2014年9月8日月曜日

たまには頭の体操でも

159/103。

昨日は、朝から晩飯つくり。ぶりのあら煮汁で青梗菜と高野豆腐を煮、具材なし味噌汁で、炒めたじゃがいもとタマネギに油揚げを加えて煮詰めた。
 で、朝食は「ピザトースト」、「コーンサラダ」、「牛乳」、「バナナヨーグルト」。

午前中は久しぶりに読書。天気も悪くちょうどいい。20年以上前に買って積んどいた『江戸の戯作絵本』。これは杉浦日向子さんのご推奨のものだったのを記憶しているが、全6冊で、結構読みごたえがある。絵本なんで読むところは少ないが、解説に目を通さないとちんぷんかんぷんなところもあり、実家に置いてあった物をちょっと目を通して読む気になった。
 奈良大で書誌学を学んだのが役に立った。題箋や黒本などの用語が出てきたりして、学術本としても読める。当時の風習、流行りから隠語、洒落などの文化が描かれ、それも身分の低い町民の娯楽として栄えたので、そのレベルの歴史も読めて楽しめる。惜しむらくは文庫本のため、絵や細かいト書きやネーム(セリフ)など、よく見えないんだな。

昼食は「インスタントラーメン」。青梗菜、もやし、にら、コーン、卵入り。

午後はジム。この日は空いていた。自分が使うマシンもすべてスムースに使うことができ、ジョギングも待つことがなかった。11.5Kで25分、12.0Kで5分。おとといのきつさが嘘のように、この日は楽だった。

夕食は朝作った2品と「冷奴」。トッピング用に買っておいた大葉とみょうがを出したら、みょうがほとんど危篤状態の代物だった。安物には要注意だな。仕方ないんで半分くらいカットし「白梅酢漬け」にした。で、大葉だけになったんで、味に工夫を加えてみた。醤油を使わず、昆布茶をかけたんだが、これが意外といけることが分かった。何かの料理に使うために買ったものだが、普段飲むことがないから、こういう使い方もありかな。

 インスタントラーメンなどに入っている「かやく」。いつも漢字でどう書くんだろうと思いながら、そのままにしておいた期間は相当長いはずだが、この日やっと判明した。『江戸の戯作絵本』に載ってたんである。この本の中では「加役」だったが、辞書で確認したら「加薬」だった。どっちにしても間違いじゃないような気がする。本来の食べ物(ここでは麺類なんだが)に加わって役目を果たす、という意味と、加えて薬効があるものという意味である。加薬に使われるものには薬効のあるものが多く、七味などはまさに代表選手だ。

久しぶりに「お勉強」したんで、疲労が出たらしく、8時前にはダウン。

2014年9月7日日曜日

やっぱ、70年代?

141/91。

朝食は「サルサ・チーズトースト」、「牛乳」、「バナナりんごヨーグルト」。サルサソースが残っていたので、消化することに。ピザソースも残っていたのを発見。冷蔵庫の在庫の見直しの必要性を感じた。

テニス用の短パンにゴム紐を装着した。紐だけだと何かと不便だからだ。シューズも先日修理した。こちらはそこの周りのゴムがはがれたからである。ネットの処分品だけに....?
 洗濯ハンガーのピンチをつけ直し。現在活躍している洗濯ハンガーは10年近い年月を経ているが、あちこち修理しながら使い続けている。本体の劣化から、フックが壊れたものも、電気コードなどを利用して修理したくらいだ。愛着がわいてくるね。

いつも聴いている「ウイークエンドサンシャイン」でCSN&Yの1974年のライブを聴いた。音が良くないらしいんだが、もともと音が良くないラジオで聴いている分にはその違いは分からない。ただ、迫力というか気合いみたいなものを感じて、いい朝になったな。

