酔っ払っててしでかしたものではないから、以上は仕方ないにしても、就寝時に装着するマウスピースもどこかで紛失してしまった。こいつは歯ぎしりにから自分の歯を守るためのものである。
 本来は格闘技をやってる頃に作ったものだから、それ用ではないんだが、歯医者に聞いたらそれもありということで、つけたりつけなかったりでどうでもいいようなものだったが、今回初めて奈良にお供させたのが良くなかったようだ。

 札幌の雪道で靴が浸水してしまい散々だったが、同じ靴で奈良にきたら、9日の間降らない日がなかったくらい雪に見舞われた。最初の2日間でずぶぬれになり、仕方なく防水のトレッキングシューズを買った。ほんのちょっと大き目のものを買い、厚手の靴下を履くつもりでいたところ、スーパーでは適当なものが見つからなかった。
 新大宮の宿主が、ヨーカ堂に登山用品専門店があることを教えてくれたんで、早速買いに行ったところ、トレッキング用で適当なものはあったことはあったんだが、他のサイズにはある色が自分が欲しいサイズにはないんである。店員に聞いたら売り切れとのこと。

 さらに宿主が高の原のイオンモールの中にも同じ店が入ってると教えてくれた。全国チェーン店らしい。そこは大学がある駅なんで、スクーリング後に寄って見たらここにもない。
 店員が在庫を調べてくれたところ、他店にはあるようなんで2.3日で取り寄せられるとのこと。しかし2日後には東京に戻ってることを告げたら、東京の支店の在庫を調べ、西新井にある足立店でとっといてくれるというので、店員が熱心にやってくれたんで帰ったら必ず買いにゆくことを約束した。  

 さて、昨日は午後からジムへ行き、翌日西新井まで行くつもりでいたところ、当日の天気が悪そうなんでジム代わりに自転車で西新井に向かった。30分強かかった。

 4階建ての商業施設の2階にあり、商品の豊富さも知ってる2店舗とほぼ同じ規模だった。そこで革靴用の防水ワックスを見つけたので、それを持ってレジへ行き靴下の件を告げた。
 ところが、マンマミーヤである。
何を勘違いしたんだろう?な、なんとその靴下、奈良店に送ってしまったんだ、と。

 ミスは仕方ないから、善後策を提案してあげた。3月中旬にまたスクーリングがあるから、向こうで買うよ、と。店員は申し訳なさそうに、奈良から自宅へ郵送してくれるといってくれたんで、それに従った。なんと1足の靴下をめぐって人も靴下も行ったりきたりで大騒ぎであった。
                       この話、たい靴下?

 気を取り直して、帰りは寄り道しながら、あちこち見てまわることにした。この建物の近くにはアリオという巨大モールがある。そして少しはなれたところには関の原という商店街があり、昔はかなり賑わっていたであろうことを感じさせる。ここも時代の流れには逆らえない。
 最初に来たときは10年以上前でモールもなかった頃である。それでも高齢者に支持された店は元気に営業してた。
 ここではすごく威勢が良く5.6人の店員が客をさばいてる店から、ちょっと離れた夫婦でやってる八百屋で野菜を何点か買った。その隣の、ここも繁盛してる焼き鳥や揚げ物を売ってる店で「つくね」、「レバー」、「とり」、「ハムカツ(懐かしい)」、「野菜コロッケ」などを買った。やきとり1本50円。
 この店では珍しいものを見た。「キャベツ焼き」である。これって関西の食べ物じゃなかったっけ?


昼のメニューは「ニョッキ&トマトソース」、「タコライス」。
夜のメニューは「鮭とキャベツの蒸し煮」、「いんげん&タルタルソース」、「大根の味噌汁」
 そして焼き鳥、とくにつくねは卵の黄身にタレを混ぜたものに漬けながら食べるようにした。そしてならまちのスーパーで買った「えいひれ」。こちらはマヨ醤油たれで。さらに日本酒。

 留守中に予約録画したものの中から「金融腐敗列島」を鑑賞。大手の企業、特に金融業が闇の力の呪縛から逃れられないという、いわばマフィアものなんだが、いまいち緊迫感が伝わってこないのは、普通は悪役ややくざに扮してるはずの矢島健一や椎名きっぺいが良い人を演じてるから?
 テンポが良すぎるのも原因のひとつ。長回しをほとんど使用しないので、じっくり観客を不安にさせることが出来ない。この”間”ってむずかしいなぁ。

2013年2月26日火曜日

厳寒奈良日和 Ⅲ

2月21日 5分間開館を待って図書館でお勉強。それにしても開館待ってる人、ざっと60人はいたなぁ。奈良の人って....。

 着席して周囲が静かになりかけたとき、後ろの席の女子高生がおしゃべりをやめようとしない。うるさいのに誰も注意しようとしないんで、俺がなるべくでかい声で怒鳴りつけてやった。
 これには他の連中にも効果があったようで、全体的に静かになった。その数分前には、反対側にいた男子校生が物食ってて図書館スタッフに注意され、静かに出来ないなら退室するよう言われてたばかりなんだが、こいつらに生ぬるい対処ではだめなんである。
 とにかく奈良のガキはやかましい。

 一通りおさらいが済んだ後、場所移動してPCに向かってたら、お昼を少し過ぎて腹の具合も良くなってきたんで一旦新大宮に戻って、スタンド蕎麦屋で昼の定食で腹ごなし。
 例のおばさん、一人でてんてこ舞いのご様子。客は俺が二人目で、続けてカップルが二組入ってきた時点でパニクってた。要するにちょっと要領が悪いだけなんだが、その後に来た3人組を断っちまった。オーナーが見たらどう思うだろうか、気になるところである。

 とんかつ、古漬け、かぼちゃ・たけのこの煮物、味噌汁、料理の味はオーケーなんだが。


 そこから富雄へは近鉄各駅で4つ目。バス停で確認したら、50分待ちだって。2系統もあるのに、1時間に1本、他の系統は1日1本である。なんてこった、ぱんなこった。
 実は去年もこれで諦めて帰ったことを思い出した。この学習能力の欠如も直りそうにもない。しかも雪が降ってきた。踏んだりけったり、飛んだりはねたりである。
 今回は強行することにし、バスどおりに沿って歩き、40分かかって到着した。

プールの入場料800円はいかにも高い!しかし中に入るとシャワールームでのシャンプーなどの使用は許可されてる。この日は銭湯に行くつもりだったんで、しかも歩いたことで汗もしっかりかいており、銭湯代を浮かせることが出来都合がよかった。
 設備はきれいで、ドーム型の採光で明るく、水温も高めに設定してある。ジャグジーもウォーミングルームも大きく、全体的に広い。

 「水温が高くていいですね」って話しかけたら、にこりともせずご老体はうなずいたが、良く見ると彼は耳栓をしていたので聞こえていなかったんじゃないか?そういうこちらも鼻栓してるんで正確な日本語になってかも怪しいもんだが......。

 2階にあるフリースペースでバスの時間(1時間に1本)にあわせて休みながら、アリーナなどの設備をのぞくのにちょっとその場を離れたすきにジャンパーとか荷物が椅子から落とされてた。クソガキの仕業である。すぐ近くでヤンママがペチャクチャやって、ほっぽらかしのクソガキギャングがあちらこちらで抗争を繰り広げてるんである。こいつらが高校生になって、図書館でオヤジに怒鳴られるんである。


 富雄で立ち食いそば屋を探したが見つからず、乗換駅である西大寺の駅中で「にしんそば」を食った。うまい!