午前中はデザートづくり。お隣さんのご子息が就職して、その会社の製造している食品添加物をいただき、そのままになっていたのを活用するためである。ゼラチンに似た性能を持つものであり、添付されたレシピをもとに「水ようかん」、「コーヒーゼリー」、「みかんゼリー」を作り、添加物50gは使い切った。こうやって能動的に使い切ってゆかないと、台所は残されて困るものが多くなってしまうのは、「断捨離」主義者としては不本意なんで、今後こうした作業がたびたび繰り返されるであろう。
10時から近所のクリニックの裏にある医療生協の会員たちがいろいろなサークル活動するところで「太極拳」サークルに初参加した。24式とはちょっと違うようで、ちょっぴり覚えていた動きはまるで役に立たなかったが、それなりに身体を動かすのは面白かった。6.7人のサークルで、講師は新宿に母体がある団体からアルバイトみたいな形で来て教えているようだ。毎月第1.2.3土曜日。暇つぶしが増えた。

昼食はもやし・にら・青梗菜・卵・メンマ入りインスタントラーメン。スープが粗悪品だったんで味覇を代用。

図書館に返しながら、CDを借りてきた。BBを見た後でチャカ・カーンを聴きたくなり、「恋のハプニング」が置いてあるのには驚いたな。これしかなかったんだが、これは俺がレコード盤で持っていたものである。レコード盤やテープで持っていたものはほとんどCDで買い、そろえ直したんだが、残っているものもあり、これもその中の1枚である。かなりファンキーなものなんで、おとなしめの物も借りた。ドニー・ハサウェイ。1974年制作のこのアルバムは聴いてみると、組曲みたいになっており、インストルメンタルもあり、ちょうどS・ワンダーの「キーオブライフ」を想い起こさせた。で、気になって「キーオブライフ」を確認してみたら1976年だった。もしかしたら、S・ワンダーはこのアルバムに触発された?
 また、偶然にもプロデュースがC・カーンのアルバムと同じ製作者によるものだった。自殺したこととR・フラッグとのデュエットしか知らないのは、あまりに勉強不足だった。
 3枚目はセルジオメンデスの初期の作品で、「ブラジル66」。25分という短いものだが、いい曲満載の素晴らしい作品である。

夕食のメニューは「大根の皮のきんぴら」、「いんげん・おくらの生姜醤油和え」、「きゅうりのぬか漬け」、「冷やしトマト」。これに残り物の「ぶりのあら煮」、「大根と揚げの煮もの」。大根と揚げの煮ものは味噌汁から身だけを取り出したものである。汁を摂取すると腹が膨れるし、塩分の過剰摂取になるからであり、今回初めて試みた。残ったつゆや汁もリサイクルする予定である。

発泡酒、ワイン、ウイスキーをちびちびやりながらCDを聴い堪能である。
ついでに「キーオブライフ」も聴きなおした。で、ダウン。



2014年9月6日土曜日

B・Bデー......バビデブー

136/84。

朝食はなんと「ニョッキ」、何日前のだっけ?これに「バナナりんごヨーグルト」、「ミルクココア」。
この日の朝は、いきなりティーカップを割ってしまい、なんとも気分悪い出だしだった。もともと取っ手の部分にひびが入っていたもので、いつかは、と思ってたが.....。

午前中は夕食づくり、ネットサーフィン、蛍光灯の掃除(虫の死がいの排除)、アイロンかけ、DVD鑑賞など。DVDは「ブルースブラザース」の映像特典で、25周年記念盤についているディスク2に入ってるものであり、ケイの兄に借りたもの。

昼食は「とろろそば」。

午後はジム。11.5Kで25分、12.0Kで2分(少な!)、クールダウン3分。混んでて30分以内に収めようとするとこんな具合になってしまう。11.4Kから0.1上げただけでちょっときつかったが、体調もあまりよくなかったな。