 何度か行った「俵」で新大宮最後の夜。ビールにチョイスできる大皿に乗ったお通し。大盛りで来るんでこれだけで酒2合は飲めるほど。
 明日が試験なんで追加のしめ鯖に酒2合でお開き。宿で一緒になった札幌のKさんがあとから入店したんでしばらくは奈良と札幌の話も肴にした。彼はフルマラソン経験豊富なアスリーターで、この2日間で40キロ走ったとの事。しかも観光もしっかりしているという”超人ロック(ジュウ)”、俺より年長である。
 宿に戻り、勢いで残ったウイスキーを宿主がかけてくれたストーンズの最新ベストアルバムを聞きながら飲み干してしまい、ダウン。


2月22日 かなりひどい二日酔い。洗面しながら見た顔は真っ赤っか。一緒に登校したKさんから「臭います」といわれ、結局夕方近くまで小便まで酒臭かった。

 古文書学の試験問題の6番から10番までは、くずし字を楷書になおし要約するもので、これの対策に多くの時間を割いてきたのに、出た問題は5番。見事に外れたが、それは良いほうに外れたんで15分で書き終わり、5分ボーっとしてた。

 愛知出身のT君と帰り、宿は違うがならまちなんでその夜は”もちいどの商店街”にあるファミレス風の喫茶店で定食とビール1本。飼えって8時にベッドに入った。

2月23日 朝ゲストハウスで買い置きした牛乳、オレンジ、ヨーグルトを食べてたら、米が食いたくなってJR奈良駅近くの松屋で朝定食。昨日の絶不調から回復。
 授業は日本史特殊講義。続日本紀が編纂者によって、天皇家に都合の良い様に史実を曲げて書かれたという具体例を聞かされたり、なかなか面白かった。ただしゃべり方が上野教授に似てたり、とにかく関西弁なんで.....。
 帰りはT君を誘って校門裏口から秋篠寺まで散歩。お昼にその話を持ちかけたんだが、午後の授業で僧眩坊が藤原宮子と密通して出来た子供といわれる人が開基したのが秋篠寺というはなしがあり、なんともタイムリー!
 奈良大学生らしく?会津八一の歌碑を読んでから西大寺まで続きの散歩。

一旦宿に戻り銭湯へ。そこでキャンパス内で見かけた顔だった人に声をかけたら、吉祥寺から来ているとの事。皆さんがんばりますなぁ。

 T君と今回3度目になる中華やで夕食。ビール2本と酒1合、レバニラ、餃子、ワンタンメン。〆はいつものS亭へ。風の森2杯。T君とは映画談義に花咲いた。春近し!


2月24日 授業終了後、一路大阪へ。今回2度目になる天神橋で散歩を楽しむためである。JR大阪の夜行バスターミナルのロッカーに荷物を入れ、天満あたりをぶらぶらした。
 ひととおり商店街を歩いたが、日曜日だからなのかJR天満周辺だけが賑わってた。

1軒目はお好み焼きや。おばさん2人くらいでやってる店でビール1本とお勧めお好み焼き(ミックスみたいなもの)。まぁ、どうということもないか。食べてる間、客が3.4人いるんだが、昨日きた酔っ払いの話に常連と夢中になりながらも、客をさばいていた。帰ったばかりの常連親子の身の上話が出てくるなんぞ、大阪のしょうもなさを目の当たりにした思いである。

2軒目は以前は行った店を偶然見つけたんで、ビール大瓶350円の看板につられて、吸い込まれていった。ここでビール1本とホルモン焼きで済まそうとしたが、明太子が食べたくなり、これに酒1合で〆ることにした。なんとも変な日本語を使うバイトの女の子はやはり中国人で、聞いてみたら吉林省の出身だった。コーリャン生産地である。

3軒目はカウンターのみのオープンでチープな居酒屋さん。一番手前が空いていたんで、そこで見るからにアル中のおばぁさんのそばで、酒を1合とおでん(厚揚げと大根)。店は揚げ物が売りみたいなんで店員からもすすめられたんで考えてるうちに、アル中のおばぁさんのおあいそ。しめて700円。ジョッキに入ったものを飲み干すと、そばにあるものなら何でもつかまりながらやっとのことで
立ち上がり、出口に停車してある歩行器にたどり着くと、何かもごもごいいながら帰って行った。
 さて、仕切りなおしで酒1合と揚げ物を注文。「紅しょうが」、「すじ」。後のほうの食材は大阪では好んで食べられてるもので東京ではあまりない。前者のほうはどうだろう?揚げ物の素材としては珍しいよな。食文化の違いを見せつけられた。
 何でもあり、という精神は根底にあるようだが、これも数ある商品化されたものが競争などで淘汰され残ったものに違いないのである。多分過酷な競争だったろう。

天満の飲み屋の発するエネルギーは、昨夜見た新宿の思い出横丁(しょんべん横丁)などとは比べ物にならないくらい膨大である。なんばが歌舞伎町なら天満に相当する東京の飲み屋街はどこだろう?ひょっとしてあるのかもしれないが、それはこれから俺の残りの人生で探してみようかな。

 今回衝撃的だったのは大阪や奈良の女の子の立ち食い、立ち飲みへの抵抗感のなさである。カップルならともかく一人でグラスを傾けてんのを随分と見た。この流れが東京に及ぶと、飲み屋の様相もだいぶ変わっちまうことであろうよ。
 

2013年2月25日月曜日

インターミッション

今朝6時半に新宿駅東口到着。疲れました。
残ってる「厳寒奈良日和Ⅲ」は明日つけることにして
今夜は「酒場放浪記」を観て寝ることにした。

今夜のメニューは「アジの干物」、「新じゃがジャーマンポテト」、「小松菜の味噌汁」、「きゅうりともずくの酢の物」。久しぶりに家庭の飯.....やっぱいいなぁ、ほっとするねぇ。

2013年2月21日木曜日

厳寒奈良日和Ⅱ

とにかく寒い!これが飲まずにいられるかっつーの。

くそ寒い中、今日は9時の開館を5分くらい待って、図書情報館で一昨日、昨日に続きお勉強。
席に着いてからずーっとしゃべり続けていた女子高生がうるさかったんで怒鳴りつけてやった。今回奈良行きのバスん中でも奈良のおねぇちゃんがお行儀悪くうるさかったのに引き続き、ほんまに奈良女はうるさい!おまけに鼻汁すすってる連中のなんと多いことか。
 ぴーちくぱーちく女とはなたれ小僧の県である。なんということか!南都だけに.....。

18日は朝、”FMこころ”から流れる小野リサでスタート。とはいえ二日酔いで午前中は宿六。
しかも雪である。結局1日中降り続いた。

 昼飯は駅そばのスタンド蕎麦屋。ここで今日の定食500円也。こいつがいけた。
メンチカツもよかったが量も味も申し分なかった。で、アルバイトのおばさん(失礼)とちょっとしゃべってたら話が日本酒のことになって、うまい地酒に話がおよび、彼女のもう一つのアルバイト先である飲み屋さんにあるという。で、夕方5時半の開店を待って雪ん中を外出しました。

 2階と3階が店になっていて、2階はカウンター9席の狭い店である。ところが入った途端カウンター越しに一瞬の困惑した表情が走ったのを見逃さなかった。なんとその日は予約がいっぱい入ってるとのことであった。月曜日だぜぇ。
 3人と4人だったんで真ん中の2席の一つを陣取った。
とりあえずのビールは”ハートランド”。珍しいから頼んでみたが、水だね。
 そのうち団体予約で19名、つづいて6名が3階に案内されてた。厨房2名は大忙しだ。俺に申し訳なさそうに気を使ってくれたのが気分良くした。合間を縫っててんぷらをお任せで揚げてもらったが、うまかったな。おっと、その時は日本酒”春鹿”の吟醸。うっすら甘口だが料理を邪魔しない程度である。続けておすすめの”力一”なる吟醸、なんとかという蔵元で作らせてるPBということだ。

 非常に飲みやすく、辛口ではない。甘党の俺にはピッタリである。
この店ではアルミの徳利でグラスは白ワイングラスである。香りも楽しめるようにしたのはオーナーのアイデアだそうだ。おしゃれだが店の演出としてはきざになっていないところが好感を持てる。
 おでんは”ロールキャベツ”、”ほうれんそう”、”だいこん”をゆずこしょうで食べる。

お品書きは筆で書かれ毎日更新されるそうだ。これもうれしい。BGMはジャズだ。俺でも知ってる耳にやさしいソニーロリンズがパーカーの曲を.....。(これはちと怪しい)

 宿に帰ったらクインシージョーンズがかかってた。「ソウルボサ」。で、ダウン。


19日、遊んでばかりいられない、ということで朝から中国語講座、そして図書館でお勉強。
昼は図書館内のしゃれおつなカフェで”ビーフシチューランチ”を大画面テレビでウィルスミスが貧乏どん底人間を演じる映画を見ながらいただきました。
 運動不足も少しは解消すべく、午後はJR平城山(ならやま)へ行き、総合福祉センターなるところのごみ焼却熱を利用したプールで泳いだ。
 そこから近鉄高の原(大学がある駅)まで歩きイオンモールで靴を買った。札幌でも水がしみ込んで難渋してたんだが、ここ奈良でも2日降った雪のおかげで靴はその機能をはたしてなかったんである。足の冷たさに耐えきれなかったんで、トレッキング用みたいな頑丈で暖かそうなものを選んだ。赤があればよかったんだが、それに近い朱色にした。奈良らしく?

 宿から持ってきた荷物は洗濯物であり、これらを持ちながら、さらには濡れ靴が追加され、結構な重労働になった。運動にもなっただろう。
 近鉄奈良まで電車。コインランドリー(ない宿なもんで)で洗濯し、その間銭湯でたっぷり温まる。
奈良の銭湯はコインランドリーを併設してないところが多い。またコインランドリーで地元の人の話を聞いたところによるとコインランドリー自体少ないそうである。この悪天候続きで洗濯物が乾かないということである。
 新大宮に戻ってから、県立奈良大の学生に紹介された沖縄料理やで夕飯。オリオンビールを二杯と”スパム&卵焼き”。これが結構なボリュームで、お酒の受け入れ体勢も十分でなかったことも手伝い、その学生のおすすめの”そーめんちゃんぷるー”はおろか、泡盛も一滴も飲まずに退散することになった。1品だけだったんで味のほうは特筆できるものではないな。
 宿の戻って落ち着いた後、ウイスキーをなめて、しかる後ダウン。


20日、中国語講座のあとイトーヨーカ堂の開店に合わせ外出。昨日買った靴に合わせ厚手の靴下を探した。0.5センチ大きめの靴を選んだので、登山用でなければ駄目だったんだが、ここではなかった。同じビルの4階にある登山専門店では、当たり前だがサイズも機能もピッタリのものがあることはあったんだが、色がないんである。たぶん切れてるんだろう。靴下1足に1500円も出すんである。色だけは譲れません500円。ということでヨーカ堂で安物でも心持集めのを選んで当座の処置とした。
 さてその次は図書館でお勉強である。手続きをしてカードを作りPCも使えるようにしたんで、久しぶりにニュースやメールチェックなどもした。やっと非日常のなかのちょっぴり日常回帰である。

 帰り道、遠回りして法華時近くにある業務用スーパーで冷やかし半分の買い物。蒸し麺が15円。同じ系列だろうと思うが東京より安いんで驚いた。酒も豊富で、宿主に聞いたところ、もともとが酒屋であったのを業務用スーパーに業態変化したとのことである。
 夕食は宿主が宿泊客の評判が良いというお店を紹介してくれたんで、そこでとることにした。「耕平」。名前からくるイメージで入ったら、どちらかといえばレストラン風でカウンターもない。しかも3階まである、このあたりでもキャパの広さはトップクラスではないだろうか?
 7時までの入店客は生ビール半額ということで、瓶党はすぐ路線変更。おつまみはお店の名のついた「お新香盛り合わせ」、「コロッケ」、「豚の角煮」。人参の漬かり具合もいいし、角煮は汁も上品で油ののこりもちょうどいい。満足。
 だがメニューが俺たち親父にはいささか不満である。まず酒の選択肢がいかにも少ない。しかも若い年代層を狙ったものなのか、スィーツまでのってんのにはあきれた。
 カウンターがなく6人席にひとりってのもけつの座りが悪くどうもいただけない。
そういえば途中で出勤してきたバイトが、グランドコートを羽織って外で呼び込みするのにはもっと驚いた。新大宮の初めての晩にその呼び込みの現場を見ているだけに常習化してるんだろうな。
 料理がいいだけに残念な気がする。営業スタイルの変更をお願いしたい。