 更衣室では壁やロッカーによっかかって靴下やズボンの脱着をしてる高齢者が目立つ。なんでも高齢者の転倒死が交通事故死者数をうわまったんだと。まあ、こうした状況を見ると納得がゆくんである。しかも高齢者自体増加してるわけなんだから、大騒ぎするまでもないことだ。
 高齢者に自覚がないことが一番であり、ジムにもなにしに来てんだかわからない年寄りが多い。汗かけ、ってわけじゃないが、「ジムカフェ」の様相を呈している平日の午前中なんかにぶつかると、本当に嫌になっちまうんだよね。気が滅入る、というか。

しかし、転倒事故が多いってことは知ってたが、即死が多いことは知らなんだ。そうすると転倒から骨折、そして入院、さらに寝たきりになって、ただ死を待つばかりという高齢者の数はどのくらいなんだろうか?

夕食のメニューは「ぶりのあら・ごぼう煮」、「大根のみそ汁」。これに前夜の残り物の「とろろ」。

食後日本酒をちびちびやりながらDVD鑑賞。「ブルースブラザース」の本編である。3.4回は観ているが、やはり面白い。今回は、キャブ・キャロウェイとJ・キャンディの笑顔に癒されたな。チャカ・カーンの歌いっぷりも再確認。あと、特典映像にはあったシーンが本編でカットされてたのを発見した。しかし、すごい映画であることに変わりない。

2014年9月5日金曜日

どうも、はずれが続くなあ

137/85。

3日の午前中はダンス。水曜クラスの演目は「ワルツ」と「チャチャチャ」になった。先生が来る前に今まで習った「タンゴ」と「クイック」をおさらいしておく。なんとまじめな生徒だろうか?
 これは物忘れがひどくなった老化現象対策に他ならない。火曜クラスみたいに1か月のブランクであれだけ忘れちまうんだから、このクラスで「タンゴ」をやるのはたぶん1年近く先になるのではないか、と考えたら当然の対策といわねばならない。
 この日は男女各1名ずつ新たに参加。二人とも老人福祉センターの教室で一緒だった人で、俺よりキャリアがあり、やはりステップというよりルーティーンについてこられない点があっても、ステップはまるっきりの素人とは各段の差がある。

 昼食はケイの兄と「冷やし中華」。これで3玉50円は完食。卵焼き、きゅうり、ハムの代役の魚肉ソーセージ、梅酢漬け生姜をトッピング。

 午後から彼らの祖母の住む家に出かけた。

この夜は祖母の希望もあり「すき焼き」。米寿になる誕生日も近いこともあり、この日の食材は俺持ち。牛肉は、特に国産はどこで買っても高いなあ。しかも野菜も先の台風の影響が続いており高値だ。春菊が半分の量で158円(税別)。

この日の朝チェックしたメールでは、空手の先輩から失業したとのこと。突然だったらしく、ご時世の厳しさを感じる。確か50代になってると思うが、お子さんも成人していて、それほどお困りではないだろうが、それにしても再就職って、本当に大変だからなあ。

この日覚えた情報は「パスタは太らない」んだそうだ。イタリア人のデブは、パスタの後がいけないんだそうだ。本当にそうなんだろうか?だとすれば、パスタそのものだけなんだろうと思う。だって、売り場に並んでるパスタソースの類はどれも「太らない」とは言えない代物ばかりなんだから。
パスタが太らなきゃ、そばもうどんも太らないんじゃないだろうか?

泊まった翌朝は「納豆ごはん」、「インスタントみそ汁」。

午前中はケイの嫁入り道具の選別と、家財整理。寝具や食器などが主で、改めて物の多い家であることを確認した。

昼食は3人で近くのラーメン屋で。俺は「味噌ラーメン」と餃子3個と半ライスのセット。とにかく味が濃い。カップラーメンの1.5倍は濃いんじゃないかな。とてもじゃないがスープなんか飲めたもんじゃない。味気ない餃子にほっとしたもんである。ご飯にも助けられた。