宿に戻って、顛末を宿主に報告しながらウイスキーをちょっぴりなめてダウン。

2013年2月20日水曜日

厳寒奈良日和Ⅰ

出先でログ付するのも久しぶり。
現在これを奈良県立図書情報館というところで付けている。

いわゆる中央図書館であり、”中央”の名がついた図書館はならまちにあるんだが、自習はできない、狭い、PCが使えないという代物であり、地方のものとしては名前を変えてほしいものである。

今回は(も)「飲みログ」である。が、さすがに昨夜は酒が体を呼ばず、体も酒を呼ばなかったので小ビール2杯とウイスキーをなめる程度で9時過ぎには寝た。

初日、2月15日は近鉄奈良駅近くのHという居酒屋で夕飯。当日は「ならまちバル」とかいうクーポンを買ってセット料金ということで飲んだり食ったりできるというお祭り?みたいなことをやっていて、どこの店もそれで潤っていた晩であった。Hでも5客ぐらい来てたな。追加することもなく「ワンビァ+おつまみ1.2品」を平らげてさっさとおかえりになったんで、こちらもそれらを観察しながらちびちびやってました。この日はスクーリング後科目習得試験を2教科受けたことで、出来はともかくほっとして酒が進みました。

 ”しめさば”にビール2本、そして「風の森」3~4杯。



2月16日は行きつけのSへ。食べ物が少ないんで近くの中華屋Dへ寄って「チャーシューメン」&ビール1本(何も言わなくともサッポロ)。ここのご主人はカメラが趣味であり毎日曜の早朝奈良の自然を撮りまくってる。なぜかシイタケの佃煮(出来立て)をいただく。ビールの追加を頼みそうになってあわてて自制した。さてチャーシューメンである。麺よりチャーシューのほうが多いんじゃないかと思うくらいの量で、悪戦苦闘しちまったな~。餃子なんか頼んでたらとんでもないことになってたな。支払いの段になって1万円札しかなかったら、釣りがないから後でいいということになった。しかたなくSの階下にあるスーパーで買い物した後、また戻ろうと思いはしたんだが、結局Sに吸い込まれるように入ってしまった。
 ここでは「風の森」のしぼり酒限定品というのを3合ばかり。さすがに何もつまめなかった。
ここで待ち合わせたKさんとしばらく飲んだ後、Kさんが〆にラーメンでも、というんでついでだからDに行った、というより戻った?ここで餃子と焼きそばというKさんのリクエスト。趣味の似た呑み助である俺もこの日はほとんどつまめませんでした。あんずのリキュールをロックで2杯。これで宿に戻ったら、台湾人1名と日本人のカップルがお茶してたんで、ちょこっと仲間入り。ケーキをしっかりごちそうになってダウン。

2月17日は(前半)スクーリング最後の日。この日は新大宮のMでの宿泊なんだが、行きつけの店がどれも休みで、しかたなく宿に近い赤ちょうちんで飲んだ。2日続けて飲みすぎだったんでちょうど良かったかもしれない。やくざっぽいおやじとすでにご酩酊のじじぃが先客でおり、店の雰囲気はあんまりいいほうとは言えない。「揚げ出し」もだしが効いてなく、酒に至っては銘柄指定もできない、いわゆるチューハイ酒場だった。ビールもアサヒだけだし。
 早々に引き揚げ宿でウイスキーをちびちび。

2013年2月14日木曜日

箸墓の神話はR指定?

「書誌学」はほとんどが語句の説明という暗記力が試される試験であるため、暗記しなきゃならない語句を単語カード(懐かしい!)に転写した。が、その後すぐに単語カードを使っておさらいしようとしたら、転写したばかりなのに出来た問題は2.3問であった。一夜漬けがきかなくなってきていることは確かだ。明日は授業中にちょこちょこ内職せねばならないだろうなぁ。


 昼食、夕食とも在庫整理をかねてのメニューだったが、おおよそ上手くいったようだ。

昼食のメニューは「きのこペペロンチーノ」。スープをつけたかったんでイタリア産のインスタントのスープを鍋にあけてからミスに気がついた。スープには違いないんだが「スープパスタ」なんである。
こうして「ダブルパスタ」の昼食となった。

夕食は「塩焼きチキン」、「キャベツとウインナの蒸し煮」、「たまねぎと麩の味噌汁」。
鶏肉料理はレシピがもも肉を使ったものだったんで、今まで作ったことのないが、油をまったく使わない、ユニークなレシピで仕上がりも実にシンプルで同居人にも好評だった。

しかしキャベツ料理では最後にオリーブオイルをかけるというものだったんで偶然の組み合わせだったが、実に素晴らしいメニューとなった。

こうして残った具材は長ネギの白い部分と緑の部分であり、これらは刻んで冷凍にした。これでおしまい。


 合間を縫って「マルタの鷹」を鑑賞。J.ヒューストン脚本・監督のあまりに有名な作品。二度ほど観ているが、台詞が多く、アクションが少ない、ハードボイルド物としては異色な作品であり、それでも登場人物の性格描写はもちろん、テンポのよい進行は、やはり名作といわれるだけに観ていて実に面白い。サム・スペードはただ破天荒なハードボイルドの主人公とは一線を画している。スマート(賢い)でクールな探偵の代表選手だろうな。哀愁漂わせるマーローとはまったく違うから、「三つ数えろ」でのボガードのマーローはあんまり好きではない。ロバート・ミッチャムのほうがマーローに近いかもしれない。まっ、これは多くの評論家の意見の割れるところなんだけどね。

意見割れるところで思い出したのが箸墓古墳の立ち入り調査がいよいよ始まるとのニュースだ。学者や物書きが邪馬台国論争の結論が出るんではないかという思惑もあって、だいぶ大騒ぎになっているようである。が、それでどうなるというものでもなく、これで彼らたちの書いたものが売れたり、金払ってまでそんな話を聞きたがる連中から食い扶持を得るだけのことなんだが....。
 結論が出るなら早く出してもらって、とにかくいい加減に「ヤメタイ国」論争はやめたいものだ。中国の歴史の本にちょっとだけ載ってた国の事なんかどうでもいいんとちがう?未来を背負って立つ子供たちに残してもしょうもないものだろうが。

可愛くない”サイパンダ”

めっきり減ったバレンタインチョコ.....というと少しはあったかのように聞こえてしまうんで、正確に言えばまるでない年が続いている。チョコない歴3年になるか。

皮肉なもんで、ある年バレンタインがきっかけでチョコ好きになってしまってから、逆に減り始めたような気がする。
 とはいえ、まだ家族からもらえるんで正直これだけでもうれしい。

昨日は処分品の生クリーム(高濃度)とクリームチーズなどをつかって「マーブルレアチーズケーキ」を製作した。一行程を省いたんできれいな模様にはならなかったが、味はいける。
 在庫の板チョコが登場するときである。最近冷蔵庫にチョコはチェックリストの対象になっており欠かしたことがない。現在も「明治ミルクチョコ」3枚と「グリコアーモンドピーク」がある。これも食生活におけるQOL?


 奈良行き直前につき、「泡菜(中華風なます)」、「大根きんぴら」を製作。あとは汁物の具にして調整することで見通しがついた。
 昨夜のメニューは「タンドリーシュリンプ」、「じゃがいもチーズ焼き」、「きのこ&具沢山汁」。
今回、えびの背中から切り開く調理の仕方を覚えた。きれいに広がり、オーブンで焼いても殻を取り去ったときと比べ仕上がりの形も見栄えがあり、食べやすいものとなった。



グアムでの悲惨な事件は日本からの観光客なら、そのほとんどの人がぶらつく場所で起こった。2年前とその前年に行ったときのことを思い出したが、当然その場所は覚えてる。
ということでグアムを避けてサイパン、って訳でもないんだろうが昨夜BSでサイパンの旅行番組があったので観てしまった。懐かしいなぁ。最後に行ったのは....パスポートを出してきて確認したらちょうど5年前だった。ガラパン、タモン、マニャガハ、タポチョ山.....。う~む、むずむずしてきたな。
 行ったことのある数少ない外国の中で回数の一番多いところだけあって、楽しい思いでも多い。しかし複数で騒ぎに行ったほうが楽しいところである。ちょうど熱海や伊豆みたいな感じで。ダイビング仲間をもっと作っておくべきだった、と今後悔している。

2013年2月13日水曜日

親父のぐずぐずな生活

 昨夜のメニューは「キャベツといり卵のシュウマイ」、「たまねぎとツナの和風サラダ」、「ほうれん草の味噌汁」。シュウマイの手作りが好きになった。にらまんに続いてのことだ。だが餃子を苦手にしてるから克服したいのだが、餃子のときは同居人が手伝ってくれるとの事。実際包丁も使いこなせない同居人のほうがうまい。得手不得手はあるものだ。

 スクーリング初日の放課後の試験科目である「現代文学論」のテキストである短編小説を読み直した。読み直しながら試験の問題の回答に当たる文章を頭の中で作る作業である。

 寒かったんで途中から炬燵に入って寝転びながら読んでたら、案の定しばらく気を失ってた。
昼飯後だったんで当然そうなるであろう事は予想してたが...。

 「......についてどう思うか?」とい設問なんで主体性を持って書けることから、そんなにガチな態度で臨む必要もないんである。もう1科目の「書誌学」のほうが暗記することが多く大変なんだが、記憶力が極端に落ちてるんでなるべく当日近くにやったほうがいいんじゃないかと思い、14日の出発前まで集中してやる予定でいる。

 ということで、今日もそんなにやる事がなくなり、ぐずぐずな一日になるなぁ。
庄野潤三の小説のなかにも「ぐずぐず過ごす」家族のことを描いたものがあり、「ぐずぐず」がお気に入りになりそうである。

2013年2月12日火曜日

”食い歩き”と”歩き食い”

昨夜のメニューは「キャベツのコチュマヨ炒め」、「水菜といり卵のサラダ」、「大根の醤油麹汁」。それにスーパーで見つけた新野菜「あーさい」の茹でたもの。初めてなんでシンプルにマヨネーズで食してみた。原産は中国四川省で今回買ったものは佐賀県農協となっていた。
 ほとんど癖がなくなんにでもあわせられるんじゃないかな。


午前中に「塩麹」の仕込み。50枚あった紫蘇をつかって「紫蘇味噌」の製作。これも10日間留守するための準備の一環である。


 こうやって食料の在庫整理をしていると、自然に食文化そのものに興味を持つようになる。無駄を嫌う性格がさらに強くさせている。
 たとえば自宅の下は駅から近い歩道なので、未明のうちから人が行きかう。建物の隣にコンビニがあるのでなおさらである。ベランダからよく目にするのが物食いながら歩く人である。目だって増えた気がする。もちろん子供の話ではない。
 俺たちの時代にも歩きながら食ったりしてたが、非常にみっともないことであることを承知してのことであり、いきがってやってたんだろうし、そうすることで自由や開放感を味わってた気がする。
 今見る人たちからはそんな気配は感じられない。若い連中から高齢者まで、その年代層は広く、その姿はちょうど飛行機の空中給油みたいだ。歩く速度は食べていようがいまいが変わらない。

 そういえばタバコを吸いながら歩く奴らの速度も昔に比べて早い気がする。その姿は蒸気機関車である。スマアホを見ながら歩く奴らもそのうち今より早くなるんだろうか?

 こいつら総じて破滅に向かって突き進んだ先の大戦のわが糞日本の姿そのものに見えてくる。その大戦の後始末を背負った世代さえその仲間に加わってるんである。それはもう悲壮感なんかまるで感じられず、おばかな国に住んでることだけを再認識させてくれるんである。


 

2013年2月11日月曜日

ラムダイアリーⅡ

「ラムダイアリー」はジョニーデップの主演作品で、彼は製作にも名を連ねていることから、実話をもとにしているその主人公に対しての思い入れが強く感じられる、と評にも書かれていた。興行的には決して成功したとはいえないだろうが、レンタルが出たら観てみたいものである。ラムをちびちびやりながら。
 カクテルベースに良く使われるこの酒のストレートは、ジンと同じくらいの刺激があるが独特の甘みはジンにはないもので、飲んでて飽きが来ないちょっと危険な酒でもある。俺の場合、しゃっくりが出たら止め時みたいである。