帰宅がてらケイの買い物に付き合う。旦那の飲むビールを少しでも安く仕入れるために、俺がいつも利用するスーパーの支店がケイのアパートの近所にあるからだ。いつも買うより1本あたり20円ンも安かった。ちなみにビールの銘柄は「サッポロ黒ラベル」。俺も好きな銘柄だが、年金生活者のために発泡酒にグレートを下げている。

夕食のメニューは「ホッケの干物」、「おくらと長いもと納豆のめんつゆ和え」、「冷やしトマト」。めったに食べない、というよりほとんど食べたことがないホッケだが、ボリューム満点という点だけが受けていて、塩と油の加減のせいもあるんだろうが、サバと比較するとつまらない味だな。北海道特集の特売をかけているスーパーで買ったものだが、やはり他の魚にすりゃよかったかな?
 「ルンバ」のステップに「ホッケーステッキ」ってのがあるが「ホッケ、素敵」とはいかなかったな。














2014年9月3日水曜日

はずれが多い日

140/86。

昨日の朝は二日酔いの寝坊で明けた。おまけにPCをいじりながら、部屋の時計を見、その時間を念頭にして動いていたら、なんとその時計は1時間遅れていたんである。先日電池を取り換えた後、時間合わせを二度ほどしていたちょっと不安な時計ではあったが、二日酔いの頭はそこまで考えずにいたわけである。

 弓道場にはいつもより15分遅れで到着。I先生の掛け声で拍手で迎えられた。初段合格の知らせまで掲示板に貼られるなど、結構お祭り好きな道場である。今週の木曜日は休むつもりでいたが、その日は大先生の誕生パーティーも開催予定だということだ。
 稽古はいつもよりちょっと早めに切り上げた。ひどい疲れを感じたからだが、二日酔いが原因であることは間違いない。2段を不合格だったOさんにも笑われてしまった。近く飲む約束をした。

昼食は3人前50円の冷やし中華を1人前。具材はきゅうりと生姜の梅酢漬け。これにシリアル。なんともおかしな組み合わせだが、朝食が果物とヨーグルトだけだったんで空腹感が強かったからだ。

ケイたちとの待ち合わせ時間が3時で、火曜のダンス教室が終わる時間なんで、休むつもりでいたがやることにした。この日の女性の参加は2名。ダンスの腕が好対照の二人で、あまりお上手でない方と踊ったときはめちゃ疲れたな。1か月の夏休みで、できる人はそれなりに、できない人はさらにひどく、ルーティーンやステップを忘れてきていた。

ケイのアパートで「ハンバーグ」つくりの監修。これに俺が作った「ニョッキ」をトマトソース煮にし、ニンジンが余っているということから「グラッセ」の作り方を伝授した。ケイ夫婦の夕飯のメニューである。

 さて、俺の夕飯は、ケイたちと外食にして、ケイの旦那が帰宅する時間に合わせて解散することにした。
 まずは十条駅そばの「斎藤酒場」。ここでビール。通しは「落花生」。「カレーコロッケ」、「〆鯖」、「もつ煮」、「谷中生姜」、「トマト」。確かに雰囲気は昭和そのもの。食い物のボリュームはないが、価格からすれば妥当といったところか。

次は東十条までぶらつき、「埼玉屋」。やきとんの店である。入って、いきなりいちげんさんか尋ねられた。店のシステムを知っているか、ということだった。有無を言わさず一人9本の串焼きを食べるということだが、メニューが壁に貼ってあり、その日のおすすめも黒板に記されているんだが、9本の串焼きと一緒に食べきれる自信はないんで、システムに沿うことにした。俺はホッピーと串焼き。ケイが旦那と夕飯をともにしなきゃならないんで、全部でひと串くらいしか食べられず、俺とケイの兄の二人で食べきった。途中で旦那からメールあり、ケイが抜けた。
 サルサソースやバターにパセリを混ぜたものをのっけたものなど、およそやきとんのイメージを変えようとした努力は無駄であり、ちっともうまくない。やたらに濃い味のものあり、せっかくいい肉をうまく焼いたり、味付けしていないなど、基本がなってないな。「日本一の豚肉」なんてのたまう店員も店員で、よそで食ったことあんのか?と切り返したかったくらいである。ダメな店の典型。