 昨日観た映画は「インドシナ」。フランス植民地であったベトナムを舞台にした、ゴム園女性経営者の、南北ベトナム成立までの半生記である。現在の資本主義化したベトナムをみたらどんなに驚くだろうか?と考えちゃうくらい真摯な共産主義者が出現する。
 腐ったブルジョアジーを目の当たりにして青年たちは人民を思い、国を思う。そして理想に向かって暴走するんである。で、結果は元に戻っちまうんである。腐ったプロレタリアになっちまうんである。名ばかりの共産国として中国の次にベトナムは経済発展が著しい。5年前のベトナム旅行では農村部には行かなかったが、やはり貧富の格差は中国同様に広がっていることは容易に想像できる。
 で、作品のほうは、というと非常にドラマチックに描かれており、人物も類型的ではなくそれぞれが個性豊かである。ハロン湾が強烈なインパクトを与えており、劇中山場の舞台として写されている。



 次は「雨上がる」。黒澤明脚本になる作品。未完成だったらしいが、どうにもひねりもなにもなく、あぁ良い人たちの良い話だなぁ、で終わってしまうんである。もとの小説が山本周五郎だから、小説どおりであることは推察できるが、1時間半でも長すぎるくらいの内容なんである。三船四郎の殿様が目立ちすぎちゃって、どうにもいけません。お父様の敏郎さんの血を正統に受け継いでいますなぁ。

 だらだら日曜日はつづけて旅番組で費やした。「高田純次のベトナム旅行」。ダナン、いいところである。つづけてホイアンを途中まで案内して、来週はホイアンの夜をやるらしい。ホイアンは時間を割くことが出来なかった観光地であり、夜までいられなかった悔しさを残している。まぁTVでがまんすっか。

 つづけて「西原理恵子」の義父にまつわるドラマ化したものを観た。現在朝日新聞にも連載で自伝が載せられてることもあり、内容は知ってたが眠気をもよおしてこなかったので観てしまった。TV中毒になりそうである。この義父さんはギャンブル中毒だったようであり、彼女の旦那さんはアルコール中毒だったことは有名である。その話は最近映画化され、その2本とも観ている。どうも彼女は中毒患者に縁があるらしい。

 昨夜のメニューは「ほうれん草と豆腐のグラタン」、「キャベツとトマトのカレー風味サラダ」、「えのきとベーコンのスープ」。
 

2013年2月10日日曜日

ラムダイアリー

昨日行く予定だったジムへ午後に。
土曜日が久しぶりだったので、以前良く声を掛け合ったRさんに声かけられた。

歳は50代中ごろか?ランニングとウエートトレーニングをやっていて、実際外でもよく走っていることを聞いたことがある。体脂肪率は多分ひとけたとみる。

 最近の様子を尋ねたら、スカイツリーまで走っているとの事。往復20キロである。もう少しあるかなと思ってたが、意外と近いんだった。荒川河口まで15.6キロだから、そんなものなのか。まっ、どちらにしても自分には縁のないランニングプランである。

 ジョギングのほうは時速11キロまで回復した。ここらで途切れると、また回復するまで苦労せにゃならないところである。が、今週金曜日から10日間は奈良なんでトレーニングはお休みである。
奈良でも続けるべきだろうなぁ....。


 昨夜のメニューは「インゲンと春雨のチャプチェ風も炒め物」、「えのきとまいたけのナムル」、「豆腐と水菜と白菜キムチのトムヤンクン風のスープ」。


 夜は「ビューティフルガール」鑑賞。いわゆる青春グラフティ物。取るに足らない一品であるが、脇役ナタリーポートマンの13歳(当時は何歳?)の少女役のかわいらしさが印象に残った。登場人物が多すぎて、なぞるので手一杯って感じである。雪が多い土地の年末のクラス会が山場になる話で、雪はもう充分だったんで、こういう作品ももう充分である。

 続けて「上意討ち」。藩主にたてつき上意によって討たれる侍親子の話で、映画のリメイクである。撮影、編集ともに手抜きじゃないのって言いたくなるような出来である。先週見たサスペンスと同じ局で放映されたものだけに、ちょっと期待してたんだが見事に外れた。
 ラム酒をちびちびやりながら観てて、後半ピッチが上がってしまった。やけになることはないんだが、こうつまらないものを見せられると、ちょっとね。

2013年2月9日土曜日

昨年の医療費

 さぼり癖は身によくつく。
昨日もだらだ~ら、と。

 昨年かかった医療費を計算した。毎年やってることだが、反省材料にもなるんで続けている。ちなみに昨年は7万強のお金が使われてる。
 昨年初めにインフルエンザ、風邪と、秋の膝痛そして1年通しての歯である。月に換算すると6千円である。1回の飲み代に相当するから、深刻な問題である。こんなに医療費を使ってると思い出す、麻生さんのお言葉。今年はなるべく使わないよう健康に気をつけたいものである。
 同世代皆同じようであり、今年の(無料の)がん検診は盛況のようであり、(抽選制)予約が取れなったことで来週電話をかけて、窓口で直接予約しなければならない。



長女が用事で里帰り。短時間であるが”じゅうじろう”の面倒を見た。
ほんのちょっと泣かして、腕の中で寝かしちまいました。

同居人と3人での昼食のメニューは「お稲荷さん(衣は既製品)」、「かす汁」、「キャベツとツナと梅干の炒め煮」。デザートは長女持参の「いちご大福」と「草もち」。

北海道で乳製品が続いたんで、一昨日の「桜餅」、「道明寺」に続いた和菓子だが、あんこ派の俺には非常にありがたい。久しぶりの抹茶をたてていただきました。

午後は「喜劇 女は度胸」。森崎東さんの初期のヒット作。倍賞美津子の初主演作でもあったんだ。
全体的にドタバタ調であり、だらけけそうになるところを渥美清の演技が救っている。
 当時、題名に喜劇とつけた作品が多かったことを覚えているが、そもそもそれが気に入らず一本も観たことなかったがないことにも気がついた。本当におかしかったのは渥美清の出演場面だけであり、その他は喜劇とも人情劇ともどちら着かずの作品であり、これを喜劇というには清川虹子の台詞が重くて無理があるんじゃないか。倍賞美津子はあきらかにこの作品ではミスキャスト。河原崎健三の草食系男子がはまってる。


 午後に歯医者に行く同居人のために夜に変更したそのメニューは「紫蘇で代用したジェノベーゼソースのパスタ」、「コーンスープ」、「豆腐のチーズパン粉焼きにトマトソース」。