帰り道王子でもう一軒。「半平」。かなり前からある、駅前の一見普通の居酒屋だが、これがまた変な雰囲気の店で、客は俺たちだけだった。で、店員は間違いなく外国人で、注文を受けに来た少年は中国人。尋ねたら日本に住んで2年。ちっとも日本語が上手でない。

 ここでは燗酒。つけかたはちょうどいい。「煮込み」と他1品。料理はふつうレベル。店内はへたな日本語で価格も周辺相場を無視したもので、第一に酒が高い。客がいないのもうなづける。

帰宅してウイスキーの水割り。この日、一番うまい酒だった。

2014年9月2日火曜日

もつ煮デー

 121/78。

昨日の朝食は「納豆」、「梨」、「牛乳」、「ヨーグルト」。

午前中はテニス。出かける直前に雨になり、カッパを着込んで出かけたら、到着した時点で、Tシャツも短パンも汗まみれで、何のためにカッパを着たかわからなくなった。帰りは絶対カッパを着ないで雨まみれで帰ろうと決めた。
で、帰りは小雨になっていて、濡れるのも気にならないくらいになってた。

帰ったら、ケイが来ていて、一緒に冷凍ピラフで昼食。
この日はケイの兄も来ることになっていて、ケイとは「煮込み」を一緒に作る約束をしていた。

レシピは先日コピーしたものをあげていたが、やはり作業を実際することで覚えてもらいたかったからである。素材はにおいがきつくて油も多く、はじめの時点で怖気づいてしまう恐れもあるからだが、この下処理を手抜きするとおいしいものが作れない。

で、もつは買ってあったんで、そのほかの野菜を買い出しに出かけたところで、ケイの兄がやってきて、ばったり外で遭遇した。近所の友人と約束があるとのこと。

野菜は大根・ごぼう・人参・生姜。長ネギ・にんにくである。これにこんにゃくが加わる。調味料もみそと下処理の小麦粉と焼酎があればOK。きわめてコストパフォーマンスの高い料理だ。

戻って、おやつに「あんみつ」を食べてから作業に入った。

小麦粉ともつをもみこむことから始めたが、ビニ手を着けさず素手でやってもらった。いい経験になると思ったからだ。そのあと、ぬるま湯で洗い流し、実際に油がたくさん落とされたところもかくにんしてもらった。最初は誰でも驚く場面である。排水口はこの時点で油まみれになる。
 次はホワイトリカーで、やはりもみこむ作業である。この時点でもかなりの油が落とされる。

あとは酒とねぎの青い部分と生姜の皮、にんにくと水を加えて1時間、ことこと煮込むだけである。

で、野菜などを加え、30分煮、味噌を加えて10分煮こんで完成!

ケイの兄との酒盛りは飲み屋メニューになった。「湯豆腐」、「ナスの浅漬け」、「焼きトウモロコシ」、「きゅうりの白和え」と「煮込み」。

ケイにはこの中のいくつかをもって帰ってもらった。自分の好物になった「もつ煮」を旦那とつっつく幸せを味わってもらいたいものである。

で、結局ケイの兄の食欲のおかげもあり、鍋いっぱいのもつ煮は完売。

が、用意した栃木県は小山の大吟醸酒はあまりおいしいものではなかった。名前は「門外不出」。やはり門の外には出してはいけない酒だったのかもしれない。



2014年9月1日月曜日

初段合格

151/100。

昨日の朝も二日酔い。その分起きた時間は四時ころだったが、酒の量が多いときは疲れも取れない。実に不健康なスパイラルである。

朝食は「納豆」、「梨」、「牛乳」、「ヨーグルト」。お米を炊いて弁当用の「おにぎり」制作。

7時半に家を出たが、曇り空なうえ、ちょっと小雨を感じて気がついた時には、都電の停留所だった。せっかくI先生にいただいたビニールカバーを忘れちまったんである。前夜のうちに荷物チェックし、この日の出がけに玄関で、再度チェックしたにもかかわらずである。