紫蘇が100枚入りで100円ちょっとで売ってたんで早速利用したが、残りをどうするかネットで探して「紫蘇味噌」を製作することに決めた。どうも安さにつられやすい傾向は改まらない。ただ物は買わなくなり、それは主に食品であり調理する手間がかかるだけで済み、しかも手間を厭わないからなおさら改まらない。
 しかし14日の夜からしばらく奈良に行ってるんで、そろそろ在庫を調整しなければならない時期になっている。

2013年2月8日金曜日

どうしたんだ?東京の雪は.(積もんなくてよかったべさ)

年だなぁ~。
帰宅して、寝床に入ったのが0時、朝二度寝したにもかかわらず、昼食後眠気に逆らえずダウン。

 1時間半寝たらやっとのこと回復したが、たまってた新聞を読むくらいで午後はぼーっとしてた。
それでも午前中は郵便局、図書館、レンタルビデオ屋、スーパー5軒と自転車で回って、うっすら汗をかいたほどであり、軽い運動並みに動いていたんである。

 昼食は同居人の兄のリクエストで「コロッケうどん」。
 

夕飯のメニューは「湯豆腐」、「さんまの塩焼き」、「にらまん」。
湯豆腐は小樽で買った”湯豆腐用昆布”を投入するためのメニューである。

薄い肉でちょうど厚めのわかめのようである。鍋仕立てにしたんで、鍋を囲んで今回の北海道旅行で食べたうまいものの話をしながらの”反省会”となった。
 事前の調査が不十分、不正確という指摘は現地でされまくったことから、”ガイドブック”くらいは買おう、ということになった。
 俺は現地においてある地図で充分だと思うんだが....。同居人のスマホにも随分とお世話になったことを考えると同意せざるを得なかった。


 我輩の今回の札幌~小樽旅行うまいものベスト3


1、二条市場(店名忘れた。確か店主の名前がついていたような.....)の海鮮丼
2、大通り「開」の牡蠣のてんぷら
3、すすきの「赤レンガ」の生ラムのジンギスカン

次点  すすきの「rue du bar」の二杯目のウイスキー

今度行く機会があっても雪や氷になった道を歩きたくないから夏にしたいものだ。
「オンザロック」はBARだけで楽しみたいものである。

2013年2月7日木曜日

脳みそ補充に札幌まで

両足の外側の筋肉痛、スケートをやった後の筋肉痛とほぼ同じだ。スケートがへたな人の痛める場所なんだろう。
 札幌は地下道を利用できるものの、観光スポットは雪道というより氷道、つまりリンクの上を歩かねばならないんである。特に横断歩道は車によって踏み固められたもので、とても良く滑る。

 横断歩道では2回転んだ。年食ってから冬の北海道は無理だな、と身をもって痛感した。

 現地では指の先が冷たくなりすぎて痛くなった。ホテルのサービスのカイロも手のひらは暖められるが、指先まで暖めるには手袋はずさにゃならない。

 防寒には下半身はヒートテック1枚で大丈夫で、上半身は東京にいるときとほぼ同じですごせた。
しかし2日目の小樽のようにふぶいたら最後、表にいることは無謀であるとしか言えない。
 
 今回の観光ではメインが小樽だっただけに、到着して駅から運河までの直線上でのふぶきはこたえた。それでも途中の線路跡での雪遊びだけはしっかり済ましてきたが...。

 もうひとつの目的が食道楽である。

羽田でのカレーライス~札幌・四葉パフェ~すすきの・ジンギスカン~同じくすすきのラーメン横丁・味噌ラーメン~小樽・寿司~小樽・ルタオのクレープ~北一ガラスのカフェ~小樽運河の倉庫のドイツビールとソーセージ~札幌・大通りでの牡蠣のてんぷら、うに他海鮮~札幌・すすきのの探偵のいないBAR~藻岩山ふもとのカフェ~二条市場の海鮮丼~サッポロビール園のビール~千歳空港で〆の味噌ラーメン。

 体重計が怖い!


やはり移動手段は市電が一番!ゆきまつりにはやたらに自衛隊の名が目立つ。予算額大幅大の効果か?

2013年2月4日月曜日

直前のお勉強

たくさん寝たんで二日酔いは軽症で済んだ。

午後はジムへ。いつもと同じメニューをこなし、調子も良い。去年のあの膝の痛みは何だったんだろう?ジムの回数も多くはなかったし、考えられるとしたら9月の奈良での山歩きか?やはり山は俺に向いてないのかもしれない。今後の奈良散歩は高低差のないところを選ぶように心がけようっと。

 昨夜の夕飯は外食。同居人、その兄、今日から北海道へ行く面子での前夜祭である。5年前に住んでたマンションの前にある中華やである。非常に庶民的な雰囲気と味の店であり、おかみさんも調理場のご主人も覚えていてくれて、話しかけてくれる。もう20年近くなるんだなぁ。

 量もしっかりある。いまどきの”がっつり”って言うんだろうか?”餃子”と”タンメン”で満腹である。同居人とその兄は、やはり定番のようにそれぞれ”餃子”と”ワンタンメン”、”餃子”、”チャーハン”、”ニラレバ炒め”。それぞれ満腹とのこと。


 帰宅後、今朝観た録画済のドラマの後編を観た。「最も遠い銀河」。テレビ朝日の開局記念とうたったサスペンスドラマである。主演の三浦友和のコメントをネットで読んで観たくなったんである。

 豪華なキャストは言うまでもないが、ストーリーは重い話でありながらエンターティメント性も追求した贅沢な作品である。「砂の器」を想起させるもう一人の主人公の設定。そう、「砂の器」をモチーフにしたに違いないのではないだろうか。

 舞台の設定も東京・小樽・ソウルとテンポ良く移動するので飽きさせない。フラッシュバックの使い方にもうちょっと工夫があればよかったんじゃないかな。同じ場面でも主体が変わるんでカメラワークも移動してくれれば、もっとサスペンスとして緊張した場面が観られたんではないか?

 韓国人の成功者の不遇な過去の描写がなく、説得力にかけちゃったし、最後の墓参りの場面は蛇足じゃないの?