青砥の駅を出て、反対方向向かってしまったことを、中川に出てから、犬を連れて散歩していたご婦人に尋ねてわかった。どうも酒が抜けきってないようだ。

それでも会場が開く30分前には到着した。

着替えてから「開会式」そして審査員たち上級者の演武を鑑賞。審査は下っ端から行われるんで、もちろんはじめのほうである。番号は28番。昭和28年生まれとしてはラッキーナンバーだ。5人ずつ受けるので、欠席がなければ3番目になる。動作としては最も楽な位置である。まさにラッキー。

P先生が応援に来てくれて、いろいろ指導してくれて非常に助かったなあ。2段を受けるOさんにもいろいろ教わったけど、どちらかというと雑談のほうが多かったな。稽古のときはあまり話せなかったからな。まあ、60歳代の二人は、若い人がほとんどのこの会場では暑苦しく感じられたろうなあ。

しょっぱな、入場でミスった。さらに早矢(一本目)の取り掛かりのタイミングを間違えそうになり、手が出てしまったのを戻したが、これはしっかり見られたろうな。P先生が観たところによると、初級では審査員は入場を全くと言っていいほど見てなかった、とのこと。これもラッキー?
 ちょっとあがったが、自分の番がくりゃぁ、やってることはいつもと同じで、大先生の稽古日では先生が真正面に立っていたりするわけだから、集中してると気にならなくなったようである。当たりこそしなかったが、ちゃんと届いて、2本目などは惜しかったな。

だいぶ待たされ、1時半から筆記試験。「射法訓」をなぞって、振り仮名をつけたり、「射法八節」を記述、あとは感想文みたいなものを書くだけのことで1時間は要らないな、と思っていたら、やはり、三〇分経過後自由退出だった。もちろん30分で出た。奈良大時代を思い出したな。
 が、先生二人のうちの女性の先生から書き直すよう指示さえた、それは「引き分け」の「き」の字は要らない、というんである。確かに教科書もそうなってるんだが、厳しいことである。

合格発表が四時半。とにかく長い1日だ。会場であるスポーツセンターの周辺はお店がない、と聞いていたが、時間がたっぷりあったんで、ちょっと外出したら、すぐ近くに「ミニストップ」を発見した。ここで菓子パン2個と缶コーヒーを買い、戻ってから食べた。実技の後の11時ころ持ってきたおにぎりを食べたんだが、どうにも燃費が悪くなってるらしい。まぁ車体が古いからな。

合格発表後、登録料徴収という話になった。まさに寝耳に水である。しかも4620円、高額じゃんか。足りなかったらどうしようと思ってたが、幸い滑り込みセーフだった。残金115円也。

Oさんは残念ながら合格に届かなかった。早矢を失(落とす)し、そのあとの動作が緊張しすぎていたところを見られたのではないか、とのことだった。確かに緊張度は、俺の6倍は高かったな。

元パン屋経営者であり職人であるOさんとは、趣味の話や酒の話で盛り上がり、楽しい時間を過ごせた。気を取り直し、火曜日の稽古で会うことを約束して別れた。
 P先生からは、今後の指導はもっと厳しくなることを予告された。やれやれ。
それでも帰り道は、また夏が戻ってきたようないい感じだったな。

夕食のメニューは「ぬか漬けのきゅうりと茄子」、「みょうが・ねぎ・おかか奴」、「おでん」。
ぬか漬けの補充は野菜の高騰でままならない。昨日でぬか床は空き家状態になった。冷蔵庫もみょうがを最後に在庫はほとんどなくなった。残金115円といい、貧しいものである。

わびしさを忘れんがため、発泡酒から日本酒へ。こちらの在庫はまだ切れない。で、ダウン。