 それにしても小樽が舞台になってることを知らなかったんで、予習もかねてお得なドラマ鑑賞であった。肝心の試験対策は2日間休み。そして今日から三日間も休み。

2013年2月3日日曜日

かりんとう愛好会

昨夜のメニューは「たけのこと厚揚げの煮物」、「あさりのにんにくスープ」と「恵方巻き」のよていであった。が、恵方巻きを巻くことが出来なかった。

酔っ払って帰ってきて?というより帰ってきたことすら記憶にないんである。さかのぼれば2時頃から記憶がないんである。
 想像するに、つくばからTXに乗って、多分眠りこけてただろうから秋葉まで行って、そこから京浜東北か山手に乗り換え、、駅から徒歩というコースだと思うが。
 
 昨日はダイビング同好会であったその名も「遣唐船クラブ」の新年会であった。事実上活動は停止状態であり、4名のうち2名は引退、1名は現役、そして自分は年に1回もあればいいほうで、昨年はゼロである。機材もほとんど残ってない。今年は6月か7月に宮古島で潜るつもりだが、そのときはフルレンタルということになる。引退する気はさらさらなく、こうやって集まったりするとすぐ行きたくなっちまうんである。来シーズンにはスキーも復活したいくらいである。そういえばスキーもこのメンバーで行ったことがあるんだったなぁ。

 しかしいい名前である。「遣唐船」。遷都1300年祭に作られた遣唐使船は今も残されており、新大宮と西大寺の間で電車からも見える。けばけばしい朱雀門や大極殿とともに眺めてると向学心がほんのちょっぴりだけ芽生えたりすることも....。このクラブで知り合ったTさんは「唐」の方と結婚されたし、Kさんは船は船でも”宇宙船”関係者と結婚しちゃたりで、これも何かの縁というものなのか?

 しかし、このクラブも名称を変える時が来たようだ。次回集まったときには提案してみよう。俺の考えた名は「かりんとう愛好会」である。昨日メンバーの一人である”クローバー嬢”からいただいたかりんとうがヒントになった。およそかりんとうの好きな人に悪人はいない。親父の遺言である?
 東京散歩も「かりんとう食べ歩き」にしたら楽しいんじゃないかなぁ。


二日酔いである。今日はおとなしくして、明日の北海道行きの準備でもするか。

2013年2月2日土曜日

すすきの大交差点

昨夜のメニューは「イタリアンハーブミックスの鶏肉のピカタ」、「温野菜サラダ」、「カリフラワーとジャガイモの味噌汁」。さらに「きゅうりと卵の炒め物」、これが余分だった。

それでなくとも昼の「味噌ラーメン」で卵を2個使ってるんで、この炒め物に使用しているのと、ピカタでのを合計すると7個になってしまったんである。毎週木曜日に買ってたのがたまってしまい、最大20個になったのを消化するために、なるべく使うようにこころがけたのがよくなかった。

 北海道で海鮮、それもいくらとかたくさん食べるつもりでいたんで、ここで必要以上にコレステロールを摂取してはならないんだが....。


 同居人に借りてきてもらったDVDを鑑賞。「探偵はBARにいる」。
娯楽作品に仕上がっており、特に編集が良くて、テンポが非情に良く2時間の長さを意識させない。
 原作があり、ハードボイルドの路線を踏襲した正統派ものであり、ある意味で無難といえるが、そこはキャストと編集の良さが良い作品に仕上げた。

 とにかくよく酒を飲む主人公には親近感を覚えちゃう。カクテル、ウイスキー、ジンギスカンでワイン、小樽の赤提灯で日本酒熱燗。んっ?ビール飲んでたかな?松重さんのビールの飲みっぷりのよさに気を取られていて、覚えてない。

 旭山動物園とかすすきの、大通公園など観光スポットもうまく取り入れられていて、何でも地元の映画館での興行成績が本州のそれを上舞ったところもあったということで、地元の盛り上がりも大変なものだったことがうかがえる。続編も作られるとの事。新しいヒーローの誕生である。

 身元姓名不明、太田胃酸、缶ピース、腕時計、携帯電話不携帯主義、運転手雇用主義等の設定は継続してもらいたいものである。これらの所以とか解説に省く時間があればそれだけ陳腐な物語になっちまうのは目に見えるからだ。テレビドラマにして粗製乱造の脚本の下では陥りがちなこと。


 いずれにしてもすすきの散歩に楽しみが増したような気になった。

2013年2月1日金曜日

お土産は「白い恋人」も

録画済の映画とドラマを観た・
「大いなる幻影」。ジャンルノアール作品。
ちょっと変わった戦争映画である。ドイツの捕虜収容所の話でフランス・イギリス・ロシアなどの捕虜や収容所所長の対立と交流を描き、シリアスさとユーモアが混在しており、終盤のフランス人の脱走のエピソードも感動的に描かれている。
 多分変わった風味がしたのは所長役のなんともいえない演技のせいではないだろうか?諧謔的な台詞や自虐的な生き方など、主演たちを完全に食ってしまいかねないほど印象的なんである。
何とかシュトロハイムという名優(怪優とも言われてる)であり、監督だということだ。「サンセット大通り」で老女優の執事を演じてたということだが、そういえばうっすら思い出した。
 映画の中で窓際のゼラニウムがすごくうまく使われ写されてた。その花を切り取る場面は感動的で、切り取った人は何とかシュトロハイムであった。


「バッケンレコードを超えて」。久々に観るテレビドラマである。北海道放送開局記念ということで製作された実話を基にしたものである。タイトルはスキージャンプの最長記録のことだそうだ。
 ドラマの最後に本人たちの写真も出た。キーポイントになる小道具や友情出演となる人物の配置などが効果的で好感持てる作品になってる。景色が良いことから映画でもそこそこいけるんじゃないかな?もっとも主演の知名度がいまいちか。


この日の国営ラジオで聞きたかった曲が続けて流れたんで非常に気分がよい台所作業だった。
先日雪がぱらついた時に、そういえば最近「白い恋人たち」が流れないと思ってたところだった。
 ある局のヒットパレードでは最長記録を作った曲である。映画はともかくフランシスレイの傑作のひとつであることは間違いない。
 もうひとつは「バスストップ」。大橋巨泉のコラムがしばらく新聞にのっていたことで、彼がDJをやってた「ビートポップス」を思い出し、その中でよくかかってた曲である。初期にはグラハムナッシュが在籍してたことはずーっと後で知った。

昨夜のメニューは「ほうれん草とベーコンのバター炒め」、「鮭とジャガイモの蒸し煮」、「かぶの
味噌汁」。

「古文書学」の再提出レポートが合格となって返送されてきた。今年次での最後のレポートになる。2月のスクーリングから帰ってきてから始めるつもりの「西洋史概論」の評価は4年次になるだろう。もちろん提出できればの話。
「古文書学」の模範解答は知人からいただいてるんで暗記するのみ。2週あるスクーリングとスクーリングの合間に試験勉強でもするかな。2月の奈良は高齢者がぶらつくには寒すぎるからなぁ。
 ともかくレポートが通ったのはめでたい。ということで昨夜は痛飲!